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伊豆クレイルの予約・乗車方法
伊豆クレイルは4号車以外、乗車のみの利用はできません。1号車・3号車に乗車したい場合は、乗車中の食事や飲み物等及び伊豆での宿泊がセットになった、びゅう旅行商品として販売されています。片道だけ乗ることも、往復伊豆クレイルにすることもできます。4号車は乗車券と指定席グリーン券のみで利用することができます。
節約志向だけど伊豆クレイルに是非乗ってみたい! という方や、お一人で旅行される方は、4号車に乗ってみるといいですね。
「大人のリゾート列車」としてブランディングされているだけあり、旅行商品はそこそこのお値段ですが、伊豆クレイルの眺望の良い席に座り、移動中に美食を堪能できるのはもちろん、たまたまかもしれませんが、筆者が宿泊したホテルの部屋がアップグレードの対象になったり、夕食時の「下田芸者」の舞が最前列で見れたりと、値段相応の満足感はありました! 伊豆クレイルを目いっぱい楽しみたい人には、断然びゅう旅行商品がオススメです。
びゅう旅行商品では、下田温泉の他、稲取温泉の稲取銀水荘や今井浜温泉の伊豆今井浜東急ホテルといった旅館・ホテルが選べます。筆者は下田ビューホテルに宿泊しましたが、名前の通り眺望が良く、温泉や料理も大満足でした! 特に伊豆の金目鯛は美味しいです。
- 下田ビューホテル
- 下田・南伊豆 / ホテル
- 料金(目安):8,143円〜61,714円
- 宿泊時間:15:00〜10:00
- 住所:静岡県下田市柿崎633地図で見る
- 電話:0120-289-489
- Web:http://www.viewhotel.co.jp/
下田観光
伊豆クレイルの終点である下田は、日米和親条約によって鎖国後に日本で初めて開港された港の一つであり、歴史を感じる観光スポットなど様々な見どころがあります。ぜひいろいろ巡ってみましょう!
ペリーロード
「ペリーロード」は、幕末に日米和親条約付録下田条約交渉のため、ペリー提督が歩いた道筋です。明治時代や大正時代に建てられた洋館や古民家が、現在はオシャレなギャラリーやカフェになっていたりします。散策に最適です!
了仙寺
ペリーロードの終着点が、日米下田条約を結んだ場所である「了仙寺」です。境内には約1300年前の洞窟古墳「了仙寺横穴遺跡」などもあります。
敷地内にある、国内最大級の3,000点を超える黒船・開国コレクションを所蔵する「Mobs 黒船ミュージアム」では、展示品やビデオを通して、黒船来航時の様子を学ぶことができます!
- 黒船ミュージアムMoBS
- 下田・南伊豆 / 博物館 / 雨の日観光
- 住所:静岡県下田市三丁目12-12地図で見る
- 電話:0558-22-2805(了仙寺)
- Web:http://www.mobskurofune.com/
- 了仙寺
- 下田・南伊豆 / 寺
- 住所:静岡県下田市3-12-12地図で見る
- 電話:0558-22-0657
- Web:https://ryosenji.net/
下田開国博物館
「下田開国博物館」では、黒船来航により日本で一番最初に港が開かれた下田ならではの記念博物館です。ペリーやハリス、唐人お吉や吉田松陰に関する展示品を見ることができます。
- 下田開国博物館
- 下田・南伊豆 / 博物館 / 子供が喜ぶ
- 住所:静岡県下田市4-8-13地図で見る
- 電話:0558-23-2500
- Web:http://www.shimoda-museum.jp/
下田海中水族館
「下田海中水族館」は、伊豆の海を再現した魚や海藻などの生き物が約50種10,000点も暮らしている大水槽や、イルカやアザラシやペンギンのショー、イルカとのふれあいプランなどが充実した、大人も子供も楽しめる水族館です!
- 下田海中水族館
- 下田・南伊豆 / 水族館 / 観光名所 / 遊び場
- 住所:静岡県下田市3-22-31地図で見る
- 電話:0558-22-3567
- Web:http://shimoda-aquarium.com/
下田公園
「下田公園」は、下田市街と下田港を一望できる公園です。その広大な敷地を埋め尽くす約15万株300万輪のあじさいは、訪れた人を圧倒します! あじさいの種類は多く、「クロジク西洋アジサイ」「ウズアジサイ」「アナベル」など名前の付いたあじさいを100種以上見ることができます。
6月は週末に開始される「下田芸者」の舞、「下田太鼓」の実演、「花のかざぐるま作り」体験、一輪車模擬演技、「下田太鼓」の実演といったイベントも楽しみです!
西武鉄道の旅するレストラン「52席の至福」との比較
もしかしたら比較検討したい人がいるかもしれないので、筆者が先日乗車した、西武鉄道の旅するレストラン「52席の至福」との比較を少しお伝えします。
どちらも首都圏からの旅行に最適な観光列車ですが、「52席の至福」での食事は宿泊とセットにする必要はないので、日帰り旅行の方が予定に合うという人には「52席の至福」で旅をする方がいいですね! こちらはディナーも楽しめますし。
もちろん、海が見たいという人には伊豆クレイルがオススメです。加えて伊豆は宿泊施設が充実しているので、より贅沢な休日を過ごしやすいかもしれません。両者をたとえて言うなら、伊豆クレイルは開放的なリゾート、52席の至福は隠れ家的レストランとでもなりましょうか。
終わりに
ちょっと贅沢な休日に、伊豆クレイルの旅はいかがでしょうか? 海を眺めながら美食を味わい、親しい人との会話を楽しむなんて最高ですね!
- 伊豆クレイル(始発点)
- 伊豆 / 女子旅
- 住所:小田原駅地図で見る
- Web:https://www.eki-net.com/travel/craile/#aboutizucra...