福島
福島観光
首都圏からの観光客も多く観光施設が充実

福島県いわき市の穴場旅!日産工場見学・小名浜の魚定食・湯本温泉へ

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:43都道府県

2017年3月20日更新

1,699view

お気に入り

写真:熊猫

福島県南部の太平洋側に位置する「福島県いわき市」といえば、フラガールでおなじみのスパリゾートハワイアンズが有名です。しかし、広大な面積を持ついわき市の魅力は、それだけではありません。世界の最新技術、小名浜の海の幸、そして日本最古の温泉。学んで食べて、疲れを癒す、いわき市でこんな穴場旅はいかがですか。

この記事の目次表示

日産自動車いわき工場で最新のモノづくりを見る

  • 写真はイメージです

日産いわき工場は、日産自動車のエンジン専門組み立て工場。スカイライン、フェアレディZに搭載されているVQエンジンなどを生産しており、内部を見学することができます。

ビデオによる説明から、エンジンの組み立て工場内の見学、体験コーナーなど、充実した内容で約2時間。エンジニアの方による解説はとても分かりやすく、クルマ好きでなくとも十分に楽しめるでしょう。見どころは、流れ作業によるエンジン各部の最終組み付け。迅速な作業とチームワークは感動ものです。

お土産に非売品のミニカー付き。見学は、月曜日から金曜日までの午前と午後の各1回で、WEBサイトから申し込みができます。

日産自動車いわき工場
福島 / 工場見学 / 子供が喜ぶ / 穴場観光スポット / 雨の日観光
住所:福島県いわき市泉町下川字大剣386番地地図で見る
電話:0246-75-1122
Web:https://www.nissan-global.com/JP/PLANT/TOUR/VISIT/...

県下随一の観光スポット「小名浜港」周辺

日産いわき工場から東へ5km。小名浜港は、福島県最大の港であるとともに、ふくしま海洋科学館(水族館)アクアマリンふくしまや、アクアマリンパークもあり、年間250万人が訪れる県内一の観光地です。

アクアマリンパーク内、いわき小名浜みなとオアシス1号ふ頭にあるいわき市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」は、2011年3月の東日本大震災で被災して一時営業停止に。しかし、同年11月にリニューアルオープンし、現在は多くの人で賑わっています。圧巻なのは、地魚の市場。カニと干物の品揃えは抜群です。

  • いわき・ら・ら・ミュウ
いわき・ら・ら・ミュウ
福島 / おみやげ屋 / 女子旅 / 一人旅 / 雨の日観光
住所:福島県いわき市小名浜辰巳町43-1地図で見る
電話:0246-92-3701
Web:http://www.lalamew.jp/
小名浜港
福島 / 港 / 夜景 / 穴場デートスポット
住所:小名浜港地図で見る

小名浜七浜料理「まるかつ」の新鮮な海の幸に舌鼓

  • 写真:熊猫いわき七浜料理「まるかつ」。1階は鮮魚、お土産などが売られています

「いわき・ら・ら・ミュウ」には数多くの飲食店が軒を連ねますが、昔ながらの食堂で食べるランチは雰囲気が違います。

地元の方から紹介された「まるかつ」は、いわき七浜料理が自慢の老舗食堂。お刺身、焼き魚など新鮮な海産物を使った丼や定食がいただけます。

全長60kmに及ぶ7つの浜、「いわき七浜」で獲れた新鮮な魚は絶品です。このマアジの身の厚いことといったら!なお、福島県の漁連は97種(平成29年2月1日現在)に及ぶ漁獲物に対して放射性物質の検査を実施し、販売しています。

  • 写真:熊猫団体メニューの「松風」
まるかつ
福島 / 魚介・海鮮料理 / ランチ
住所:福島県いわき市 小名浜字小屋ノ内33-9 地図で見る
電話:0246-54-2476
Web:https://www.marukatsu-onahama.jp/

日本最古の温泉のひとつ「いわき湯本温泉」

いわき湯本温泉の歴史は古く、平安時代にまでさかのぼるといわれています。かつて「佐波古(さはこ)の御湯」と言われたこの温泉地は、道後、有馬、那須温泉とともに日本最古の温泉のひとつに数えられています。駅から10分程度の場所には、温泉神社も。ちょっとひなびた温泉街は歩くだけでも楽しいです。

