小田原市

海の見える無人駅【根府川駅】と6つの【小田原グルメ】に満たされる日帰りレンタサイクル旅

取材・写真・文:

千葉在住
訪問エリア:31都道府県

2021年10月4日更新

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写真:自由旅クリエイターにじねこMii

小田原は都内から電車で気軽に足を延ばせる観光スポット。小田原城が有名ですが、じつはほかにもたくさんの魅力が詰まった街なんです。目の前に青い海が広がるフォトジェニックな「根府川(ねぶかわ)駅」と地元グルメを満喫する日帰りレンタサイクル旅をご紹介します。

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「海の見える無人駅」と「小田原グルメ食べ歩き」どちらも楽しむならレンタサイクルがおすすめ!

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMiiクールな行灯

神奈川県小田原市は、都内から電車で約2時間。アクセスがいいので、日帰りでも十分楽しむことができるスポットです。歴史スポットなど、見どころはたくさんありますが、今回の小田原日帰り旅の目的は、ふたつ。

ひとつは、JR東海道線沿いにある「根府川駅」を訪れること。すぐ目の前に青い海が広がり、本当は内緒にしておきたいくらい素敵な佇まいの駅です。

そしてふたつめは、「小田原の地元グルメをあれこれ楽しもう!」というもの。本記事で紹介するエリアは、旅の起点となる「JR小田原駅」から、「早川駅」、「根府川駅」と隣り合う3つの駅にまたがっています。電車でその都度下車するという方法もありますが、フットワークの軽さで選ぶならレンタサイクルがおすすめ!自由自在に足を延ばせて、疲れ知らずの電動自転車が大活躍してくれます♪

一日の流れ

これからご紹介する1日の流れをざっくりまとめると、以下のようになります。

【10:30】 「ぐるりん小田原」でレンタサイクルを借りる
【11:00】 「小田原漁港」周辺でランチ
【12:15】 「漁港の駅 TOTOCO小田原」でスイーツ休憩
【13:45】 海の見える無人駅「根府川駅」へ
【15:00】 「小田原かまぼこ通り」で食べ歩きかまぼこ
【16:00】 レンタサイクルを返却
【16:15】 「ミナカ小田原」で街歩き&食べ歩き

それでは早速、小田原のレンタサイクル日帰り旅を始めましょう。

【10:30】「ぐるりん小田原」でレンタサイクルを借りよう

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii

レンタサイクルは、JR小田原駅東口近くにある「おだわら市民交流センターUMECO」の「小田原駅東口駐車場」で借りることができます。「ぐるりん小田原」というのぼりが目印。

普通自転車(¥500/1回)電動アシスト付自転車(¥1,000/1回)から選んでくださいね。今回は移動範囲が広く山道も走るので、電動アシスト付自転車を借りました。こちらは16:30までの営業なので、30分前くらいを目安に返却しましょう。

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii
~レンタサイクルはこちらでも借りられます~
①早川臨時観光案内所(小田原駅隣「早川駅」そば)
年末年始を除く土日祝日のみ営業/電動自転車の貸し出し

②小田原市観光交流センター(「小田原城址公園」そば)
電動自転車のほかクロスバイクの貸し出しもあり
※詳細はこちらをご覧ください
レンタサイクル「ぐるりん小田原」
小田原市 / レンタサイクル
住所:小田原市栄町一丁目1番27号地図で見る
電話:0465-24-6611
Web:http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/machimeg...

【11:00】 小田原漁港の「かご平」でランチタイム

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii小田原漁港

相模湾の豊富な魚介類が水揚げされる小田原漁港。なかでもアジが有名で、「アジのたたき」は小田原の漁師料理が発祥なのだとか。漁港周辺には、新鮮な海の幸を楽しめる店が軒を連ねています。

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii

筆者がいただいたこちら「かご平」の「アジフライ刺身2点盛り定食(税込¥1,300)」。アジフライといえば三角形のイメージでしたが、イカフライのような形をしており、一口食べるとサクサクふわふわ!これが魚なの?と驚きました。今までのアジフライの印象ががらりと変わるかも?

