高知県大月町にある柏島。今、流行りのSNSでも話題にのぼる程の素晴らしい海がある島です!今回はそんな柏島の海の絶景と、同じく絶景を楽しめる「大堂山展望台」および「観音岩展望台」について紹介します。
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驚く程の透明度!これが柏島自慢のエメラルドブルーの海だ!
まるで港に停泊した船が浮かんでいる!?と話題になる程、海の透明度の高い柏島。ご覧ください!これが柏島の海です!本州でありながら、ここは沖縄の離島か!?と錯覚してしまうくらい透明度バツグンの海で、“エメラルドブルー”という表現がこれ程しっくり来る光景もなかなかありません。
四国の最南西端に位置する柏島は、沖合を流れる豊かな黒潮の影響と、“秘境”であるが故に近くに大きな都市がなく、海が本来の美しさを保っていることから、これだけの素晴らしい景色を私たちに見せてくれています。県庁所在地である高知市からは車でおよそ3時間。最も近い宿毛市街地からでも、車で40分ほどかかります。
辿り着くまでには苦労しますが、柏島までは平成15年(2003年)に開通した大堂トンネルと平成5年(1993年)に開通した新柏島大橋のおかげで、車でのアクセスは比較的容易です。
なにより何時間もかけて辿り着いた先に見る、柏島の海の美しさと言ったらそりゃあもう…!それだけ価値のある絶景です。ぜひ四国の“端っこ”の島で見る景色の感動を、あなた自身の目で確かめてみてくださいね。
柏島の海は橋の上から見るのがおススメです。上記写真は、柏島と四国本土とを結ぶ新柏島大橋から眺めたもの。晴れている時には輝くようなエメラルドブルーの海が眺められるのは言わずもがなですが、柏島の海が恐ろしいのは日差しを遮られているタイミングでも、海の底がクリアーに見える景色が楽しめること!
写真の海は晴天ではなかったため、“エメラルドブルー”の海ではありませんが、“コバルトブルー”の海という表現がピッタリです。まるで、海にそのまま青色の絵の具をたらしたかのような美しいグラデーションが広がります。新柏島大橋の近くには、もう1本の柏島橋という橋も架かっていますので、そちらから見る海も最高ですよ!
- 柏島
- 高知 / インスタ映え / 島・離島 / 綺麗な海
- 住所:高知県幡多郡大月町柏島地図で見る
- 電話:0880-62-8133
- Web:https://www.town.otsuki.kochi.jp/kanko/info/kashiw...
山の上から柏島を一望出来る絶景展望台!「大堂山展望台」
さて、素晴らしき柏島の海を楽しんだ所で、ここからは柏島周辺にある絶景スポットの紹介になります。まずはこちらの「大堂山展望台」。その名の通り、山のてっぺんにある展望台で、柏島を含めた見事な太平洋の大パノラマを楽しむことが出来ます。
写真一番奥に見える大きな島は「沖の島」。お隣の宿毛市に属する有人島です。そして、海がグラデーションになって見事なエメラルドブルーに輝いている辺りが、先程まで紹介していた新柏島大橋と柏島橋が架かっている付近です。200m超も標高のある山の上からでも、周囲の海と比べて明らかに透明度が異なるのが分かる柏島の海。もはやさすが、としか言いようがありません。
大堂山展望台では、柏島の方向だけでなく反対側の足摺岬方面の景色も楽しむことが出来ます。見どころは真っ白な岩の壁がずーっと連なる断崖絶壁の海岸線!この辺りは四国本土の中でも海に向かってぴょこっと飛び出したような独特な地形になっていて、一帯が「大堂海岸」と呼ばれる景勝地になっています。
なのでぜひ、こちらの大堂山展望台では、柏島を含めた海の絶景はもちろんのこと、360度ぐるりと見渡すことの出来る大堂海岸の大パノラマを心置きなく眺めて行くと良いでしょう!
目の前に広がる圧倒的な迫力の断崖絶壁!「観音岩展望台」
最後に紹介するのは「観音岩展望台」です。上の段落で紹介した大堂山展望台よりも柏島にずっと近く、新柏島大橋からは距離にしておよそ1km。柏島にアクセスする高知県道43号線沿いに駐車場も整備されていますので、展望台まではそこから歩いて向かいます。
観音岩展望台の魅力は、なんと言ってもパッと視界に飛び込んでくるこの大迫力の断崖絶壁です。先程の大堂山展望台からは、遠くからしか見ることの出来なかった大堂海岸の海岸線が!こんなに間近に!!
まるで壁のように連なる巨大な岩山の海岸線が、海に落ち込んでいく様子は見逃せません。断崖絶壁の上を歩いて行くように整備された展望台までの遊歩道も、スリルと見応えの両方が楽しめておススメですよ!