1日目は「諏訪湖」と「諏訪大社」、2日目は「霧ヶ峰高原」と「白樺湖」、「御射鹿池」をめぐる1泊2日の長野観光プランをご紹介!人気スポットをもれなく巡る、おすすめモデルコースです。
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1日目ランチ:諏訪湖周辺の鰻屋さんでランチ
1日目午前中に長野県諏訪市まで移動し、到着したら早速ランチをいただきましょう。諏訪でのランチのおすすめは「鰻」。かつてうなぎの名産地であった諏訪湖周辺には、うなぎ料理専門店が複数あります。
人気のお店は「鰻 小林」や「古畑」、「下諏訪 うなぎ小林」など。休日は行列ができるお店も多いので、並ぶ時間がもったいないという方はいくつかのお店を候補として考えておくと良いでしょう。
- 古畑
- 諏訪市 / 鰻(うなぎ) / 和食
- 住所:長野県諏訪市湖岸通り5-15-3地図で見る
- Web:https://www.unagi-furuhata.com/
- 下諏訪 うなぎ小林
- 下諏訪町(諏訪郡) / 鰻(うなぎ) / 和食
- 住所:長野県諏訪郡下諏訪町湖畔町南6153-11地図で見る
- Web:http://unagi-kobayashi.com/
1日目午後:「諏訪湖」&「諏訪大社」めぐり
鰻で腹ごしらえした後は、長野県最大の湖である「諏訪湖」と、全国にある諏訪神社の総本社で、「御柱祭」でも知られる「諏訪大社」へ。諏訪大社は上社の本宮と前宮、下社の秋宮と春宮の二社四宮に分かれています。せっかくなのでぜひ四宮すべてを訪れてみましょう。
なお、諏訪大社の四宮を回る順番には特に決まりはありません。上社二宮は諏訪湖の北側、下社二宮は南側と鎮座する場所も離れているので、諏訪湖を含め、ランチをとったお店に近いスポットから順に巡ってみてください。
花火や御神渡りで有名な「諏訪湖」
「諏訪湖」は周囲15.9km、最大水深7.2mの長野県最大の湖です。遊覧船での水上観光や、冬にはワカサギ釣りなどが楽しめるほか、湖周辺には温泉や美術館などの観光施設も充実。また毎年8月15日には、4万発以上の花火が湖面を彩る日本でも屈指の花火大会「諏訪湖祭湖上花火大会」が開催されています。
- 出典:tripnote.jp諏訪湖の御神渡り
諏訪湖の冬の風物詩と言えば「諏訪湖の御神渡り」。寒さが最も厳しい1月〜2月にかけて、全面氷結した湖面が朝晩の気温差で膨張と収縮を繰り返し、ひび割れて筋状に盛り上がる現象です。温暖化の影響もあり最近は見られない年も少なくない、貴重な光景として知られています。
- 諏訪湖
- 諏訪市 / 自然・景勝地 / 観光名所 / パワースポット / ハイキング / ツーリング / 白鳥飛来地
- 住所:長野県諏訪市諏訪湖地図で見る
- 電話:0266-52-2111(諏訪市観光ガイド)
- Web:http://www.suwakanko.jp/
御山を御神体とする「諏訪大社 上社本宮」
上社本宮は諏訪湖の南東に佇む守屋山の麓に位置しており、御山を御神体としています。一般の参拝者は弊拝殿の近くには入れず、斎庭を挟んで離れた拝所から参拝します。
上社本宮は、四社の中でも古い建造物が一番多く残っています。拝殿へ続く長い廊下「布橋」や、徳川家康が大久保長安に建てさせた「四脚門」など、見応えのある建物もぜひまわってみましょう。上社本宮へ向かう参道は北参道と東参道の2つあり、北参道を通って境内に入る人が多いですが、本来は東参道から参拝するのが正式な参拝ルートです。
- 諏訪大社上社本宮
- 諏訪市 / 神社 / パワースポット
- 住所:長野県諏訪市中洲宮山1地図で見る
- 電話:0266-52-1919
- Web:https://suwataisha.or.jp/
4本全ての御柱を間近で観られる「諏訪大社 上社前宮」
