北海道
北海道観光
雄大な景色と豊かな海産物が人気の日本最北の島

【総力取材】これぞ北海道!!大自然が感じられる道東の絶景スポット18選

取材・写真・文:

北海道在住
訪問エリア:47都道府県

2021年7月26日更新

175,050view

お気に入り

この記事の目次表示

5. 屈斜路(くっしゃろ)湖【弟子屈(てしかが)町】

北海道ではサロマ湖に次ぐ2番目に大きい湖で、カルデラ湖としては日本最大の大きさを誇る淡水湖。湖畔からは日本一の大きさを誇る中島に遮られて全貌を見ることができないほど大きな湖です。

周辺は火山地帯となっているため温泉も多く湧いています。屈斜路湖の湖底からもお湯が湧いており、湖岸を掘るとお湯が出てくる「砂湯」が人気です。ベンチのある場所で砂を掘ると、自分だけの天然足湯の出来上がり!夏場は、水着を着て野天風呂を楽しむ人の姿も見られます。

屈斜路湖
弟子屈町(川上郡) / 自然・景勝地 / 夏のおすすめ観光スポット / ツーリング / 湖 / 観光名所
住所:北海道川上郡弟子屈町字美留和地図で見る
Web:https://www.masyuko.or.jp/introduce/kussharoko/

6. 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ【鶴居(つるい)村】

特別天然記念物であるタンチョウを絶滅から守る目的で運営されているサンクチュアリ。タンチョウの生態を間近に観察することができるスポットとして、野鳥愛好家やカメラ愛好家などが足繁く通っています。近年は外国人観光客も急激に増えているそうです。

釧路湿原に餌が乏しくなる10〜3月の冬季間、生態を壊すことのない程度に給餌活動を続けてきた故・伊藤氏のおかげもあり、今では順調に生息数が増加しているとのこと。このサンクチュアリには毎年400羽ほどが餌を求めて飛来してきます。タンチョウが越冬する草地のそばにはネイチャーセンターもあり、タンチョウの生態を詳しく知ることができます。

大きなものでは140cmもあるというタンチョウ。間近で見ると存在感も抜群です。ことわざや昔話に出てくるほど古来から日本人に親しまれてきたタンチョウの美しい自然の姿には、大変興味深いものがあります。

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
鶴居村(阿寒郡) / 公園
住所:北海道阿寒郡 鶴居村字中雪裡南地図で見る
電話:0154-64-2620
Web:http://park15.wakwak.com/~tancho/

7.納沙布(のさっぷ)岬【根室市】

日本で一番早い日の出スポットとして有名な岬で、離島を除けば日本の本土最東端に位置しています。

たとえば、6月の根室の日の出は午前3時半頃であるのに対し、沖縄県那覇市は午前5時半頃と、2時間も早く日の出を迎えます。そのため、毎年元旦には日本一早い日の出を見て御利益にあやかろうと、全国から観光客が押し寄せています。

岬の先端には道内最古の灯台があり、根室沖と北方四島の未来を見守ってくれています。

納沙布岬
根室市 / 自然・景勝地 / ツーリング / 岬
住所:北海道根室市納沙布地図で見る
Web:https://www.nemuro-kankou.com/access/spotmap-nosap...

8. 尾岱沼(おだいとう)【別海(べつかい)町】

知床半島と根室半島の中間に位置する別海町のなかでも、28kmにも及ぶ日本最大の砂嘴である野付湾一帯を総称して尾岱沼と呼んでいます。北海シマエビ漁の打瀬舟は情景溢れる尾岱沼の風物詩となっているほか、アザラシや白鳥の飛来など、自然豊かなエリアです。

トドワラ

尾岱沼の景勝地と言えば野付半島の「トドワラ」と「ナラワラ」があります。砂嘴の先端の方に見られたトドワラは、海水の浸食により立ち枯れたトドマツのことで、白化した木の幹だけが点々と立っている荒涼とした景観で観光客を魅了していました。

しかし長い間の浸食により現在ではほとんどの木が流されたり倒れたりしてしまい、トドワラらしい男性的な力強い景観は見られなくなってしまいました。

今では、かつてのトドワラの姿を思い起こさせる浸食の痕跡と残った幾つかの幹が見られるほか、整備された木道の周りに咲く北海道らしい季節の花が楽しめるスポットになっています。

トドワラ
別海町(野付郡) / 自然・景勝地
住所:野付郡別海町野付地図で見る
Web:http://www.nemuro.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/kanko...

