この記事の目次表示
出雲のオススメグルメ
日本三大そばの一つ「出雲そば」
写真：ある通訳案内士並べてみるといい感じ
筆者のような関東出身者はあまり馴染みがないですが、出雲は蕎麦も有名で、日本三大そばの一つとなっています。割子（重箱）で食べる蕎麦もいいですね！ 出雲そばのそば粉はソバの実を皮のまま石臼で挽くため黒い粉になります。一般的に、このような蕎麦は「田舎そば」と呼ばれ、見た目はあまり良くないかもしれませんが、香りが良く、たんぱく質を多く含む栄養価の高いそば粉なのです。
元祖ぜんざい「出雲ぜんざい」
- 写真：ある通訳案内士お茶や昆布含めて良いお味
また、あまり知られていないと思いますが、出雲はぜんざい発祥の地なのです！ 旧暦10月の「神在月」では、「神在祭(かみありさい)」が出雲大社で執り行われており、そのお祭りでふるまわれたのが、「神在餅(じんざいもち)」という「ぜんざい」だったそうです。「じんざい」が出雲弁でなまって、「ずんざい」→「ぜんざい」となっていったとのこと！ 是非、ぜんざい発祥の地でぜんざいを食べてみてくださいね。
出雲市駅周辺に宿泊する場合のオススメスポット
- 写真：ある通訳案内士島根の自虐ネタが面白い
アクセス面や価格面などで出雲市駅周辺に宿泊する人も多いでしょう。ただ、出雲市駅周辺はこれといって観光名所はありません。そのため、ホテルに早めに着いて周辺をブラブラしようとする人は暇を持て余すかもしれません・・
そんな時にオススメなのが以下の二つです！
アトネスいずも
出雲市駅直結の「アトネスいずも」では、出雲だけではなく山陰の様々なお土産見ることができます。旅の途中であっても忘れないようにお土産を買っておいたり、夜のおともに地酒やお菓子などを買うのもいいですね！
- アトネスいずも
- 島根 / ショッピングモール・デパート
- 住所：〒693-0007 島根県出雲市駅北町１０−３地図で見る
- 電話：0853-21-6783
- Web：https://izumo.mypl.net/shop/00000323160/
出雲駅前温泉 らんぷの湯
「出雲駅前温泉 らんぷの湯」では、檜の香りとらんぷの灯りが醸し出す落ち着いた雰囲気の中、地下1,800mの湯脈からひいた、二十種類もの効能がある茶色い温泉を楽しむことができます。竹林を眺めつつゆったりできる出雲の名湯です！
駅近くのビジネスホテルに泊まるときは、旅先で室内のシャワーというのも若干味気ないので、らんぷの湯へ足を運んでみてはいかがでしょうか？ 利用料金は土日祝日だと大人770円ですが、近隣のホテルに宿泊していると割引してもらえる可能性があります。
- 出雲駅前温泉 らんぷの湯
- 島根 / 日帰り温泉
- 住所：〒693-0008 島根県出雲市駅南町１丁目３−３地図で見る
- 電話：0853-20-2626
- Web：http://ranpu-no-yu.com/
③ 松江（島根）
- 写真：ある通訳案内士松江観光には赤いレトロ風バス
松江は島根県の県庁所在地であると同時に、20万石ほどの城下町として江戸時代より栄えてきた街でもあります。お堀を小舟で巡る堀川めぐりや小泉八雲記念館など、やること・見どころ満載でいろいろ巡りたい観光地ですが、今回は3時間ほどあれば松江駅から巡れるスポットを二つご紹介します！
移動にはぐるっと松江レイクラインバス（赤いレトロなバス）がオススメです。レイクライン 1 日乗車券は大人520円で購入できます（1回乗車は210円）。
松江のオススメ観光スポット
松江城
- 写真：ある通訳案内士凛とした美しさ漂う天守
「松江城」は全国に現存する12天守のうちのひとつで、国宝に指定されています。再建された大阪城や名古屋城のような豪華なイメージではなく、質実剛健とした印象です。松江城及び城下町を建設して現在の松江市の礎を築いた堀尾家から、京極家、松平家と受け継がれてきました。廃城例で取り壊し寸前になるも、地元の有志により守られて今に至ります。
城内では松江や松江城の歴史が学べます。眺めもいい現存天守に上り、長い歴史を感じましょう！（登閣料は大人680円）
- 松江城
- 島根 / 城 / 観光名所 / 紅葉 / 桜の名所
