高知
高知観光
坂本龍馬の出身地として知られる、カツオ漁が盛んな地域

SNS映え必至!透明度バツグンの海!高知・柏島で楽しむ絶景巡り

取材・写真・文:

訪問エリア:47都道府県

2021年7月20日更新

769view

お気に入り

高知県大月町にある柏島。今、流行りのSNSでも話題にのぼる程の素晴らしい海がある島です!今回はそんな柏島の海の絶景と、同じく絶景を楽しめる「大堂山展望台」および「観音岩展望台」について紹介します。

この記事の目次表示

驚く程の透明度!これが柏島自慢のエメラルドブルーの海だ!

  • 柏島

まるで港に停泊した船が浮かんでいる!?と話題になる程、海の透明度の高い柏島。ご覧ください!これが柏島の海です!本州でありながら、ここは沖縄の離島か!?と錯覚してしまうくらい透明度バツグンの海で、“エメラルドブルー”という表現がこれ程しっくり来る光景もなかなかありません。

四国の最南西端に位置する柏島は、沖合を流れる豊かな黒潮の影響と、“秘境”であるが故に近くに大きな都市がなく、海が本来の美しさを保っていることから、これだけの素晴らしい景色を私たちに見せてくれています。県庁所在地である高知市からは車でおよそ3時間。最も近い宿毛市街地からでも、車で40分ほどかかります。

辿り着くまでには苦労しますが、柏島までは平成15年(2003年)に開通した大堂トンネルと平成5年(1993年)に開通した新柏島大橋のおかげで、車でのアクセスは比較的容易です。

なにより何時間もかけて辿り着いた先に見る、柏島の海の美しさと言ったらそりゃあもう…!それだけ価値のある絶景です。ぜひ四国の“端っこ”の島で見る景色の感動を、あなた自身の目で確かめてみてくださいね。

  • 写真:てっぴい新柏島大橋から見た柏島の海

柏島の海は橋の上から見るのがおススメです。上記写真は、柏島と四国本土とを結ぶ新柏島大橋から眺めたもの。晴れている時には輝くようなエメラルドブルーの海が眺められるのは言わずもがなですが、柏島の海が恐ろしいのは日差しを遮られているタイミングでも、海の底がクリアーに見える景色が楽しめること!

写真の海は晴天ではなかったため、“エメラルドブルー”の海ではありませんが、“コバルトブルー”の海という表現がピッタリです。まるで、海にそのまま青色の絵の具をたらしたかのような美しいグラデーションが広がります。新柏島大橋の近くには、もう1本の柏島橋という橋も架かっていますので、そちらから見る海も最高ですよ!

柏島
高知 / 夏のおすすめ観光スポット / 絶景 / インスタ映え / 女子旅 / 島・離島 / ダイビング / 綺麗な海
住所:高知県幡多郡大月町柏島地図で見る
電話:0880-62-8133

山の上から柏島を一望出来る絶景展望台!「大堂山展望台」

  • 大堂山展望台

さて、素晴らしき柏島の海を楽しんだ所で、ここからは柏島周辺にある絶景スポットの紹介になります。まずはこちらの「大堂山展望台」。その名の通り、山のてっぺんにある展望台で、柏島を含めた見事な太平洋の大パノラマを楽しむことが出来ます。

写真一番奥に見える大きな島は「沖の島」。お隣の宿毛市に属する有人島です。そして、海がグラデーションになって見事なエメラルドブルーに輝いている辺りが、先程まで紹介していた新柏島大橋と柏島橋が架かっている付近です。200m超も標高のある山の上からでも、周囲の海と比べて明らかに透明度が異なるのが分かる柏島の海。もはやさすが、としか言いようがありません。

  • 写真:てっぴい大堂山展望台から見る大堂海岸

大堂山展望台では、柏島の方向だけでなく反対側の足摺岬方面の景色も楽しむことが出来ます。見どころは真っ白な岩の壁がずーっと連なる断崖絶壁の海岸線!この辺りは四国本土の中でも海に向かってぴょこっと飛び出したような独特な地形になっていて、一帯が「大堂海岸」と呼ばれる景勝地になっています。

なのでぜひ、こちらの大堂山展望台では、柏島を含めた海の絶景はもちろんのこと、360度ぐるりと見渡すことの出来る大堂海岸の大パノラマを心置きなく眺めて行くと良いでしょう!

