マレーシア
マレーシア観光
歴史的な町並みと近代的な建物にビーチリゾートも満喫

【マレーシア・サンダカン】ラブックベイ テングザル保護区 でテングザルを間近で観察しよう!

取材・写真・文:

オーストラリア在住

2019年3月25日更新

116view

お気に入り

写真:bemnty

マレーシアのボルネオ島でしか生息していない大きな鼻が特徴的なテングザル。ボルネオ島ではジャングルクルーズなどで、野生のテングザルの姿を見られますが、サンダカンの「ラブックベイ テングザル保護区」では野生のテングザルを至近距離で見る事が出来るのです。そんな意外に知られていないラブックベイ テングザル保護区についてご紹介します。

この記事の目次表示

テングザルとは

  • 写真:bemnty

テングザルは、ボルネオ島の固有種。その魅力は、一目見たら忘れられないユニークな顔立ちです。大きな鼻が垂たれ下がり、まさに天狗のようでインパクト大。実は鼻が長くなるのはオスだけで、歳を取るほど長く立派になるそうです。

テングザルは一般的に群れを作って行動し、水辺にあるマングローブ林などで生活しています。その構成は、大人のオスのボス猿を中心に、たくさんの大人のメスと子どもたちという構成です。ボルネオ島でのジャングルクルーズでは、かなりの確率で見る事が出来ますが、通常高い木の上で生活しており、遠目でしか見る事は出来ません。

テングザルは平和主義な動物で、他の動物達との争いを避ける為に、他の動物達が好まないタンニンなどの有害な物質が含まれている葉を主に餌として食べています。しかしテングザルの大きなお腹には胃が4つもあり、最初の胃にいる微生物が、葉の有害な物質を解毒してくれるのです。このように、テングザルは他の動物が食べない毒のある葉をエサにすることで生き残ってきたのです。

さらにサルは一般的には泳げませんが、テングザルは泳ぐことが出来る珍しい猿なのです。

ラブックベイ テングザル保護区

  • 写真:bemnty

90年代初頭から現在のラブックベイ テングザル保護区の周辺は、ヤシ油を獲るための大規模なアブラヤシのプランテーションの開発ために森が伐採され、この周辺に生存するテングザルや他の動物は食料の調達が困難にりました。

そこでこれらの動物の保護を確実にする為に、毎日果物と水を補給する努力がなされました。このような努力は10年以上続き、今では約60匹のテングザルが食事の為に定期的にやって来るそうです。こうして普段は高い木の上で生活していて、滅多に近くで見る事が出来ない野生のテングザルを、至近距離で見る事が出来るようになったのです。

現在では2つのプラットフォームで、訪問者はテングザルが食料を摂取する時に、そのユニークな生態や群れの構成などを間近で観察する事が出来ます。また保護区内には、宿泊施設やレストランも併設されています。

入場料MR60(約1,630円)、デジタルカメラ、ビデオカメラで撮影の場合は別途カメラ持ち込み代金としてMR10(約270円)。携帯電話、スマホでの撮影については、カメラ持ち込み代金は発生しませんでした。

プラットフォームA

  • 写真:bemnty

餌付けの時間は9:30と14:30になります。筆者は14:00ごろタクシーにて到着した(アクセス詳細は後述)ので、プラットフォームAから先に見学しました。

  • 写真:bemnty

このように広々とした場所から餌付けの光景を見る事が出来ます。曜日や時間帯によっても違うのかもしれませんが、この日は人影まばらで、プライベート感覚でテングザルを観察出来ました。

  • 写真:bemnty

ボス猿が餌付けの時間が待ちきれないと言わんばかりに、既に待機していました。訪問者と動物達の境目の柵に腰をかけていたので、距離間がかなり近かったのと、近くで見るととても身体が大きな猿なので少し怖かったのですが、基本的にはテングザルはとても大人しい性格で争いを好まないとのことですので、人間に襲いかかってくる事もないそうです。

  • 写真:bemnty

保護区のスタッフが餌を持って来ると、どこからともなくテングザル達が現れ、餌に食いつきます。プラットフォームAの方はBよりもテングザルの餌付けに場所が遠い距離にあるという事でしたが、それでも近距離で見る事が出来たと思います。