- 住所：島根県松江市殿町1-5地図で見る
- 電話：0852-21-4030
- Web：http://www.matsue-tourism.or.jp/m_castle/
興雲閣
- 写真：ある通訳案内士大正ロマン漂う
「興雲閣」は、松江市が松江市工芸品陳列所として建てた建物で、島根県指定有形文化財・松江市歴史的風致形成建造物に指定されています。当初、明治天皇の行在所（あんざいしょ、天皇がお出ましの時の仮の御殿）に使用する目的で造られたため、装飾・彫刻を多く用いた華麗な仕上げとなっています。明治・大正ロマンが感じられる建物です（入館無料）。
亀田山喫茶店というカフェもあるので、松江城観光の前後に休憩するのもいいですね！
- 亀田山喫茶室
- 島根 / カフェ・喫茶店
- 住所：〒690-0887 島根県松江市殿町１−５９地図で見る
- 電話：0852-61-5001
- Web：https://www.instagram.com/kamedayamakissashitsu/
- 興雲閣
- 島根 / 建造物 / 女子旅 / 歴史的建造物
- 住所：島根県松江市 殿町1番地59地図で見る
- 電話：0852-61-2100
- Web：http://www.matsue-tourism.or.jp/kounkaku/
④ 境港（鳥取）
- 写真：ある通訳案内士駅前には鬼太郎と仲間たちが
境港は、長さ約20kmの大砂州である「弓浜半島」の北端に位置し、三方が海に開けています。全国約3千ある漁港のうち13港だけが指定を受けている特定第3種漁港となっており、水産拠点として位置づけられた漁港の証となっています！
松江から境港へのアクセス
- 写真：ある通訳案内士山陰旅でお世話になる松江駅
松江駅から境港駅まで出ているバス（1,000円）が便利です。ほぼノンストップで行くことができます。
- 境港駅
- 鳥取 / 駅 / 鬼太郎に会えるスポット
- 住所：鳥取県境港市大正町1-28地図で見る
- Web：https://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0641710
境港のおすすめ観光スポット
水木しげるロード
- 写真：ある通訳案内士いたるところに妖怪
「水木しげるロード」は、境港駅から水木しげる記念館の方向へ続く約800mの通りで、177体の妖怪ブロンズ像が立ち並びます。夜にはロード全線に妖怪たちの影絵の照明が投射されたり、ブロンズ像のライトアップが施され、さながら子供なら泣き出してしまいそうな道になります！
道沿いには多数の飲食店やお土産屋さんのほか、妖怪神社があり、妖怪スタンプラリーを楽しむこともできます！
水木しげる記念館
- 写真：ある通訳案内士夜見ると怖いかも
「水木しげる記念館」では、鬼太郎についてだけでなく、水木しげるさんにより生み出された多くの漫画や、水木しげるさんの生涯について知ることができます。展示は工夫に富んでおり、さすが日本が誇る偉大な漫画家の記念館というところです！
妖怪についての展示も充実しており、鬼太郎に慣れ親しんできた世代から妖怪をあまり怖がらなくなってきた子供まで、家族で楽しむことのできる記念館です。
- 水木しげる記念館
- 鳥取 / 博物館 / 観光名所 / 鬼太郎に会えるスポット / キャラクターミュージアム
- 住所：鳥取県境港市本町5番地地図で見る
- 電話：0859-42-2171
- Web：http://mizuki.sakaiminato.net/
境港のオススメグルメ：新鮮な魚介類
- 写真：ある通訳案内士様々な海鮮料理屋さん
境港では取れたての魚介類をいただきましょう！ 観光客向けのところは高めかもしれませんが、のどぐろなど名物も比較的お得にいただくことができる印象です。
終わりに
「島根と鳥取どっちがどっちだかわからない」なんて思っている人も多いかもしれませんが、そういう人にこそぜひ訪れてみていただきたいです！ 自然から歴史ある文化遺産、漫画家ゆかりの地や様々なグルメまで、本当にいろいろな楽しみがあります。
2泊3日・車なしでもそこそこ色々なところに行けることもあり、自信を持ってオススメできるエリアです！
