グアナフアトはその昔鉱山として栄え、今もカラフルで伝統的なコロニアル調の街並みで有名な都市です。世界遺産でもあるその風景は一見の価値あり!メキシコシティからのショートトリップとしても行ける街の、楽しみ方や行き方を紹介します。
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グアナフアトってこんなところ
グアナフアトは18世紀には銀鉱山として繁栄し、スペインの影響を受けたコロニアル様式の美しい街並みが築かれました。その中世の様相が色濃く残ることから、世界遺産にも登録されています。
メキシコでは高原地帯に位置し、グアナフアト州の州都でもあります。メキシコシティとは南北にお隣の州で、国土の広いメキシコ全体で見ると首都圏に近いエリアです。
メキシコシティ〜東端のリゾート地カンクン間は飛行機で3時間かかるので、メキシコシティに行く場合はぜひ合わせて立ち寄りたいスポットといえます。行き方については記事の最後で詳しく紹介します。
見どころ①市街散策&ピピラの丘
グアナフアトはなんといってもこの街並みが魅力!山の斜面に積み重なる箱のような建物たち、メキシコならではの色彩感覚に彩られた壁、そして石畳。どこを切り取ってもワクワクする風景です。細い路地が入り組んでおり、この異世界のような空間に迷い込んでみるのも楽しいはず。
グアナフアトを一望できる展望台
街の真ん中辺りにはピピラの丘というのがあり、てっぺんは展望台になっていて必見スポットです。街を見渡せて、路地を歩き回るのとはまったく違うグアナフアトの風景を見ることができます。
旅程に余裕があるなら、昼間と夕方の両方訪れるのがおすすめです。夜は街の明かりが灯り、ネオンのない幻想的な世界が広がります。
行き方はフアレス劇場とサンディエゴ教会の間にあるケーブルカーで登るか、フアレス通りからの脇道を使って階段で登るかの2パターンですが、どちらも楽しい道中です。これぞ王道のグアナフアトの楽しみ方!実物は写真より何倍も感動します。
見どころ②街のシンボル!教会建築の数々
中心部には大きな教会がいくつかあり、狭い路地や小さな建物が入り組む市街地ではシンボルとなっています。街歩きのチェックポイントにもなり、それぞれ建築としての魅力もとても見応えがあります。
散策の起点・バシリカ
色鮮やかなバロック様式の建物がメキシコ感たっぷり!散策の起点となるバシリカは、メルヘンチックな配色と左右非対称の塔が遠くからでも目立ち、写真スポットにもぴったりです。建物の前の広場はカフェやレストランが取り囲んでいるので、のんびり時間を過ごすのもアリ。
- バシリカ(グアナフアト大聖堂)
- メキシコ / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Calle Ponciano Aguilar 7, Zona Centro,地図で見る
賑わいの中心、サンディエゴ教会
ホテルやレストランが立ち並び観光客が一番多く集まる場所にある、こちらのサンディエゴ教会。建物自体は派手ではないですが、夕方には周囲を楽団が練り歩き、途端に異国情緒溢れる風景に早変わり。夜遅くまで賑やかで、こちらも昼と夜の表情の違いを楽しめます。隣に建つフアレス劇場とともに、グアナフアトの街のスポットのひとつです。
ラコンパニーア聖堂&グアナフアト大学
ラコンパニーア聖堂はピンク色の外壁が特徴的で、写真映え抜群の建物。フアレス通りと比較すると落ち着いたエリアで、ミュージアムが多く並ぶPositos通りを散策する際には見ておきたい場所です。お店は少なめですが、その分グアナフアトらしい写真を好きなように撮り放題!すぐ近くにあるグアナフアト大学も、教会かと思うくらい壮大で美しい建物なので必見です。
地元民気分で♪サンフランシスコ教会
市街地の南東側にはサンフランシスコ教会があり、こちらも比較的静かなエリア。周辺には小さくてオシャレなカフェや、外観も素敵な小規模の宿が点在し、グアナフアトのローカル感を味わえます。
市街散策の際にはこれらの建物もしっかり見ておくのが、グアナフアトをエンジョイするポイントのひとつ。ヨーロッパで見る教会とは一味違う風景を楽しみましょう。
- サンフランシスコ教会(グアナフアト)
- メキシコ / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Av, Manuel Doblado 15, Zona Centro, 36000 Guanajuato, Gto., メキシコ地図で見る