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プラットフォームB
餌付けの時間は11:30と16:30になります。送迎バスを利用した場合は、こちらのプラットフォームBから見学することになると思います。
こちらでも餌付けの時間が待ちきれない方がいらっしゃいますね。待ち過ぎて眠くなってしまったのでしょうか?体育座りの体勢は人間そっくり。思わず笑ってしまいます。
気持ち良さそうにお休みですね。アップのお顔も誰かに似ているような。。。。
こんなに近くまで行けるので、2ショットも撮れてしまいます。人間を気にすることもなくマイペースなご様子です。
プラットフォームBは、このようにかなり近くで見る事が出来ます。。確かにBの方が餌付け場所が近くに設置されているので、より至近距離でテングザルを観察する事が出来ます。
プラットフォームAと同じように、餌付けの時間になると周囲の木がわさわさと揺れはじめ、どこからともなくテングザル達がやって来ます。そして餌に食い付くのですが、テングザル以外の動物もやって来ます。たった1匹の小さなカニクイザルのような猿にも、グループ全体で怯えるテングザルの様子が微笑ましいです。本当に争いごとが嫌いな気が小さいお猿さんなんだなと実感します。
食事の後は水分補給です。水を飲む姿がみんな一緒でキュートです。
そして食後のリラックスタイム。長い脚を伸ばして姿勢の良い姿が微笑ましいです。このように様々な姿のテングザルに癒される事間違いなしです。
ラブックベイ テングザル 保護区への行き方
写真のように地理的には、サンダカンの街や空港から離れており、時間は片道1時間半ほどかかります。約中間地点にセピロックのオラウータン リハビリテーションセンターがあり、送迎の往路はサンダカンの街中の「ホテルサンダカン」に9:30、または「セピロック オラウータン リハビリテーションセンター」に10:30にピックアップ、復路はラブックベイ テングザル保護区発が15:00と17:00の2便あります。料金は片道1人RM20(約550円)です。
筆者はキナバタンガン川でのジャングルクルーズの後にセピロックのホテルに泊まった為に、セピロック オラウータン リハビリテーションセンターからタクシーと交渉して、往復と待ち時間を含めるチャーターをMR120(約3,300円)でお願いしました。
保護区内は広くて、プラットフォーム間の移動も炎天下の中歩くにはかなりきつい距離なので、タクシーをチャーターすると保護区内もタクシー移動できるし、ドライバーさんはガイドのように案内してくれて助かりました。セピロックからは片道1時間弱の距離です。ちなみにサンダカンの街からタクシーをチャーターすると大体相場はMR200(約5,450円)くらいらしいです。
最後に
日本の動物園にもあまり飼育されていないようですし、日本では馴染みの薄いテングザルですが、天狗のような大きな鼻に特徴がある容姿には、見覚えがある方は多いのではないでしょうか。ボルネオ島にしか生息しない珍しいお猿さんですが、キナバタンガン川のクルーズなどでは必ずと言っていいほど、野生のテングザルを見る事が出来ますが、高い木の上にいる事が多い為、遠目でしか見る事が出来ません。
ラブックベイ テングザル保護区ではこのように、かなりの至近距離で見る事のできる珍しい場所です。ボルネオ島ではオラウータンのリハビリテーションセンターが有名ですが、ラブックベイ テングザル保護区は人間と猿の境界がなく、より一層テングザルを近くで見る事が出来、その微笑ましいユニークな姿に癒されます。
オラウータンと共にテングザルも、ボルネオ島の大規模なアブラヤシのプランテーションの開発で、居場所と餌を無くし絶滅の危機にあります。そんなテングザルを保護の目的で餌付けが行われ、それを間近で見る事が出来るラブックベイ テングザル保護区は、ジャングルクルーズとセットで、是非立ち寄って頂きたいスポットです。
- ラブックベイ テングザル保護区
- マレーシア / 公園・動植物園 / 動物園
- 住所:Off Jalan Labuk, 90000 Sandakan, Sabah, Malaysia地図で見る
- Web:https://www.proboscis.cc/home.html