本宮から約2kmほど離れた場所にある前宮。本宮と同じく、守屋山を御神体としています。前宮は丘の上に鎮座しており、鳥居から拝殿まではのどかな田園風景の中を歩いていきます。もともとの諏訪信仰の発祥はこの前宮からだったともいわれており、原始的な信仰の地を思わせる自然豊かな神社です。
なお諏訪大社の四宮の境内には、7年に1度催行される「御柱祭」で山から切り出した御柱がそれぞれ4本ずつ建てられていますが、四社の中でも4本全ての御柱を間近で観ることができるのは上社前宮のみです。
- 諏訪大社上社前宮
- 茅野市 / 神社 / パワースポット
- 住所:長野県茅野市宮川2030地図で見る
- 電話:0266-72-1606
- Web:http://suwataisha.or.jp/maemiya.html
杉の木を御神木とする「諏訪大社 下社春宮」
下社の春宮と秋宮は、季節により2社を神様が移動するという神社です。現在の暦では2月1日に秋宮から春宮へ、8月1日に春宮から秋宮へ神様が渡るための祭事が行われます。
下社春宮では杉の木を御神木として拝しています。幣拝殿・片拝殿は国の重要文化財に指定。入口の御影石の大鳥居は万治2年(1659)建立と推定され、近くにある万治の石仏と同じ作者と言われています。
- 諏訪大社下社春宮
- 下諏訪町(諏訪郡) / 神社 / パワースポット / 縁結びスポット
- 住所:長野県諏訪郡下諏訪町193地図で見る
- 電話:0266-27-8316
- Web:http://suwataisha.or.jp/harumiya.html
岡本太郎絶賛の「万治の石仏」
「万治の石仏」は春宮から徒歩5分ほどと近いので、こちらにもぜひ足を運んでみて。この地にあった石で春宮の鳥居を作ろうとしたところ、石が血を流したため、急遽その石に阿弥陀如来を刻み、建立した石仏と言われています。あの岡本太郎さんや新田次郎さんも絶賛されたそうです。
お参りの仕方は、①正面で一礼して手を合わせ、「よろずおさまりますように」と心で念じます。②願い事を心の中で唱えながら、石仏の周りを時計回りに3周します。③正面に戻ったら「よろずおさまりました」と唱えて一礼します。
イチイの木を御神体とする「下社秋宮」
下社秋宮は下社春宮から1.5kmほどの場所に位置しており、イチイの木を御神体としています。建物からその配置までほとんど同じ春宮と秋宮。実は、同じ図面を用いて、2つの流派の大工集団が、腕を競って建てられたといわれているのです。
秋宮の建築は、当時の諏訪で新進気鋭の流派として名をあげていた立川流(たてかわりゅう)によるものです。一見同じように見える建築でも、よーく見ると、彫刻にはしっかりそれぞれの特徴を現しています。一番わかりやすいのは角の装飾で、春宮は2頭の唐獅子(からじし)、秋宮は唐獅子と象となっています。互いにプライドをかけて腕を競い合った秋宮と春宮、ぜひ建物もじっくり見比べてみてくださいね。
また秋宮の狛犬は、青銅製では日本一大きいとされておりこちらも必見です。
- 諏訪大社下社秋宮
- 下諏訪町(諏訪郡) / 神社 / パワースポット
- 住所:長野県下諏訪郡下諏訪町5828地図で見る
- 電話:0266-27-8035
- Web:http://suwataisha.or.jp/akimiya.html
1日目夜:諏訪市内で宿泊
諏訪大社の参拝を終えたら、1日目は諏訪市内に宿泊しましょう。諏訪湖の東側には上諏訪温泉、北側には下諏訪温泉があります。レイクビューを楽しみたいなら諏訪湖畔にある上諏訪温泉へ。諏訪湖を一望できるロケーションの宿が複数ありますので、予算や希望に応じて選んでみてください。
- 上諏訪温泉
- 諏訪市 / 温泉地 / 一人旅
- 住所:長野県諏訪市高島地図で見る
- Web:http://www.suwako-onsen.com/
- 下諏訪温泉
- 下諏訪町(諏訪郡) / 温泉地
- 住所:長野県諏訪郡下諏訪町地図で見る
- Web:https://shimosuwa.com/