僅か230円の入湯料。源泉かけ流し、雰囲気満点の「さはこの湯」

湯本温泉に3つある公衆浴場の中でも、ひときわ風情が感じられるのが「さはこの湯」です。唐破風宮型造りの入口に、江戸末期の建築を模したレトロな建物が印象的。

入湯料は僅か230円。この金額で源泉かけ流しの温泉に入れるのですから、いわきの旅では外せません。浴場の扉を開けると、硫黄の香り。浴場は、檜風呂の「幸福の湯」と岩風呂風の「宝の湯」があり、男女日替わりで入れ替わります。朝8時から夜は10時までの営業で、時間を選びません。

  • 写真:熊猫「さはこの湯」外観
いわき湯本温泉
福島 / 温泉 / 女子旅 / 温泉地
住所:福島県いわき市常磐湯本町天王崎地図で見る
Web:http://www.iwakiyumoto.or.jp/
さはこの湯 公衆浴場
福島 / 日帰り温泉 / 穴場観光スポット / 一人旅
住所:福島県いわき市常磐湯本町三函176-1地図で見る
電話:0246-43-0385
Web:http://www.iwakicity-park.or.jp/sahako/

福島の旅行予約はこちら


福島のパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

福島のホテルを探す

福島の航空券を探す

福島の現地アクティビティを探す

福島のレンタカーを探す

福島の高速バスを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【2024最新】全国の人気水族館TOP37!旅行好きが行っている水族館ランキング

沖縄美ら海水族館や海遊館、八景島シーパラダイスをはじめとする全国の人気水族館を、トリップノートの9万2千人の旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に...


全国の人気ご当地グルメ47選!お取り寄せもできる都道府県別の名物グルメ特集

旅行の楽しみの一つ「ご当地グルメ」。この記事では全国47都道府県ごとに、人気の名物グルメを厳選してご紹介します。いずれのご当地グルメもお取り寄せもできますよ。

食べ歩きが楽しい!東北のグルメな観光スポット15選

レトロな温泉街で食べ歩きできる「銀山温泉」や、牧場グルメが満喫できる「小岩井農場」、賑わいある雰囲気の中に多彩な味が揃う「舘鼻岸壁朝市」など、食べ歩きを楽しみた...

行ってみたい絶景カフェも!Instagramいいね数TOP10(2021年2月)

トリップノートのインスタグラムに投稿された写真の中から、「いいね!」が多かった写真ランキングTOP10をご紹介!『鬼滅の刃』の無限城にソックリと話題の場所や、絶...

春の国内旅行におすすめの観光地43選!春がベストシーズンの旅先ガイド

春は桜をはじめとする花が開花し、過ごしやすい気候から野外でのイベントも増えてくる季節。旅行にはもってこいの時期です。春の国内旅行におすすめの観光地を厳選してご紹...

この記事を書いたトラベルライター

さすらいびと
「いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕日を一人で見ていたとするだろ。もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうにつたえるかって?」
「写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いてみせるか、いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな」
「その人はこう言ったんだ。自分が変わってゆくことだって…。その夕日を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって」 星野 道夫「旅をする木」(文春文庫)より
https://blog.goo.ne.jp/kumaneko71

140円の鉄道旅「大回り乗車」で楽しむ首都圏1都3県のグルメ旅

JR各社の大都市近郊区間内の特例として、遠回りしながら目的地に行く「大回り乗車」というものがあります。初乗り料金のたった140円でぐるりと関東地方を一周すること...


140円の鉄道旅・大回り乗車で楽しむ東京〜千葉・絶品の駅そば巡り

大回り乗車をご存じでしょうか。JR各社の大都市近郊区間内の特例として、運賃上正式な乗車ルートではない路線を利用し、遠回りして目的地に行く乗車方法のことです。この...


うどんだけじゃない。高松名物「骨付鳥」は、CAも通う「蘭丸」がおすすめ

高松といえば、讃岐うどん。でも、もうひとつの名物「骨付鳥」はあまり知られていません。文字通り、鳥の骨付きもも肉を焼いたもので、スパイシーな味付けが特徴です。近年...

【福井】永平寺の修行体験 1泊2日の参籠で心を整える

旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』において二つ星がつけられるなど、国内外から注目を集める永平寺。でも観光で訪れるだけとは、なんとももったいない。...

階段降りたら2秒でアジア。アジア食材・調味料が揃う「アメ横センタービル・地下食品街」

今、東京でも屈指の多国籍タウンになりつつある「アメ横」。今回は、色々な国の様々なエッセンスが薫る商店街の中でも、とりわけホットなスポットとして注目を集めている「...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります