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【1日目・2日目】福井市内でご当地グルメを味わおう!
16:00 「ドーミーイン福井」にチェックイン
歴史や自然美に恵まれた永平寺とその周辺を散策した後は、再び「永平寺ライナー」に乗って福井市内へ。そして本日の宿、「ドーミーイン福井」へチェックインします。客室は全室シモンズ社のベッドが備えつけられており、快適に睡眠できます。
最上階9階にある「羽二重(はぶたえ)の湯」は、内風呂と露天風呂が備えつけられた天然温泉。福井市内の街並みを眺めながら、旅の疲れが癒されます。また浴場内には、恐竜の化石のモニュメントもあるので、ぜひ探してみては。
また1階のレストラン「Hatago(ハタゴ)」では、21:30~23:00の時間帯に宿泊者向けに「夜鳴きラーメン」を無料で提供。あっさりとした醤油スープと細麺とが絡み合って絶品です!
18:00 福井駅構内にある人気店で福井グルメを堪能!
ホテルでひと息ついた後は、福井駅で地元グルメを堪能しましょう。今回筆者がおすすめするお店は、福井駅構内の商業施設「プリズム福井」内にある郷土料理のお店「おそばだ うどんだ 越前」。地元の食材を使った料理や福井の定番料理を味わえます。
人気の一品は、福井県民に愛されているグルメ「ソースカツ丼」。カツオだしをブレンドした特製のソースに漬け込んだトンカツを3枚トッピングしており、サクッとジューシーな食感とともにソースのさっぱりとした風味を楽しめます。この他にも、「越前おろしそば」(税込650円)や、大根おろしがたっぷりのった「醤油カツ丼」(税込800円)もおすすめです。
- おそばだ うどんだ 越前
- 福井 / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:福井県福井市中央1-1-25 プリズム福井1階地図で見る
- 電話:0776-29-1660
- Web:http://osobada-udonda-etizen.com/
翌朝7:00 「ドーミーイン福井」で地元の食材を使ったバイキングを堪能
ホテルでゆっくりと休んだ翌朝、朝食は1階のレストラン「Hatago」で福井の食材を使った和洋食バイキングを味わいましょう。「越前おろしそば」をはじめ、県民のソウルフードのひとつ「肉厚油揚げ」や「ごまどうふ」など、約50種類以上の料理を堪能できます。
- 天然温泉 羽二重の湯 ドーミイン福井
- 福井 / ホテル
- 住所:福井県福井市中央1丁目18-1地図で見る
- 電話:0776-21-5489
- Web:https://www.hotespa.net/hotels/fukui/
【2日目】スリル満点!福井の絶景スポット「東尋坊」を散策しよう!
9:20 JRで「芦原温泉駅」へ
ホテルでチェックアウトしたら、福井を代表する観光スポットのひとつ「東尋坊(とうじんぼう)」へ行きましょう。福井駅からJR北陸本線の普通電車に乗って約17分、東尋坊方面のバスが出ている最寄駅「芦原温泉(あわらおんせん)駅」で下車して、バスに乗り換えます。
9:40 京福バスに乗って「東尋坊」を目指そう!
芦原温泉駅に到着後、京福(けいふく)バスに乗って東尋坊を目指します。途中、北陸屈指の温泉地「あわら温泉」や、「越前松島水族館(えちぜんまつしますいぞくかん)」を経由して約45分、東尋坊に到着。東尋坊方面のバスは、芦原温泉駅から1時間に1~2本で16時台までしか運行しないので、事前に計画を立ててから移動しましょう!
10:30 北陸屈指の景勝地「東尋坊」
商店街を経由して見えてくるのが、福井が誇る景勝地・東尋坊。約1300万年前、地下深くからあふれてきたマグマが冷えて固まり、周りの土が日本海の荒波に削られて地表に現れたといわれています。このような地形は柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼ばれており、東尋坊のほか、北朝鮮・金剛山やノルウェーのスカンジナビア半島の3カ所で見られます。
東尋坊という名は、勝山市にある平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)にいた乱暴者のお坊さんの名前が由来。絶壁の上で酒に酔っていたところ、恋敵の関係にあった真柄覚念(まがらかくねん)というお坊さんとその仲間の僧たちによって、海に突き落とされ、その日から49日間海が大荒れになったことからこの名前がつけられました。
見どころのひとつが、崖上から迫力満点の写真を撮ること!高さ25メートルの「大池(おおいけ)」をはじめとした崖っぷちからダイナミックな景観を覗き込むことができます。不安定な岩場が続き、景観保護のため柵などは設置されていません。足元には細心の注意を払うのと同時に、歩きやすい靴で散策するようにしましょう!
また東尋坊からは、「雄島(おしま)」を眺められます。島内には、大湊神社(おおみなとじんじゃ)や鎮守の森(ちんじゅのもり)があり、地元の方から「神の島」として崇められています。
- 東尋坊
- 福井 / 自然・景勝地 / 観光名所 / インスタ映え / パワースポット / ハイキング / ツーリング
- 住所:福井県坂井市三国町安島地図で見る
- 電話:0776-82-5515(坂井市三国観光協会)
- Web:https://www.fuku-e.com/010_spot/?id=476
観光遊覧船に乗って絶壁の奇岩を間近で見よう!