大堂山展望台
高知 / 展望・景観 / 絶景 / 展望台
住所:高知県幡多郡大月町大堂山地図で見る
電話:0880-62-8133
大堂海岸
高知 / 自然・景勝地
住所:高知県幡多郡大月町平山 大堂海岸地図で見る

目の前に広がる圧倒的な迫力の断崖絶壁!「観音岩展望台」

  • 写真:てっぴい観音岩展望台

最後に紹介するのは「観音岩展望台」です。上の段落で紹介した大堂山展望台よりも柏島にずっと近く、新柏島大橋からは距離にしておよそ1km。柏島にアクセスする高知県道43号線沿いに駐車場も整備されていますので、展望台まではそこから歩いて向かいます。

観音岩展望台の魅力は、なんと言ってもパッと視界に飛び込んでくるこの大迫力の断崖絶壁です。先程の大堂山展望台からは、遠くからしか見ることの出来なかった大堂海岸の海岸線が!こんなに間近に!!

まるで壁のように連なる巨大な岩山の海岸線が、海に落ち込んでいく様子は見逃せません。断崖絶壁の上を歩いて行くように整備された展望台までの遊歩道も、スリルと見応えの両方が楽しめておススメですよ!

観音岩展望台
高知 / 展望・景観 / 展望台
住所:高知県幡多郡大月町柏島地図で見る

次のページを読む

高知の旅行予約はこちら


高知のパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

高知のホテルを探す

高知の航空券を探す

高知の現地アクティビティを探す

高知のレンタカーを探す

高知の高速バスを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


食べ歩きが楽しい!四国のグルメな観光スポット11選

賑わいある表参道が魅力の「金刀比羅宮」や、歴史ある温泉街歩きも楽しい「道後温泉」、ご当地感あるグルメが揃う「ひろめ市場」など、食べ歩きを楽しみたい、四国のグルメ...


【2024最新】日本の人気の島・離島TOP50!旅行者が行っている島ランキング

広島の宮島や沖縄の古宇利島、山口の角島をはじめとする日本の離島を、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に行ってい...

【西日本】家族旅行におすすめの観光地27選

ジンベエザメが見られる世界最大級の水族館「海遊館」や、パンダの飼育数日本一の「アドベンチャーワールド」、大迫力の観光放水が見られる「黒部ダム」など、西日本の家族...

【2023】8月の国内おすすめ旅行先20選!夏休み旅行にぴったりな観光地特集

真夏の猛暑でも出かけたくなる夏でも涼しい避暑地・観光スポットや、夏は一層美しく見える絶景スポットなど、8月のお盆休みや夏休みにおすすめの国内旅行先をご紹介します...

国内のおすすめドライブスポット・コース55選!車でのお出かけを楽しもう

絶景ドライブを楽しめる角島大橋や、富士山の眺めが見事な箱根スカイラインに西伊豆スカイライン、四季折々に花々が咲き誇る房総フラワーラインなど、車でのお出かけにおす...

この記事を書いたトラベルライター

日本全国を駆け巡る国内旅行専門の旅ブロガー
どうもみなさまこんばんは。個人で「日本全国旅そうだんBlog」という旅ブログを営んでいるてっぴいと申します。関東在住の20代で、休日や祝日は主にサイクリングやドライブを通じて西へ東へ飛び回っています。学生時代には自転車の荷台にテントや寝袋などの荷物を山ほど積んで、2週間や3週間、長期の旅に出掛けていたこともありました。現在はドライブや旅先でのサイクリングが中心ですが、そんな私が今まで見てきたこと、体験してきたこと全てひっくるめて、国内旅行の魅力について紹介していけたらと思いますので、よろしくお願いします。
http://cyclingtour587.blog.fc2.com/

埼玉県唯一の「日本の滝百選」!丸神の滝の絶景に出会う旅

皆様は「丸神の滝」という滝をご存知でしょうか?埼玉県小鹿野町にある落差76mの滝で、埼玉県では唯一「日本の滝百選」にも選ばれています。両神山の麓、いわゆる秩父の...


“滝の始まり”を見ることが出来る?!奥日光・湯滝の魅力

奥日光にある湯滝。日本三名瀑にも数えられ、言わずと知れた日光・華厳の滝や、鮮やかな紅葉が大変素晴らしい竜頭の滝と並んで、「奥日光三名瀑」に数えられる美しい滝です...


【千葉】南房総絶景夕焼けスポット!多田良海岸&北条海岸

千葉県南房総市にある多田良海岸と館山市の北条海岸。ともに夏の海水浴シーズンには多くの海水浴客で賑わう場所ですが、西側が海に開けた絶好の夕焼けスポットです!今回は...

本州から!九州から!美しい関門橋の景色に感動する関門海峡の旅

本州と九州との間を隔てる関門海峡。最も距離の短い所だとその間わずか700m弱しかありませんが、本州と九州とを結ぶ連絡橋として昭和48年(1973年)11月14日...

【和歌山】日本三名瀑!那智の滝と世界遺産・熊野古道大門坂を巡る旅

紀伊半島の南部、和歌山県那智勝浦町にある那智の滝。熊野灘に面する海岸沿いから、およそ5kmほど内陸に入った紀伊山地の深い山の中に位置する滝です。茨城県大子町にあ...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります