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2日目【7:00】裏摩周展望台
釧路市街から約1時間45分のドライブを経て、摩周湖へ到着です。道中は山深くなっていき、野生のシカがひょっこり現れることもありますので、運転には十分お気を付け下さい。筆者も何頭かと出会いました。
摩周湖を鑑賞できる展望台は3つありますが、今回はスケジュールの関係で「裏摩周展望台」をチョイスしました。摩周湖は清浄な湖水を維持しており、2000年代からの平均値として、透明度20メートルを維持しているそう。展望台からはその透明度までは分かりませんが、標高の高い位置から摩周湖を眺めることができます。
- 摩周湖
- 弟子屈町(川上郡) / 自然・景勝地 / 観光名所 / ツーリング / 湖
- 住所:北海道川上郡弟子屈町地図で見る
- Web:https://www.masyuko.or.jp/introduce/mashu/
- 裏摩周展望台
- 清里町(斜里郡) / 展望・景観 / 展望台
- 住所:北海道斜里郡清里町清泉地図で見る
- 電話:0152-25-3601
- Web:https://www.town.kiyosato.hokkaido.jp/kankou/spot/...
【7:30】朝の「神の子池」を堪能
裏摩周展望台から車で約15分移動すると、「神の子池」へ到着です。神の子池とは、摩周湖の伏流水でできていると言い伝えのある神秘的な池です。水深は5メートル。エメラルドブルーに輝く姿と、水中に沈んだ化石のような倒木に圧倒されます。
早朝に訪問すると、朝霧とのコラボレーションを見ることもできて、より神聖な空間を堪能できるでしょう。駐車場からも歩いてすぐですし、周囲は220メートルと小さいため、散策時間は30分程度あれば十分です。
- 神の子池
- 清里町(斜里郡) / 自然・景勝地 / パワースポット / ツーリング / インスタ映え / 観光名所
- 住所:北海道斜里郡清里町地図で見る
- 電話:0152 - 25 - 4111(きよさと観光協会)
- Web:http://www.kiyosatokankou.com/kaminokoike.html
【9:00】「摩周の湧き水」を汲む
神の子池を後にし、阿寒湖方面へと向かいます。その途中で「摩周の湧き水」を汲みます。こちらは地元の方も利用するような、穴場スポットです。冷たく、雑味のない湧水の味を楽しみましょう。空のペットボトルを事前に用意しておく必要があります。
「摩周の湧き水」へ行くには、後述する道の駅摩周温泉の駐車場を利用します。駐車場から道路を挟んだすぐ反対側に位置しています。歩いてすぐ到着できます。グーグルマップにも掲載されていますので、参考にしてみては。
【9:15】「道の駅摩周温泉」でエゾシカバーガーを朝食に
湧き水を汲んだ後は、道の駅摩周温泉に車を停車したまま、道の駅に立ち寄ります。店内は広く、菓子・食品類から雑貨まで一通りのお土産は揃うでしょう。屋外には足湯スペースもあり、誰でも利用できます。足湯で丁度良いくらいの熱い湯でした。タオルを持参しましょう。
売店では「エゾシカバーガー(600円)」が人気のようです。ふわふわのパンにミンチ肉と野菜が挟まっています。他にも10種類弱のバーガーや、いもだんご、じゃがバター、あげいもなど、北海道特産のジャガイモを使ったメニューが豊富で朝食にぴったりです。
- 道の駅 摩周温泉
- 弟子屈町(川上郡) / 道の駅・サービスエリア / おみやげ屋 / 観光案内所・ビジターセンター / 足湯・手湯 / ドッグラン / ハンバーガー / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:北海道川上郡弟子屈町湯の島3-5-5地図で見る
- 電話:015-482-2500
- Web:http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/440/
【9:50】「森の天然水」を汲む
道の駅摩周温泉には裏庭のようなスペースがあり、そこでは「森の天然水」と名付けられた湧き水を汲むことができます。綺麗に整備された木立のなかで、地下約70メートルから湧いた水が勢いよく流れます。
地元の環境コンサル会社が調査した結果も展示されていました。水が汲みやすいように取水口が整えられていますが、容器の販売等はありませんので、空のペットボトルがあると便利です。
- 森の天然水