ナラワラ

野付半島の付け根から少し入ったところにはナラワラが見られます。トドワラ同様、こちらではミズナラが立ち枯れており、木の幹がトドマツより細くて白いため、女性的で優美な雰囲気を醸し出しています。

ナラワラ
別海町(野付郡) / 自然・景勝地
住所:北海道野付郡別海町野付地図で見る
Web:http://www.nemuro.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/kanko...

尾岱沼には、トドワラ・ナラワラのほか、厳寒の冬の朝に見られる四角い太陽など、ここでしか見ることができない絶景がいくつもあります。

尾岱沼
別海町(野付郡) / 町・ストリート / 白鳥飛来地
住所:野付郡別海町尾岱沼地図で見る
Web:http://betsukai-kanko.jp/maps/odaitou.php

次のページを読む

北海道の旅行予約はこちら


北海道のパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

北海道のホテルを探す

北海道の航空券を探す

北海道の現地アクティビティを探す

北海道のレンタカーを探す

北海道の高速バスを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


12月の国内おすすめ旅行先25選!冬・年末の旅行にぴったりな観光地特集

12月はイルミネーションに雪景色など、全国各地で冬ならではの絶景に出会えるシーズン。雪見温泉も格別な時期です。12月の週末や年末旅行におすすめの国内旅行先をご紹...


【2024最新】全国の人気水族館TOP37!旅行好きが行っている水族館ランキング

沖縄美ら海水族館や海遊館、八景島シーパラダイスをはじめとする全国の人気水族館を、トリップノートの9万2千人の旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に...

1月の国内おすすめ旅行先33選!お正月旅行にもぴったりな観光地特集

寒さ厳しい1月は、雪や氷の絶景が全国各地で見られるシーズン。冬の夜に映えるイルミネーションイベントもまだまだ楽しめます。1月のお正月旅行や週末旅行におすすめの国...

【2023年版】旅行者が行った日本国内の人気観光スポットランキングTOP48!

2023年にトリップノートのトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータを元に、トラベラーのみなさんが実際に訪れた国内の人気観光スポットランキング【202...

知る人ぞ知る!函館の穴場観光スポット19選

楽しみながら科学技術に親しめる「はこだてみらい館」や、冬には猿が温泉に入る姿を眺められる「函館市熱帯植物園」、イカすおみくじが楽しい「湯倉神社」など、知る人ぞ知...

この記事を書いたトラベルライター

毎日が旅の途中。写真と言葉とデザインと。
旅行情報誌の編集者(エディター)を皮切りに、コピーライター、ディレクター、デザイナーなどのカタカナ職種を歴任。旅行や観光とは切っても切れない関係で、カメラマンの夫とともに年間100泊近い出張&プライベート旅行をしながら、旅するように暮らしています。

撮影のための年間総走行距離は7〜10万km。年間総撮影枚数もおそらくそれくらい。SAFARI Graphicsの屋号でふたりで活動しております。SAFARIのクレジットが入っている写真はおもに主人が撮影したものですが、月夜野が撮影したものやディレクションのみ月夜野というものもあります。

取材やロケも含め、実体験に基づいた旅レポをどんどんお伝えしていきたいと思います。
撮影・旅レポ・食レポ・泊レポなどお仕事のご依頼もお待ちしています!
https://www.youtube.com/channel/UCqVpkCVUMwSNW2XQZbSrAhQ?view_as=subscriber

札幌から2時間以内!一度は行きたいおしゃれな絶景カフェ8選

絶景の宝庫である北海道。ゆっくりとスイーツやティータイムを味わいながら絶景も眺められたら最高ですよね!この記事では札幌から車で片道2時間以内、わざわざ行く価値の...


【札幌すすきの】芸能人も通うこだわりジンギスカン7選!

北海道は美味しいもの、食べたいものがいっぱいあって困っちゃう、なかでもジンギスカンは絶対食べたいんだけどどこがオススメですか?道外の方からそんなふうに聞かれるこ...


青い池と一緒に回りたい♡美瑛周辺の寄り道スポット16選!

今や世界中から観光客が訪れるようになった北海道美瑛町の青い池。せっかく美瑛まで足を運ぶのなら、ゆっくりと周辺を散策してみませんか?ラベンダーの時期に関係なく青い...

富良野だけじゃない!? 札幌で楽しむラベンダー畑6選!

夏の北海道の風物詩といえばやっぱりラベンダーですが、富良野に行かないと見られないと思っていませんか?実は北海道で最初にラベンダーが栽培されたのは札幌市なのです!...

5・6・7月が見頃!札幌近郊の穴場の花名所&景勝地9選

長く厳しい冬を越えた北海道の春は格別!待ちに待った新緑の季節に心躍らせ、ドライブの計画に余念のない人もたくさんいるのではないでしょうか。せっかく行くなら、まだ訪...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります