「日本を今一度、せんたくいたし申し候」と言う名言の元、新たな日本を創るため江戸幕府を倒すきっかけを作った坂本龍馬。その坂本龍馬が志士達と共に駆け抜けたであろう長崎にある亀山社中周辺を紹介したいと思います。風頭公園から龍馬通りまで、龍馬ゆかりのスポットを歩いて巡るのですが、坂の町だけあって、ほぼ石段か坂道。次のスポットまでの所要時間もそれぞれ書いておきますので、歩きやすい靴を履いて、龍馬が生きた町へ散策にでかけましょう!
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龍馬が眺めた長崎の景色を!風頭公園と龍馬像
長崎市内が眺められる風頭公園
標高151.9mの高台にある風頭(かざがしら)公園。ハタ(凧)揚げの名所として市民に愛される公園でもあります。
春には桜、初夏には紫陽花が咲き、花も楽しむ事ができます。
龍馬ファンなら見に訪れたい龍馬像
風頭公園内にある龍馬像。展望台になっており、長崎市内と港が眼下に広がります。
新しい日本を目指した坂本龍馬も、きっと同じ景色を眺めたに違いありません。
- 風頭公園
- 長崎 / 公園 / 一人旅 / 花畑(6月) / 桜の名所 / 展望台
- 住所:長崎県長崎市伊良林3-510-6他地図で見る
- 電話:095-822-8888(長崎市コールセンター「あじさいコール」)
- Web:http://www.city.nagasaki.lg.jp/sumai/630000/632000...
亀山社中の面々が訪れた若宮稲荷神社
若宮稲荷神社は「勤皇稲荷」とも呼ばれており、南北朝の武将・楠木正成の守護神であったこともあり、亀山社中のメンバーも訪れていたそうです。
坂本龍馬は楠木正成を崇拝していたと言われていますので、龍馬も度々訪れたに違いありません。
小さいですが、龍馬像も建てられていました。この像は風頭公園にある大きな龍馬像の原型だそうです。
幕末の資料や写真がずらり!亀山社中資料展示場
「亀山社中ば生かす会」が運営していて、見学は無料。見学無料ですが、任意で募金として入館料を支払う事もできます。(ほとんどの方が募金していました!)
館内はこじんまりしており、手紙の写しや幕末の志士達の写真約100点がずらり。天井が低く、昔ながらの日本家屋も雰囲気を出しています。
館内は全て写真撮影可能。お土産も充実していました。
- 亀山社中資料展示場
- 長崎 / 博物館
- 住所:長崎県長崎市伊良林2丁目9−2地図で見る
- 電話:095-828-1454
- Web:http://www.city.nagasaki.lg.jp/kameyama/index2.htm...
記念写真には外せない、龍馬のぶーつ像
亀山社中130周年を記念して造られたモニュメント。巨大なブーツに足を入れて記念撮影できますよ!
龍馬が眺めたであろう同じ景色を堪能しましょう。
日本初のカンパニー亀山社中記念館
龍馬が設立した日本発のカンパニー亀山社中。その跡地に亀山社中記念館があります。
龍馬の愛用品や手紙のレプリカ、当時いろは丸に積まれていた石炭など展示されています。
龍馬の代名詞のブーツや、寺田屋襲撃事件の際、敵を追い払ったとされるピストルも展示されていて、見ごたえがありますよ!
龍馬等身大のタペストリーの前では刀を持って写真撮影できますので、記念に1枚いかがですか。
館内奥は写真撮影できませんが、中2階の密談を重ねたであろう隠し部屋や、手紙や資料などが展示されています。こちらも必見です。
[入館料] 一般 300円 / 高校生 200円 / 小・中学生 150円
- 亀山社中記念館
- 長崎 / 博物館 / 雨の日観光
- 住所:長崎市伊良林2丁目7番24号 地図で見る
- 電話:095−823−3400
- Web:http://www.city.nagasaki.lg.jp/kameyama/index2.htm...
龍馬や幕末の志士達が駆け抜けた龍馬通り
龍馬や幕末の志士達が駆け抜けたであろう、長い石段の道。
階段は長く急なので、ゆっくり龍馬を感じながら進んでいきましょう!
おわりに
坂本龍馬の足跡をたどる、幕末散歩はいかがでしたでしょうか。道中には手作りの看板があり、スムーズに進む事ができました。長崎には龍馬ゆかりの地が沢山ありますが、今回は歩いて巡る事ができるスポットを紹介しました。是非、龍馬の息遣いを感じながら、散策して下さいね!