モロッコ観光で絶対訪れたいマラケシュやサハラ砂漠を始め、カサブランカ、シャウエン、フェズ、トドラ、ワルザザード、エッサウィラの主要な8都市を巡ります。それぞれのスポットのこれだけは外せないおすすめの過ごし方をご紹介。気になるアクセスや周遊のコツなども載せていますので、モロッコ旅の参考にしてみて下さいね。訪れる人を魅了する、アラビアンな世界をぜひ旅しましょう。
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【1】カサブランカ
国際空港があるカサブランカは日本からの玄関口。ほとんどの人が訪れることになりますが、観光せずにすぐマラケシュやフェズへ向かう人が多いです。しかしこの街には見逃せない素敵なモスクがあります。
おすすめの過ごし方~モロッコ最大のモスクを見学~
カサブランカはカサ・ポール駅がある海辺が観光エリアになります。旧市街やハッブース街と呼ばれるお買い物を楽しめるスポットがありますが、必ず訪れたいのがこちらのハッサン2世モスクです。
モロッコ最大のモスクで、20世紀の最高傑作とも言われています。圧倒的な美しさのゼリージュ(装飾タイル)が魅力です。中の見学はガイドが必要になりますので、時間がない人は外観から眺めるだけでも十分満足できます。
カサブランカまでのアクセス
- カサブランカ空港から国鉄ONCFでカサ・ポール駅まで約45分・約1時間に1本
【2】フェズ
モロッコの古都フェズは、世界最大の迷宮・世界遺産の旧市街があります。まさにアラビアンな世界で、歩いているだけで刺激がたっぷり!モロッコを思いっきり感じることができます。
おすすめの過ごし方~迷宮の旧市街を散策~
公認ガイドを頼もう
旧市街は一人で歩くと迷子必須と言われています。メイン通りが2本あり、そこを拠点とすれば歩けなくはないのですが、初めての場合は公認ガイドに案内してもらうのがおすすめ。たくさんの観光スポットを周ってくれます。
ガイドさんはどんな道もどんどん歩いて行き、写真を撮りながら小走りで着いていきます。人一人しか歩けないような狭い路地や、昼間でも真っ暗な路地もたくさんあります。
見るものすべてが新鮮で、日本とかけ離れた世界に圧倒される時間。スパイスや革の匂い、職人さんが物を作る音など、五感が刺激されます。ジュラバ(民族衣装)を着たおじさんやロバとすれ違ったり、まるで物語の世界に迷い込んだ気分になります。
タンネリは必須スポット
旧市街の中で必須の観光スポットがこちらのタンネリです。革なめしの作業場をお土産屋の上から見学することができ、上から見るとまるでアートのようです。
よく見ると職人さんが染料の中に入って作業しています。職人さんの声が飛び交うとても活気のある場所で、ずっと見ていても飽きない光景です。
フェズまでのアクセス
- カサ・ボヤージャー駅からONCFでフェズ駅まで約4時間・1日に約14本
- マラケシュからONCFで約7時間・1日約7本、又はCTMのバスで約9時間・1日約6本
- フェズ駅から旧市街まではプチタクシーで約15~20DH(約180~240円)
【3】シャウエン
メルヘンな青い街として女性に人気のシャウエン(正式名称シャフシャウエン)。一歩踏み入れた途端、「可愛い!」と思わず歓喜の声をあげてしまうくらい可愛い街です。1日あれば十分に周れてしまう大きさで、フェズから日帰りで訪れる人も多いです。
おすすめの過ごし方~可愛いフォトスポット巡り~
シャフシャウエンは他の都市と時間の流れが異なり、のんびりとした雰囲気が漂います。フォトスポットがたくさんあるので、ぜひこの街ではカメラを持ちながら散策しましょう。
全てが絵になる街
シャウエンはどこを歩いても絵になる景色です。壁も扉も階段も全てがブルー。こんな世界足を踏み入れたことがありません。
同じ場所を通ったつもりでも違う道に辿りついたり、新たな可愛いフォトスポットを発見したり、歩いているだけで十分に楽しめます。
絶景スポットから街を一望
街中を楽しんだ後は、せっかくなので絶景スポットまで足を運びましょう。山道を約30分歩くと展望台にもなっているスペインモスクへ辿り着き、こんな景色を見ることができます。
夕日スポットとしても人気の場所です。
- スペインモスク(シャウエン)
- モロッコ / 遺跡・史跡
- 住所:Spain Mosque,Chefchaouen, Morocco地図で見る
癒しの猫ちゃん達
そして猫の街とも言われるシャウエンは、とにかく猫がたくさん。仲良く集会している猫達や、一人で探検している子など、可愛い猫達に癒されます。とっておきの一枚を撮ってみて下さいね。
シャウエンまでのアクセス
- フェズからCTMのバスで約4時間・1日4~5本
- シャウエンのバスターミナルから旧市街まではタクシーで約10分、約20DH(約240円)