物価の安いマラッカでは、屋台を含む数多くのレストランがあって迷ってしまうかと思います。マラッカには、マレーシアと中国文化が融合されたニョニャ料理や、インド系の人も多いのでインド料理店も多くあり、選択肢も豊富。そんなマラッカで、外さない人気レストラン&スイーツ店をご紹介します。
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【1】BULLDOG (ブルドッグ)
某旅行サイトでも、マラッカで人気のレストラン上位にランクインしているニョニャ料理の人気店です。
元々はバーだったという事もあって、ニョニャ料理のお店とは思えないモダンな造りのお店です。週末にはライブバンドの演奏もあるとか。
写真は、ニョニャ料理定番のスターター「ポピア」。ポピアとはニョニャ版の春巻きです。クレープのような皮で巻かれており、中身には大根のような野菜を煮たものや、香草、モヤシなどが入っていて、チリソースがアクセントになっています。
こちらもニョニャ料理のスターターの定番の「パイ ティー」です。ポピアと中身は一緒ですが、外側はカップ状の揚げた餃子の皮のようなものになっています。ビールに合います。
こちらはメイン料理の「サンバルソトン」。イカのチリソースですが、ニョニャスタイルで辛めです。
「イカン アッサム」というこちらのメニューは、お魚ソテーのアッサムスープ煮です。新鮮なお魚と酸っぱ辛いアッサムとの相性が抜群で、深みがあって複雑ながらも、バランスが絶妙な逸品です。
こちらのお野菜メニューは「サンバル カンコン」。全体的に辛いおかずですが、ご飯と一緒に汗をかきながらいただきましょう。
辛いおかずを味わったあとは、マレーシアの定番デザート「チェンドル」も忘れずに。チェンドルとはマレーシア版のかき氷です。かき氷と一緒に緑のゼリーやお豆などがトッピングされ、ココナッツミルクと椰子砂糖を溶かした黒蜜シロップを掛けたものです。黒蜜シロップのコクがアクセントになって、とても美味しいです。
上記のお料理とビールを飲んで、合計MR130 (3,500円)でした。マレーシアでは高額ですが、お料理のクオリティと味を考えれば納得の値段です。
【2】Wild Coriander (ワイルド コリアンダー)
マラッカ川沿いにある「ワイルド コリアンダー」も、ニョニャスタイルのマレーシアレストランです。古い家を改装した店内は、開放感があり扇風機の風が心地よい空間です。
こちらでは是非、人気の定番料理「ナシラマ」を。ナシラマとはマレーシアスタイルの定食で、ココナッツミルクで炊いたお米に、小魚を揚げたもの、ピーナッツ、卵、チリソースがセットで提供され、メインのおかずも付いてくるメニューです。こちらのメインのおかず「ビーフランダン」という、牛肉をスパイスで煮込んだものでした。
こちらは「ミーシアム」といって、ビーフンに海老風味のチリソースで和えたものです。筆者の正直な感想は、ミーシアムはシンガポールスタイルの方が美味しく感じました。
こちらは「ラジャック」といって、南国のフルーツや野菜をピーナッツ系のソースで和えたもの。こってりしたソースにさっぱり野菜とフルーツが意外に合います。
上記のお料理とソフトドリンクを飲んで、合計MR53 (1,430円) 。かなりリーズナブルなレストランです。
- ワイルド コリアンダー
- マレーシア / アジア料理
- 住所:40 Jalan Kampong Pantai Melaka 75200 Malaysia地図で見る
- 電話:60(12 380 7211)
【3】S Sihat Kafe (エス シハット カフェ)
ジョンカー通りの外れにある、ベジタリアン インド料理のレストランです。
ランチタイムからのバナナリーフミールが有名ですが、午前中はブレックファーストメニューのみを提供しています。写真は、朝食でいただいたマルチグレインの「ドーサ」と「ラシー」です。
ヘルシーそうなカラフルな3色のカレーは、お野菜の甘みにしっかりスパイスが効いていて、クセになるお味です。黄色はかぼちゃベース、緑はミントの味が強いさっぱり系で、赤はビーツベースでした。ベジタリアンだけど満足感があり、罪悪感なしのヘルシーインド料理です。
- エス シハット カフェ
- マレーシア / アジア料理
- 住所:96 Jalan Tokong Melaka 75200 Malaysia地図で見る
- 電話:60(12 906 4822)
【4】Cendol Kampung Hulu (チェンドル カンプン フールー)
こちらは色々な軽食を売っているフードコート的な場所の一角にあるチェンドル屋さんです。マラッカ川沿いの人が集まる場所にあり、ひときわ目立っているお店です。
お客さんから次々とオーダーが入り、飛ぶように売れていました。
かなり大き目のチェンドルには、定番の緑のゼリーとお豆にココナッツアイスクリームものっていて、トッピングによって多少値段が変わるようです。
メニューはマレー語でしたので、指差しでオーダーしましょう。値段はMR6〜8 (160円〜200円)くらいです。筆者はマラッカ滞在中に色々なところでチェンドルを食べ比べましたが、ここが1番でした。
場所はこらのJAMBATAN PASARの橋のたもとにあります。
お店の建物の脇に施されている、マラッカらしいウォールアートも見ものです。
- チェンドル カンプン フールー
- マレーシア / スイーツ
- 住所:32 Jalan Baru Melaka Malaysia地図で見る
- Web:https://m.facebook.com/cendolkampunghulu/
最後に
マラッカの外さないレストランとスイーツ店はいかがでしたか?マラッカにはレストラン以外にもローカルのフードコートや、夜には屋台が出たりしますので、そちらのローカル系のお店ではびっくりする程安価で食事をすることが出来ます。
そして色々な国の文化が入り混じっていますので、色々な国の料理を楽しむことが出来る楽しい街です。レストラン選びに迷ってしまうという方の参考になればと思います。
※記事内のマレーシアリンギットから円への換算は1リンギット=27円で計算しています