餌がなくなると猿たちはどこかに消えていってしまうので、折を見てプラットフォームBに移動します。次の餌付けの時間まで持て余してしまうので、プラットフォームBの前にあるレストランで、時間つぶしに飲食するのがおすすめです。

次のページを読む

マレーシアの旅行予約はこちら

マレーシアのパッケージツアーを探す

マレーシアのホテルを探す

マレーシアの航空券を探す

マレーシアの現地アクティビティを探す

(チケット)

(現地ツアー&体験)

マレーシアのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※この記事は2019年3月24日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事

クアラルンプールで子連れにおすすめの観光スポット17選

大人はじっくり観光したいけど、こどもが飽きてしまう・・・子連れ旅行は、どこに行ったらよいか迷いますよね。ここでは、クアラルンプール近郊のこどもが楽しめるスポット...

4泊5日♪これが王道?!シンガポール女子旅モデルスケジュール!

人気の海外旅行先であるシンガポール。初めてシンガポールへ行かれる女性の方へ、平日仕事終わりに出発する4泊5日のシンガポール女子旅モデルコースをご紹介します!穴場...


【海外】女子ひとり旅におすすめ旅行先6か国と過ごし方!迷ったらココ!

女子一人でも安心・満喫できるおすすめの国(都市)をご紹介!気になる治安面を考慮し、街の可愛さはもちろんのこと、周りやすさや物価の安さ、食事のおいしさなどを総合し...

【マレーシア】世界遺産の街マラッカが、楽しい!可愛い!美味しい!

マレーシアの首都クアラルンプールから、南へバスで2時間半ほどの世界遺産にも登録されている古都「マラッカ」。16世紀のオランダ、17世紀のポルトガル、18世紀のイ...


摩訶不思議!一度は見たい「世界の秘境・絶景スポット」11選

世界には想像を絶する景色がたくさんあります。秘境から有名な観光スポットまで、一生に一度は見てみたい摩訶不思議な絶景をご紹介。ちょっと人とは違う所に行きたい!地球...

この記事を書いたトラベルライター

年齢と反比例して年々アクティブに
オーストラリア パース在住歴20年。
3人の子供達から手が離れ、人生第2章を満喫中。
ヒマラヤトレッキングに魅せられ、登山のための基礎体力づくりに日々没頭中です。
最近始めた地元観光ガイドの仕事をきっかけに地元愛が再燃し、パースの素晴らしさを再認識。地元パースの魅力もお伝えしていきたいと思います。
http://bemnty.exblog.jp/

【オーストラリア】世界で1番美しい街・ パース!在住者イチオシの4泊5日モデルプラン

世界で最も美しい街と言われるパース。透けるような青い空に大自然、可愛い動物たちにロットネス島、そしてワイナリーと見所満載のパースですが、オーストラリアのガイドブ...

【オーストラリア】現地ガイドがイチオシする、フリーマントルマーケットの人気お土産6選

パースに訪れた際にはマストで寄っていただきたい、古い町並みを残したままの港町フリーマントル。週末だけ営業しているフリーマントルマーケットでは、お土産などの雑貨類...


オーストラリア パース在住者が案内!パースシティ立ち寄りスポット・徹底ガイド

西オーストラリア州の首都パース。オーストラリアの都市の中でも他の州の都市から2,000㎞以上離れているので、「世界一孤立した都市」と言われるほど。「世界一美しい...

【セブ島・モアルボアル】内緒にしたい、シュノーケル&ダイビング三昧とサーディンランも絶対見れるスポット!

フィリピン・セブ島南西部のモアルボアルでは世界でも有名なスキューバダイビング、シュノーケルスポットです。モアルボアルからボートに乗ってダイビングスポットに行くと...


【マレーシア】世界遺産の街マラッカが、楽しい!可愛い!美味しい!

マレーシアの首都クアラルンプールから、南へバスで2時間半ほどの世界遺産にも登録されている古都「マラッカ」。16世紀のオランダ、17世紀のポルトガル、18世紀のイ...

トラベルライターアワード受賞結果発表トラベルライターインタビュー Vol.2 bluemoonさん

【トラベルライターインタビューVol.2】NY記事50本超え!人気記事を多数生み出しているbluemoonさんの執筆のコツとは?