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【3】リバーバスの乗り方ガイド
夏の暑い日、エアコンのきかない地下鉄は、かなりつらく感じるもの。また朝夕の渋滞時は、バスやタクシーも悲惨な状況になります。そんな時に使えるのが、市民も利用するリバーバス。バスや地下鉄より少々割高になりますが、旅の一幕にクルーズ気分が味わえます。
リバーバスは、市民の足用のものと、観光用のクルーズ船があるので、時間があえばナイトクルーズ、ディナークルーズなどを楽しむのもお勧めです。
運行時間と料金
路線によって時間が違いますが、早朝より運航していますし、本数も多く、主要ピアなら20分ほどの間隔で運航しているので、道路が渋滞時には重宝します。ピアには電光掲示板もあり、到着時間の確認もできます。
チケット購入も可能
オイスターカードでの支払いは、チューブの場合と同じで、乗降時、カードリーダーにタッチするのをお忘れなく。またピアには券売機もあるので、チケット購入も可能です。
ボート船室内には、売店もあり、奥へ進むとトイレやデッキも設置されています。料金形態は、セントラル、イースト、ウェストなどのゾーンによって設定されています。
運行ルート
運行ルートは下記の6種類です。
- [RB1]エンバンクメント〜ノース・グリニッジ
- [RB2]セント・ジョージ・ピア〜バンクサイド・ピア
- [RB4]カナリー・ワーフ〜ヒルトン・ドッグランズ
- [RB5]ノース・グリニッジ〜ウォールウィッチ・アーセナル (土日のみ運行)
- [RB6]プットニー〜ブラックフライアーズ・ピア (月〜金のピーク時&夜のみ)
【4】タクシーの乗り方ガイド
バスと並んで、ロンドン名物の黒いタクシー、オースチン。ブラック・キャブ(Black cab)と呼ばれていますが、実は黒だけじゃなく、様々な色、様々な車種が走っています。定員は5人。大量の荷物や複数で乗車する場合も便利です。市内中心部では、流しのタクシーがたくさん走っていますが、それ以外なら、駅周辺が拾いやすいです。
TAXIランプに注目
フロントガラスの上の「TAXI」ランプが点灯しているのが空車なので、手を水平(イギリス流)にあげてとめます。助手席側の窓から、行先を告げてOKなら、自分で後ろのドアを開けて乗り込みます。車内はとても広く快適です。
料金
料金はメーター制なので、交渉の必要もなく安心ですが、初乗り料金は£3(¥549)。クレジット支払いも可能です。走行距離や時間によってメーターが上がります。夜間や週末、祝日は割増料金になります。現金での支払いは、降車後、助手席の窓から支払います。チップは料金の10%程度です。
最後に
上記で紹介した乗り物のうち、タクシー以外はすべて賄えるのがビジターオイスターカード。便利、簡単、時短、格安と良いことづくしでお勧めです。詳しくは、関連記事をご覧ください。
(※記事内の金額は、2023年7月現在の為替で計算しています。)