京急電鉄が販売している、三浦半島の観光や食事をお得に楽しめる「みさきまぐろきっぷ」。今回は「みさきまぐろきっぷ」を購入すると付いてくる「三浦・三崎おもひで券」で利用できる、KEIKYU OPEN TOP BUSについてご紹介します。
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「みさきまぐろきっぷ」と「三崎・三浦おもひで券」について
京急電鉄が販売している「みさきまぐろきっぷ」。電車やバスの乗り降りが自由となる「乗車券」、まぐろ料理が楽しめる「まぐろまんぷく券」、加盟店舗や施設から1つ選んでお土産をもらったり、レジャーを楽しむ事ができる「三浦・三崎おもひで券」の3枚がセットなった、特別チケットです。
今回は「三浦・三崎おもひで券」を利用して楽しめる「KEIKYU OPEN TOP BUS」についてご紹介します。
なお、「みさきまぐろきっぷ」の詳細に関しては、コチラのホームページにて、「三浦・三崎おもひで券」で利用できる加盟店や施設、レジャーの詳細に関してはコチラにて確認できます。
KEIKYU OPEN TOP BUS
「KEIKYU OPEN TOP BUS」は、京急線の「三崎口駅」から出発して三浦半島を巡る2階建てのオープンバスです。「みさきまぐろきっぷ」を購入すると付いてくる「三浦・三崎おもひで券」を利用して乗車する事ができます。
受付とコース
「KEIKYU OPEN TOP BUS」への乗車は、京急線「三崎口駅」の改札を出た場所にある専用の受付にて行います。「三浦・三崎おもひで券」1枚を提示すると、座席指定席券1枚と交換することができます。
バスは10時半、12時半、15時の3便が運航されており、いずれも受付は10時開始。各便の出発5分前が受付締切りとなります。3便のうち10時半、12時半に出発する2便は、城ヶ島までの片道コースとなり、15時出発の便のみが三崎口発着の周遊コースとなっています。なお、座席は全席指定となっており、受付順に振り分けられるため、自ら席を選ぶことはできません。
*バスで巡るコースの詳細についてはコチラをご覧下さい。
なお、「三浦・三崎おもひで券」を持っていなくても、大人(12歳以上)1,000円、4歳~12歳未満(12歳の小学生を含む)500円の料金を支払えば乗車する事ができます。
*安全確保の為、4歳未満のお子様は乗車できません。
「2100形」をイメージした電車仕様の内装
三浦半島を巡る2階建てのオープントップバスは、京急で人気の車両「2100形」をイメージしたもので、フロントの2階部分には京急のマスコットキャラクター「けいきゅん」がデザインされています。
ナンバープレートの数字は2100形にちなんでおり、1階の運転席後ろにある客席は2100形の座席で使用されているものと同じ生地が使われているほか、カーテンも2100形で使用されているカーテンが使われています。ちなみに1階への乗車はできませんが、記念撮影等で座る事は可能です。
1階の後方にある階段を上がって2階へ行くと客席となりますが、こちらも電車の車内と同じ席の間隔を実現しているそうです。
2階の座席は雨天時に濡れる事を考慮して、レザーの生地が使用されていますが、シートのフレームや壁、床部分などは2100形と同様、もしくは同系色のものが使用されています。なお、1番前には後方向きに設置された京急電鉄の職員用の座席があり、バスに乗車している間、道中をガイドしてくれます。
高さ3.5mからの景色
バスに乗車すると、普段は見上げていた看板と同じ目線になったり、景色を見下ろす形となったりするほか、普段は他の車などで遮られる景色もほとんど遮られなくなり、遠くまで見渡す事ができます。
撮影距離が異なりますが、駅舎の上にある駅名の看板も、普段(左)見る場合と乗車したバス(右)から見る場合には、このような違いがあります。
信号や道路標識などの下は、かなりスレスレの所を通過しますので、迫力があります。
三浦半島巡りに出かけてみませんか?
「KEIKYU OPEN TOP BUS」は、マグロで有名な三崎がある三浦半島を一通り見て周る事ができるだけでなく、バスガイドの方による案内で、普通に観光するだけではわからないような豆知識を得る事もできます。
バスの便は全て当日予約ですが、混雑状況はネットでも確認できますので、天候のいいに日は是非、バスに乗車してみてはいかがでしょうか。ネットでの混雑状況はコチラから確認できます。
また、「みさきまぐろきっぷ」を使った観光スポットやお勧めの宿泊施設については以下の記事で紹介していますので、宜しければそちらもご参照下さい。