米子鬼太郎空港から巡る！名所旧跡・グルメ満載山陰2泊3日モデルコース

この記事の目次表示

• 米子鬼太郎空港について
•    米子鬼太郎空港にいる鬼太郎と仲間たち
•    米子鬼太郎空港から巡る観光モデルプラン　
• ① 米子（鳥取）
•    米子鬼太郎空港から米子駅へのアクセス
•    米子のオススメ観光スポット：米子城
•    鳥取のオススメグルメ：鳥取二十世紀梨ゼリー
• ② 出雲（島根）
•    米子から出雲大社へのアクセス
•    出雲オススメ観光スポット
•       出雲大社
•       島根県立 古代出雲歴史博物館
•       出雲大社門前町
•       旧大社駅
•    出雲のオススメグルメ
•       日本三大そばの一つ「出雲そば」
•       元祖ぜんざい「出雲ぜんざい」
•    出雲市駅周辺に宿泊する場合のオススメスポット
•       アトネスいずも
•       出雲駅前温泉 らんぷの湯
• ③ 松江（島根）
•    松江のオススメ観光スポット
•       松江城
•       興雲閣
• ④ 境港（鳥取）
•    松江から境港へのアクセス
•    境港のおすすめ観光スポット
•       水木しげるロード
•       水木しげる記念館
•    境港のオススメグルメ：新鮮な魚介類　
• 終わりに

米子鬼太郎空港について

• 写真：ある通訳案内士鬼太郎が飛ぶ

「米子鬼太郎空港」は鳥取県の米子市にある国際空港で、羽田間にANA便がある他、ソウル間と香港間にも定期便があります。直行便があることもあり、街中では予想以上に韓国と香港の方を見かけました。出雲大社最寄りの空港である出雲縁結び空港にはANA便がないため、ANAユーザーが東京から出雲方面に行くときは、米子空港を使うことも多いでしょう。

米子鬼太郎空港の「鬼太郎」は、皆さんご存知『ゲゲゲの鬼太郎』の「鬼太郎」です。作者である水木しげるさんの出身地が米子からすぐの境港なのですね。ちなみに、鳥取市にある空港は鳥取砂丘コナン空港と呼ばれています。作者の青山剛昌さんが鳥取県東伯郡北栄町出身なのですね。そんな国民的な漫画家を二人も輩出しているということで、鳥取県は「まんが王国とっとり」を標榜しています！

米子鬼太郎空港にいる鬼太郎と仲間たち

• 写真：ある通訳案内士写真スポットもしっかり

空港内では、様々な鬼太郎関連のものを見つけることができます。グッズやお土産はもちろんのこと、様々な像があるので、記念撮影もバッチリです！　ゴールドカードなどで入れる空港ラウンジ「LOUNGE DAISEN」では、『ゲゲゲの鬼太郎』や『名探偵コナン』を読んで、山陰出身の偉大な漫画家に想いを馳せることもできます。

米子鬼太郎空港から巡る観光モデルプラン　

今回は、出雲大社が観光のメインとなっているため、

• 米子鬼太郎空港から出発
• ① 米子観光（鳥取）
• ② 出雲観光（島根）
• ③ 松江観光（島根）
• ④ 境港観光（鳥取）
• 米子鬼太郎空港に戻る

というように、鳥取の米子観光からスタートして島根を巡って、ふたたび鳥取の境港に戻ってくる、2泊3日のモデルプランとなっています。

それでは早速、ご紹介していきましょう！

① 米子（鳥取）

• 写真：ある通訳案内士大山が映える

米子は、江戸期に米子城・伯耆国十八万石の城下町として繁栄してきた歴史ある街です。現在では、近隣からのアクセスもよい山陰を代表する商都として、山陰の玄関口となっています。

米子鬼太郎空港から米子駅へのアクセス

• 写真：ある通訳案内士キュートな妖怪列車

米子鬼太郎空港から米子市内までは、バスやJR境線で40分ほどとアクセスは悪くないです。米子鬼太郎空港は米子と境港の中間に位置しているため、どちらにも行きやすい空港と言えます。

JR境線の全16駅には各々「鬼太郎駅」や「ねずみ男駅」のように妖怪の名前がついており、妖怪電車が走っています。JR境線が発車する米子駅0番ホームは、妖怪だらけになっており、夜はちょっと怖いかもしれないです・・