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii
かご平
小田原市 / 定食・食堂 / 魚介・海鮮料理
住所:神奈川県小田原市早川1丁目6−10地図で見る
電話:0465-23-1429

【12:15】「漁港の駅 TOTOCO小田原」でスイーツ休憩

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii

小田原周辺の魚介類や農産物、お土産などを買うことができる「漁港の駅 TOTOCO小田原」。多彩な商品のラインナップは見ているだけで楽しくなります。このエリアの特産品である柑橘類はもちろん、ちょっと珍しいところでは鹿や猪の肉もおいてありました。買って帰って、おうちジビエにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii
  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii

そんな中、食後のデザート休憩におすすめなのが、1階に2021年7月にオープンした「小田原漁港プリン」。可愛らしい魚をモチーフにしたプリンが人気の店です。

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMiiお店の看板もかわいい「小田原漁港プリン」

筆者が注文したのは「レモンソフト(税込¥420)」。シーズン中は小田原産のレモンが使用されており、最中のトッピングをお好みで4種類(ほたて・小田原城・さくらは+¥50、おさかなは+¥80)から選べるのが楽しい!地元の最中専門店「小田原種秀」のこだわり最中を使用しています。

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMiiスプーンまでこだわりあり!

小田原城をトッピングしたら、こんなにシュールな可愛さになりました♪ レモンの香りとほのかな苦味、そしてさっぱりとした後味の爽やかソフトをぜひどうぞ。

小田原漁港プリン
小田原市 / プリン / プリン専門店 / ソフトクリーム / インスタ映え
住所:神奈川県小田原市早川1-28 漁港の駅 TOTOCO小田原 1階地図で見る
TOTOCO小田原
小田原市 / おみやげ屋
住所:神奈川県小田原市早川1番地-28地図で見る
電話:0465-20-6336
Web:https://www.totoco-odawara.com/

【13:45】 海の見える無人駅「根府川駅」で癒しの時間を

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii「JR根府川駅」はレトロな外観も魅力のひとつ

根府川駅は、小田原駅から熱海方面に向かって2つ目の駅です。こじんまりとした佇まいのブルーグリーンの駅舎の奥には青い海が広がり、とってもフォトジェニック! 相模湾がキラキラと輝き、まるで1枚の絵のようです。

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii「JR根府川駅」からのこの景色に癒される人は多いはず

この駅は「関東の駅百選」に選ばれており、その理由が「ミカン山を背に相模湾を見下ろし日の出が絶景な駅」だからなのだとか。

じつは、小田原周辺にはウォーキングを楽しめるコースがいくつかあります。根府川駅の裏手から小田原方面へと続く「早川・片浦ウォーキングトレイル」はその中のひとつで、まさにみかん畑と海が印象的なコース。筆者が以前春に訪れたときは、みかん畑のオレンジや黄色と相模湾の青色のコントラストが映える、とても素敵な風景に出会うことができました。

  • 写真:自由旅クリエイターにじねこMii山の上から眺める青い海とみかん畑のオレンジ色のコントラストが素敵です

ちなみに小田原方面〜根府川駅間をレンタサイクルで走る際、海沿いの国道135号線はかなり交通量が多いので気をつけてください。できる限り山沿いの別の道も併用するのがいいと思います。山道が多く距離もあるので、根府川駅を目指すのであれば、やはり断然電動自転車がおすすめです。

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この記事を書いたトラベルライター

元バックパッカー、今はママライター。たくさんの楽しいを見つけたい!
ひとり旅好き。独身時代ニュージーランドでのワーキングホリデーを経て、ヨーロッパを半年間放浪しました。帰国後は住み込みの派遣で国内を転々とし、現在は2人の子の母。レンタサイクル、ローカル線や青春18きっぷを使って近場で自由に楽しむ旅が好きです。

◇◇トラベルライターアワード2021上半期 受賞◇◇



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ブログも日々更新中。

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