- 弟子屈町(川上郡) / 名水
- 住所:川上郡弟子屈町湯の島3丁目5番5地図で見る
- 電話:015-482-2500
- Web:https://www.masyuko.or.jp/michinoeki/index.html
【10:00】なんだろう橋を渡り「水郷公園」を歩く
引き続き道の駅摩周温泉に車を停車したまま、15分程周辺をお散歩します。近くには釧路川が流れており、橋の上から素敵な景色を眺めることができます。橋には西アフリカ産の高耐久性木材が使用されているそうで、「なんだろう橋」と名付けられています。木の橋とは珍しいですね。
橋の先には「水郷公園」が広がります。池にはカモが泳いでいます。池の中には鯉ではない、華やかな色をした魚が泳いでいました。特に遊具等があるわけではありませんが、穏やかな風景を楽しむことができる公園です。
【11:30】阿寒湖へ移動し、半日観光
道の駅摩周温泉を堪能したあとは、車で約45分かけて阿寒湖へ移動します。具体的には、阿寒湖温泉街を目指しましょう。阿寒湖温泉街には高級ホテル、レストラン、お土産屋さんが大変充実しています。アイヌ文化を学べるスポットも多く、異文化体験もできるでしょう。
観光地として見どころがコンパクトにまとまっているため、歩いて町を散策できます。筆者はアイヌコタン(アイヌが暮らす集落で、民芸品店が立ち並ぶ場所)に車を停車し、ランチに出かけたり、遊覧船に乗ったり、ショッピングを楽しみました。阿寒湖畔エコミュージアムセンター付近にも大きな駐車場がありますので、参考にしてみて下さい。
阿寒湖の見どころやモデルコースについては、以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご参照ください。
- 阿寒湖アイヌコタン
- 釧路市 / 観光名所
- 住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-19地図で見る
- 電話:0154-67-2727
- Web:http://www.akanainu.jp/
- 阿寒湖畔エコミュージアムセンター
- 釧路市 / 博物館 / 雨の日観光
- 住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-1-1地図で見る
- 電話:0154-67-4100
- Web:http://business4.plala.or.jp/akan-eco/
- 阿寒湖
- 釧路市 / 自然・景勝地 / 観光名所 / ツーリング / 湖
- 住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉地図で見る
- Web:http://ja.kushiro-lakeakan.com/news/area/area_akan...
【19:00以降】ナイトウォーク「カムイルミナ」に参加or移動
阿寒湖観光を半日楽しみ、ディナーを終える頃合いになったら、ナイトウォーク「カムイルミナ」に参加します。「カムイルミナ」とは簡単に、昼間は「ボッケ遊歩道」となっている湖畔の森が、プロジェクションマッピング等のデジタルアートで彩られ、その中を少人数グループで歩くという新種のアクティビティです。詳しくは以下の記事をご参照ください。
また、半日阿寒湖を観光したら、早めに移動に入るという方法もあります。例えば阿寒湖温泉街から釧路方面までは車で約1時間20分、網走方面までは約1時間半です。参考までに筆者は、阿寒湖の民泊(airbnb)に宿泊し、翌朝に釧路空港へと向かいました。
- 阿寒湖の森ナイトウォーク KAMUY LUMINA(カムイルミナ)
- 釧路市 / 体験・アクティビティ / 穴場観光スポット
- 住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-5-20地図で見る
- 電話:0154-65-7121
- Web:http://www.kamuylumina.jp/
この記事を書いたトラベルライターから一言
阿寒湖温泉街を出発し、釧路空港へ車を走らせること約40分。「道の駅阿寒丹頂の里」があったので、ふらりと立ち寄ってみました。そこでなんと「よつ葉乳業」のソフトクリームを偶然食べる機会ができました。よつ葉乳業といえば北海道に本社を置き、高品質の牛乳や乳製品の製造販売を行う会社です。ミルクの良い香りがして、滑らかな舌触りのソフトクリームで、北海道の貴重な思い出となりました。(Sosyu Kikuchi)