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古道の奥にある「瀧尾神社」
出典：twitter.com
白糸の滝のすぐ先には「二荒山神社別宮」でもある「瀧尾神社」があります。この辺りまで来ると人の気配はほとんどなく、何百年も前から時間が止まってしまっているかのような錯覚に陥ります。
瀧尾神社の参道の奥には、ちょっと変わった造りをした石の鳥居があります。じつはこの鳥居、「運試しの鳥居」と呼ばれ、上部真ん中の穴に小石を3つ投げて、ひとつでもこの穴を通れば願い事が叶うと伝えられているんです。筆者も試してみましたが、残念ながら未来は自分で切り開くしかないようです（笑）。
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- 写真：自由旅クリエイターにじねこMii
瀧尾神社は弘法大師が820年に創建したと伝えられ、現在の建物は1645年に改築したものです。境内には「運試しの鳥居」のほか、「縁結びの笹」、「酒の泉」、「子種石」などいくつかの見どころがあるので、時間があればぜひそちらにも足を運んでみてはいかがでしょうか？
「瀧尾神社」まで行くときに気をつけたいこと
瀧尾神社は、東照宮や二荒山神社よりもかなり奥まったところにあります。静寂の中、神聖な雰囲気が感じられる場所ですが、人けもかなり少なく、1人で訪れた筆者は少し心細さを感じました。「瀧尾神社」周辺では「案内を装って女性に近づいてくる男性がいます。」という内容の看板も見かけたので、もし1人で行かれる方は少し用心した方がよいかもしれません。
「瀧尾神社」からの帰り道は2通り
また瀧尾神社から帰る際は、2通りの方法があります。1つは来た道をそのまま二荒山神社方面へ戻る方法。そしてもう1つは、すぐ横を流れる川沿いの古道を神橋方面へ戻る方法です。筆者は神橋方面へ向かう道を選んだのですが、途中から道が複雑で分かりにくく、迷いそうになりました。神橋方面への道を歩く際には、途中で道を確認しながら戻った方がよいと思います。
日光在住の友人おすすめの立ち寄りグルメ
日光は見る場所が盛りだくさんなので、いつの間にか思った以上に歩きまわっていたなんてことも！ちょっと小腹がすいたり、甘いものでホッと一息つきたくなった時にぜひ立ち寄りたいお店とおすすめのグルメがこちらです。
「さかえや」の「揚げゆばまんじゅう」
- 写真：自由旅クリエイターにじねこMii
- 写真：自由旅クリエイターにじねこMii揚げゆばまんじゅう 220円
「さかえや」は東武日光駅のすぐ目の前にあります。こちらの「揚げゆばまんじゅう」はとにかく絶品！「日光ゆばまんじゅう」にお店独自の衣をつけて揚げており、あんこの甘さとサクッと揚がった衣、そして最後にパラリとふってくれる塩との絶妙なハーモニーがたまりません！
- 日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗
- 日光 / スイーツ / ご当地グルメ・名物料理 / かき氷 / 和菓子店 / 和菓子
- 住所：栃木県日光市松原町10-1地図で見る
- 電話：0288-54-1528
- Web：http://www.sakaeya.net/
「補陀落（ふだらく）本舗」の「ゆばむすび」
- 写真：自由旅クリエイターにじねこMii
- 写真：自由旅クリエイターにじねこMii
「補陀落（ふだらく）本舗 石屋町店」は駅から山内に向かう、国道119号線沿いにある和菓子屋さん。こちらの「ゆばむすび」は、ダシで味付けした栃木県産のもち米のおこわを半生ゆばで巻いたもの。ちょっと小腹を満たしたいという時にぴったりです。
- 写真：自由旅クリエイターにじねこMii
やわらかくてジューシーなゆばと、しっかりしたおこわの味が絶妙にマッチしておいしい！2個入りで400円という手軽な値段と、店内のイートインコーナーで食べることができるのもポイント高し♪もちろんテイクアウトもできます。本店とあわせて1日100パックの限定販売なので、こちらはぜひお早めに手に入れてください♪
- 補陀落本舗 石屋町店
- 日光 / スイーツ / 和菓子 / 和菓子店
- 住所：栃木県日光市石屋町406-4地図で見る
- 電話：0288-53-4623
- Web：https://www.fudaraku.com/
【おまけ】東武鉄道の「株主優待乗車証」でちょっとお得に旅をする方法
- 写真：自由旅クリエイターにじねこMii
今回、筆者は東武鉄道の「株主優待乗車証」という切符を利用して日光までの旅をしました。この切符は通常、東武鉄道の株主に発行されるものですが、金券ショップでも手に入れることが可能です。
「東武鉄道優待乗車証」はこんなにお得
時期やお店によって値段は変わるのですが、筆者は今回この切符を1枚850円で購入しました。「東武鉄道優待乗車証」は東武線内を1人1枚につき、片道1乗車することができます。例えば浅草駅から日光駅まで、乗車券が片道通常1,360円かかるところを、850円というお得な値段で行けることになります。
もちろん時間はかかってしまうため、もし特急でスピーディーに旅したい、ということであれば、これにプラスして特急券等を別途買うこともできます。
「東武鉄道優待乗車証」利用時の注意点
こちらは乗り放題きっぷではないため、一度改札を出るともう使うことはできません。また東武線内のみ有効のため、相互直通運転先の別の鉄道会社の路線内では、別途運賃が発生します。
例えば「湯西川温泉駅」まで行きたい場合、電車は東武線から直通で乗り入れてはいますが、実際はそれよりも手前の「新藤原駅」までが東武線内になり、「湯西川温泉駅」は野岩鉄道の管轄になるのです。そのため「新藤原駅」から「湯西川温泉駅」までは別途運賃が発生することになります。
とはいえ、東武鉄道は広範囲にわたって路線があるので、うまく活用すればかなりお得に旅を楽しめるきっぷだと思います。
- 写真：自由旅クリエイターにじねこMii
この記事を書いたライターから一言
日光といえば、子どもの頃に行った修学旅行のイメージが強い人も多いんじゃないでしょうか。子どもの頃にしか知らなかった場所を、大人になってから改めて訪れるのもまた楽しいもの。もしかしたら色んな発見があるかもしれません。「参拝客で賑わう日光」だけでなく、「静けさに包まれた日光」も訪ねてみてはいかが？（にじねこMii）
