ベネチアに数日滞在する予定の方、少し足を伸ばして島巡りをしてみてはいかがでしょうか?レース編みが有名で島中がカラフルなブラーノ島やベネチアングラス発祥の地・ムラーノ島では、ベネチアとは少し違った雰囲気を楽しむことができます。島間はヴァポレットという水上バスで移動することができ、ツアーでなくても、日帰りで簡単に行くことができます。ブラーノ島&ムラーノ島の見どころと、行き方をご紹介します。
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ブラーノ島の見どころ
ブラーノ島は、カラフルな街並みが特徴的な島です。漁師がたくさん住んでおり、霧の中でも自宅が見つけられるようにと、家の壁を塗ったとのこと。どこを見てもカラフルで写真映えする景色ばかりで多くの雑誌やメディアでも紹介されている、注目度の高い島です。
島の南東にサン・マルティーノ教会という教会があるのですが、その教会の鐘楼は一目でわかるほど傾いています。この鐘楼はピサの斜塔よりも傾きの度合いが強いとのことです。鐘楼だけを写真に撮ると傾きは伝わりにくいですが、少し下がって他の建物と一緒に写すとその傾きがわかります。
また、レース編みも有名で、細かく可愛らしいレースやレースをあしらった洋服を販売している店がたくさんあります。
ただし、ブラーノ島伝統のレース編みの技術を受け継いでいる方はごく僅かになっているとのことで、外国からの輸入品も増えているようです。Emilia Buranoでは伝統的な手編みのレースを取り扱っているようですので、本物が欲しい方はこちらのお店に行ってみると良いと思います。
- EMILIA BURANO
- イタリア / ファッション
- 住所:Via Baldassarre Galuppi, 205, 30142 Venezia VE, イタリア地図で見る
- Web:https://www.emiliaburano.it/
ムラーノ島の見どころ
ムラーノ島は、1,000年前から作られている伝統工芸品のベネチアングラスが有名な島です。島のメインストリート「フォンダメンタ・ディ・ヴェトライ通り」沿いには、所狭しとベネチアングラスを販売する店が並び賑わっています。ショーウィンドウを見て歩いているだけでもワクワクします。
サン・ステファノ広場には、青く大きなオブジェがあります。Cometa di Vetroという名前で、日本語で青い彗星という意味だそうです。
ムラーノ島を歩いていると、ガラス工房の中を見学できたり、外から工房の中が見えるようになっていたりするところがあります。
赤茶色やオレンジ・黄色の建物が多く、街並みはベネチア本島と似た雰囲気ですが、ベネチア本島よりものんびりした空気が流れています。
宿泊しているホテルによってはガラス工房の見学を予約してくれるところもあり、筆者が宿泊した「ホテル パウザーニア」でも、ホテルの近くの乗り場からムラーノ島までの水上タクシー片道とガラス工房の見学を予約してもらえました(全て無料でした)。
- ホテル パウザーニア
- イタリア / ホテル
- 住所:Hotel Pausania地図で見る
- Web:http://www.hotelpausania.it