東尋坊は崖上だけでなく、海上からも鑑賞できます。崖下の入り江から出港している「東尋坊観光遊覧船(とうじんぼうかんこうゆうらんせん)」は、雄島付近へ向かい、旋回して東尋坊の奇岩と絶壁のビュースポットを周遊。ベテランガイドによる案内を聞きながら、約30分間の船旅を楽しめます。
神の島・雄島の海岸線には、「板状節理(ばんじょうせつり)」と呼ばれる岩があります。北側から西側に多く見られ、表面には溶岩が冷えて固まってできた流紋岩(りゅうもんがん)による波のような模様を見ることができます。
雄島から岩場へ旋回すると、むき出しの地層が続きます。その中で見ることができるのが、「夫婦岩(めおといわ)」。隣り合って並ぶ2つの大きな岩には「女松」と「男松」と呼ばれる松が生えていることから、この名前がつけられたといわれています。
遊覧船最大の見どころが、無数の柱状の岩がひしめくように突き出た「大池」。ビル8~9階分の高さを誇る巨大な岩の絶壁を間近で見ることができます。
大池の中に入った後は、再び東尋坊の奇岩を巡ります。途中「ライオン岩」と呼ばれるオスのライオンが腹ばいになっているような奇岩のほか、白くきめ細やかな「ロウソク岩」も眺められます。
- 東尋坊観光遊覧船
- 福井 / クルーズ / 子供が喜ぶ
- 住所:福井県坂井市三国町安島64-1地図で見る
- 電話:0776-81-3808
- Web:http://www.toujinbou-yuransen.jp/
12:00 東尋坊商店街でグルメを味わおう!
東尋坊を散策した後は、崖の手前に続く「東尋坊商店街」で食事を堪能しましょう。福井近海でとれた海の幸を使った料理のほか、スイーツやジュースといった軽食、さらにお土産を販売するお店もあり、グルメやショッピングを楽しめます。
鮮度抜群!絶品の海鮮グルメが味わえる「やまに水産」
東尋坊の近く、三国漁港で水揚げされた魚介を取り扱う鮮魚店「やまに水産」。創業80年の歴史を誇り、セイコガニやタラバガニをはじめとした越前ガニをはじめ、甘エビやマグロなどの近海の魚介、加工品などを販売しているほか、食事処も併設しています。
食事処では、甘エビやウニ、メバチマグロなど、その日にとれた魚介類を使った「海鮮丼」や、「福井サーモン親子丼」(税込2,900円)など、福井の海の幸を使った料理を提供。毎年11月中旬から12月末には、セイコガニを使った丼(税込3,500円)も味わえます。越前ガニが入った「なぎさ汁」と一緒に堪能してみて。
またサザエ(1皿・税込1,350円)やカキ(1皿・税込1,100円~)、ハマグリ(1皿・税込1,000円)といった浜焼きもおすすめ。毎年11月~3月には、生きている越前ガニを焼きガニや刺身(時価)にして味わえるほか、カニの甲羅の中にカニ味噌やカニの身、卵が入った「身入りかに玉」も楽しめます。
さらにお土産として、三国漁港で仕入れた新鮮な海の幸も購入可能。越前ガニをはじめ、甘エビやカキ、サザエ、ホタテなど、豊富に取り揃えており、宅急便を使って送ることもできます。絶品の海の幸を自宅で味わってみては。
- やまに水産
- 福井 / 魚介・海鮮料理 / ご当地グルメ・名物料理 / 海鮮丼 / モーニング・朝ごはん / ツーリング
- 住所:福井県坂井市三国町安島64-1地図で見る
- 電話:0776-81-3420
- Web:https://yamanisuisan.com/wp/
日本海の絶景を眺めながら有意義な時間を過ごせる「IWABA CAFE」
東尋坊の岩場近くのロケーションに位置する「IWABA CAFE(イワバ カフェ)」。東尋坊にちなんだスイーツをはじめ、福井産の食材を使ったランチやコーヒー、ジュースなどを味わえます。
店内はテーブルやカウンター席のほか、店内の奥には「神の席」と呼ばれるソファー席があります。ここからは日本海の絶景をはじめ、東尋坊の岩礁や雄島の風景、さらに夕方にはロマンチックな夕日を眺めながら食事を楽しめます。
料理では、カフェオリジナルのコーヒー「岩場ブレンド」や、カフェラテ(税込650円)といったドリンクを飲めます。またスイーツでは、カフェオリジナルの「シェフプリン」をはじめ、「岩場タルト」(税込650円)、3つの味のミニロールケーキがトッピングした「岩場サンデー」(税込650円)など、小腹を満たすのにピッタリな一品を味わえますよ♪