米子のオススメ観光スポット：米子城

• 写真：ある通訳案内士天守台からの眺望

米子のシンボル的存在と言えるのが「米子城」です。米子駅から徒歩15分、さらに元気な人なら15分ほどで天守台まで登って行けることから、筆者も米子駅の観光案内所の方にオススメしていただきました。米子に午後到着してとりあえずホテルに荷物を置いてどこかに行こうか、といった時に最適です！

天守閣は再建されていませんが、天守台から眺める米子市街や中海、日本海、大山、島根半島はなかなかのもの！　天守台のある湊山は標高90mとはいえ結構登るので、平山城という感じはあまりしません。

明治に至るまで四層五重の天守閣と四重櫓という大小2つの天守が華麗に連なっていた米子城は、江戸時代に発布された「一国一城令」の下、例外として存続を許された「支城」のなかでもかなり立派なお城だったようですね。

鳥取のオススメグルメ：鳥取二十世紀梨ゼリー

• 写真：ある通訳案内士容器は記念に

二十世紀梨は鳥取の特産の一つですが、その二十世紀梨が可愛い梨型容器に入ったゼリー（約500円）となっています。果肉がジューシー！　その場で食べるもよし、お土産とするもよしです。

② 出雲（島根）

• 写真：ある通訳案内士駅舎のデザインが出雲らしい

出雲は縁結びの地として有名なこともあり、若い女性のグループやカップルを多く見かけます。もちろん、家族連れや団体客も多いですし、一人で自分を見つめ直す旅にもオススメです！

米子から出雲大社へのアクセス

• 写真：ある通訳案内士ピンク色の列車が可愛い

米子駅からは、「特急やくも」で出雲市駅まで行くと便利です。出雲市駅から出雲大社へはバスで行くこともできますが、個人的には一畑電車の利用がオススメです！　かわいらしいご縁電車「しまねっこ」号に乗ることができます。

外観が可愛らしいことはもちろん、車内のデザインも凝っています。車内には良縁を維持する秘訣が書いてあるので、乗車したら探してみましょう！　ちょっとギクシャクしている関係を改善するきっかけになるかもしれません。

出雲オススメ観光スポット

出雲大社

• 写真：ある通訳案内士出雲大社と言えばこの大しめ縄

「出雲大社」はいわずと知れた日本を代表する神社です。スケールの大きさ、歴史の長さに圧倒されます。大しめ縄や2礼4拍手1礼（2拝4拍手1拝）の参拝方法などから、出雲大社の特別感が感じられますね。

タイムスリップできるとしたら、古代に存在したと言われる巨大神殿を一目見てみたいものです。

島根県立 古代出雲歴史博物館

• 写真：ある通訳案内士近代的で開放感溢れるガラス張り

「島根県立古代出雲歴史博物館」は槇文彦氏設計の近代的な建物で、開放的です。出雲大社に関する展示や古代出雲地方の歴史を感じられる豊富な出土品の数々は、じっくり見ていたら一日では足りないかもしれません！　そこまで歴史に興味がない人でも、映像を使った古代の恋愛に関する展示や、出雲神話に関する短編映画を観ることができたりと、いろいろ楽しめるでしょう！

敷地は広く、建物の外にいくつか置かれている石でできたウサギが可愛いです。天気が良ければ、観光客の多い出雲大社周辺から離れ、往時を偲びながら外のベンチに座って風に吹かれてみるのも一興です。

出雲大社門前町

• 写真：ある通訳案内士大きな白い鳥居

「出雲大社門前町」は、出雲大社前駅から出雲大社に向かう際に通る道がメインストリートなっています。様々なグルメやオシャレな雑貨屋さんなどがあり、見ているだけでも楽しいです！　ここで時間を使いすぎて出雲大社観光の時間が無くなってしまうかも。

旧大社駅

• 写真：ある通訳案内士現役としてまた活躍してほしい立派な駅舎

「旧大社駅」は、出雲大社前駅から出雲大社とは反対方面へ徒歩10分ほどの距離にある、旧JR大社線の駅です。出雲大社の門前町にふさわしい、重厚な木造平屋建てで、和風趣向の際立つ建物です！

• 写真：ある通訳案内士往時の賑わいを彷彿とさせる大きな改札口

一時期は東京・大阪・名古屋から直通列車が運行するなど、出雲大社の表玄関口として参拝客など多くの人で賑わっていましたが、大社線廃止に伴い、1990年4月1日に長い歴史に幕を下ろしました。現在は、駅舎内やホームの見学ができます！