【フランス】美しいボルドー市街を満喫する1日観光モデルコース

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• 世界遺産の街「月の港ボルドー」
• 【1】ボルドー最古の石橋「ポン・ド・ピエール」
• 【2】今も鐘を鳴らす「グロース・クロッシュ」
• 【3】世界遺産の大聖堂「サンタンドレ大聖堂」
• 【4】ボルドーのオペラ座「グランド・テアトル」
• 【5】オシャレなワイン博物館「シテ・デュ・ヴァン」
• 【6】ヨーロッパ最大の可動橋「ジャック・シャバン・デルマ橋」
• 【7】フェリーで「ガロンヌ川」クルーズ
• 【8】フォトジェニックな水鏡「ミロワール・ドー」
• 【9】ボルドーの中心「ブルス広場」
• 【10】レストラン街「サン・レミ通り」と歩行者天国「サン・カトリーヌ通り」
• 朝から晩まで楽しめるボルドー市街散策

世界遺産の街「月の港ボルドー」

• 写真：Mayumi Iwasaki

世界的に有名なワインの生産地であるボルドーは、ガロンヌ川周囲の三日月のような形をした旧市街一帯が、「Bordeaux: Port of the Moon（月の港ボルドー）」として世界文化遺産に登録されています。フランスの歴史と気品を感じるボルドー市街を1日散策してみましょう。

【1】ボルドー最古の石橋「ポン・ド・ピエール」

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「Pont de Pierre（ポン・ド・ピエール / ピエール橋）」はボルドー旧市街と右岸を繋ぐアーチが連続した石橋です。ナポレオンの命を受けて建設されたため、「Napoleon Bonaparte（ナポレオン・ボナパルト）」の文字数に因んで17のアーチが使われていると言われています。

• 写真：Mayumi Iwasaki

1882年に完成したボルドーにある最古の橋で、全長は490m。歩道と車道だけではなく、現在では橋の中央に線路が2本敷かれ、トラムも走るボルドー市街の交通の要でもあります。

• 写真：Mayumi Iwasaki

朝のお散歩やジョギングもオススメですが、夜には橋の上に立つガス灯がオレンジ色に輝く様子や、そこから眺める夜景も美しいです。

• 写真：Mayumi Iwasaki

まずはこの橋を渡り、橋の中腹や対岸から美しいボルドー市街やガロンヌ川の流れを眺め、ボルドー散策をスタートさせましょう。

【2】今も鐘を鳴らす「グロース・クロッシュ」

ピエール橋からVictor Hugo（ヴィクトル・ユーゴー）通りを西に進むと右手に見える「Grosse Cloche（グロース・クロッシュ）」は、かつての街砦の上に建てられた大きな装飾時計を持つ鐘楼です。

• 写真：Mayumi Iwasaki

41mの太い柱で支えられたダイナミックな時計塔は今なお現役。かつてはブドウの収穫や火災を知らす鐘として使われていましたが、現在も年に数回祝日などに鐘の音を聞くことができます。鐘楼の向こうにあるSaint-James（サン・ジェームズ）通りには、小さくて素敵なカフェが点在しているのでブランチにもオススメです。

• 写真：Mayumi Iwasaki

鐘楼を見終わった後は、ヴィクトル・ユーゴー通りを眺めながら更に西へ進みます。フランスらしい洗練された雰囲気を感じる街・ボルドーでは、スタバでさえもなんだかオシャレに見えてしまいます。

【3】世界遺産の大聖堂「サンタンドレ大聖堂」

パストゥール通りを右折して更に5分程進むと到着するのが、「キリスト教聖地巡礼路」の一部として1998年に世界遺産にも登録されている「Cathédrale Saint-André（サンタンドレ大聖堂）」です。

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荘厳でダイナミックなゴシック様式の大きな双塔はボルドー市街のどこからでも確認することができ、ボルドーのランドマーク的な存在になっています。

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特に人気なのは1250年に作られたという北側の王の門の彫刻「最後の審判」で、その繊細な細工は一見の価値ありです。

【4】ボルドーのオペラ座「グランド・テアトル」

「サンタンドレ大聖堂」から東のガロンヌ川方面に進むと、ボルドー随一のショッピング街Saint-Catherine（サン・カトリーヌ）通りに行き着きます。数々の有名ショップが軒を連ねているので、ウィンドウショッピングしながら北へ進みましょう。

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歩くこと約10分。Place de la Comédie（コメディ広場）に現れるギリシャ神殿風の建物が国立歌劇場の「Grand Théâtre（グランド・テアトル）」です。1780年に建てられたルネサンス様式の建築は、均等に配置された12の円柱の上に女神像が並んでいて、オペラ座の名にふさわしい華やかさを感じます。

• 写真：Mayumi Iwasaki

オペラやバレエを観覧しなくても、定期的に行われているガイドツアーで内部の見学も可能です。パリのオペラ座のモデルにもなったという豪華な館内を是非体験してみましょう。

• 写真：Mayumi Iwasaki

また日が暮れて来るとコメディ広場ではどこからともなく音楽が聞こえて始め、様々なグループによるパフォーマンスが始まります。夜のライトアップされた様子もとても美しいので、夕暮れ時に再度訪れるのもオススメです。

【5】オシャレなワイン博物館「シテ・デュ・ヴァン」

「グランド・テアトル」の近くにある「Grand Théâtre」駅からトラムBに乗ってガロンヌ川沿いを15分。次はワイン博物館「Cite du Vin（シテ・デュ・ヴァン）」に向かいます。

• 写真：Mayumi Iwasaki

「Cite du Vin（シテ・デュ・ヴァン）」ワイン好きでなくても必ず楽しめる仕掛けが詰まった斬新な博物館です。2016年にオープンした流線型の斬新な建物がボルドーの新しいシンボルになっています。

• 写真：Mayumi Iwasaki

遊び心たっぷりの個性的な展示スペースの中で、ワインの歴史や産地、ブドウの品種や製造過程、カルチャーとしてのワインの楽しみ方に至るまで、ワインに関することが総合的に楽しんで学べます。

• 写真：Mayumi Iwasaki

1Fには50種類のグラスワインと美味しいタパスのレストラン「La Brasserie（ラ・ブラッセリー）」、7Fには世界各国の500種類以上のワインとお料理がボルドーの絶景と一緒に楽しめる展望レストラン「Le 7（ル・セット）」があります。午前中のボルドー散策でお腹も空いて来たところなので、こちらで美味しいワインを飲みながらランチをしてみてはいかがでしょうか。

• 写真：Mayumi Iwasaki

見学後には博物館8Fにある展望フロア「The Belvedere（ベルベデーレ）」で入場チケット特典であるグラスワインの試飲をしましょう。ガロンヌ川やボルドー市街を見渡す360°に広がるパノラマを眺めながら、無数に吊るされたワインボトルのシャンデリアの下、ボルドーワインを始め世界のワインが楽しめます。