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8. お菓子やヨーグルト等に、色鮮やかな「さくらんぼのコンポート」!
ドイツでは、春になるとさくらんぼ(キルシュ)の収穫が盛んな時期になります。もちろんその時期に生でそのまま食べるさくらんぼは格別なのですが、ドイツのスーパーでは年中通してさくらんぼのコンポートを購入することができます。
ドイツで食品を買うと同じような商品でもBio(ビオ)というラベルがついたものと普通のものとがあります。Bioはいわゆるオーガニック商品であり、EUの基準で厳しく基準で認定されているものです。値段も通常品よりやや高い印象です。
なお、さくらんぼのコンポートを使用したスイーツとして、ドイツ南部では「黒い森のケーキ」という意味のSchwarzwaelderkirschtorte(シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ)というケーキがあり、コンポートされたさくらんぼがふんだんに使われています。また、さくらんぼの蒸留酒もあり、Kirschwasser(キルシュバッサー)でそのまま飲まれる他、ケーキにも使われています。
ドイツの土地の恵みをしっかりと受けた、さくらんぼのコンポート。使い方は想像力次第で、様々な料理やスイーツに使用することができますよ。
9. ベーキング大国ドイツ製クッキー型!
ドイツの人々は、オーブンを使ったベーキング(お菓子作り)が大好きです。タルトにクーヘン(スポンジケーキ)、クッキーなど様々な種類の焼菓子があります。
ドイツ土産に、クッキーの型はいかがでしょうか?ドイツで週末に開かれるマーケットでは、クラフト(工芸品)を売る屋台もあり、木製の温もりある伝統的なクッキー型を購入することができます(およそ€20=約2,500円程度)。
また、キッチン用品店に行けば、日本でもクッキー作りと言えば定番のアルミ製クッキー型も見つけることができます。パンやプレッツェル、伝統的な人や家を模した型などドイツならではのものもあります(€3〜=約400円程度)。
キッチン用品店はクッキー型以外にも、質の高いキッチン用品がどの街のお店にも売れており、長らく使えるお土産がきっと見つかるでしょう。
10. スーパーで選ぶ、ドイツパン用の粉!
日本人がお米の種類にこだわるように、ドイツの人々はパンにそれぞれのこだわりをもっています。実際にドイツは世界屈指のパン大国であることで知られおり、その国民1人当たりの消費量は年間80kgに達すると言われています。
パンの種類も豊富で大型のパンでも300種類以上、菓子パンや小型のパンを含めると1,500種以上のパンがドイツ国内だけに存在しているようです。ベーカリーに行けば、朝早くから焼きたてのパンを、スーパーに行けば、様々な種類のパン用の粉を購入することができます。
1kgあたり€1.8(約150円)程度で粉が購入することができるので、とても手軽に家庭でもパンをつくることができます。南ドイツのパンは、小麦粉が主に使われていますが、北ドイツのパンはライ麦が入っていることで黒っぽく、やや酸味のある味わいのパンで、外はカリッと中はもちっとしています。
定番のプレッツェルや100%ライ麦でできたパンであるロッゲンザフトブロート、クリスマスの時期に食べるシュトーレン、渦巻き型のパン・シュネッケンなど本場で食べたものをぜひ再現することに挑戦してみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
お土産おすすめ厳選10選を通じて、ドイツの人々の暮らしぶりが垣間見えたのではないでしょうか?
スーパーで買うことのできるものから、専門店で取り扱うものまでついつい買ってしまいたくなるような素敵なものがあふれるドイツ。旅の思い出とともに、お土産として持ち帰ることでドイツのライフスタイルの一部を、ぜひ帰国後の生活にも取り入れてみてはいかがでしょうか?