小田原市

【神奈川】難攻不落の城「小田原城」の見所と御城印

取材・写真・文:

神奈川在住

2021年1月26日更新

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写真:絶景@日本

東海道新幹線の停車駅でもあり、日本有数の観光地である箱根への玄関口でもある小田原には、駅から徒歩10分の所に難攻不落の城と言われた小田原城があります。今回は、小田原城の見所をご紹介します。

この記事の目次表示

小田原城と場内の様子

北条氏の居城として広く知られている小田原城は、上杉謙信や武田信玄の攻撃にも耐え、難攻不落の城と言われたお城で、江戸時代には小田原藩の藩庁が置かれ関東の重要拠点とされました。

  • 写真:絶景@日本

2020年現在、5階建ての天守閣内には、数多くの美術品や写真などが展示されており、北条氏が治めていた時代や江戸時代、近年までの復興の様子など、各時代の様子を知る事ができます。

  • 写真:絶景@日本
  • 写真:絶景@日本
  • 写真:絶景@日本

また、天守閣5階からは小田原の街並みだけでなく、目の前に広がる相模湾や三浦半島、伊豆半島など360度の景色を楽しむ事ができます。

  • 写真:絶景@日本天守閣から見た箱根方面
  • 写真:絶景@日本天守閣から見た相模湾と伊豆半島
  • 写真:絶景@日本天守閣から見た小田原駅

なお、天守閣の開館時間などは以下のようになっています。

【開館時間】
9:00~17:00(最終入館は16:30)
*祭り期間中や夏季など開館時間延長の場合あり

【休館日】
12月第2水曜日、12月31日~1月1日

【入館料】
一般 510円、小・中学生 200円

小田原城の公式HPはコチラ

日本100名城と北条氏愛用の2つのスタンプ

小田原城は日本100名城(*)の1つである為、日本100名城の記念スタンプがあります。また、小田原城の城主として、小田原の地を治めていた北条氏の2代氏綱から5代氏直までの歴代当主が用いていたという虎朱印もあります。登城の記念に是非、押してみては如何でしょうか。

  • 写真:絶景@日本
  • 写真:絶景@日本

*日本100名城とは、観光地としての知名度や文化財や歴史上の重要性等から審査され選ばれたお城の事を言います。

常盤木門SAMURAI館

小田原城本丸の正門にあたり、重要な防御拠点であった常盤木門の2階では、武士の精神性や武具の美術性にスポットを当てた甲冑や刀剣などの展示が行われている「SAMURAI館」があります。

甲冑は戦の時に命を守る為の防具ですが、機能性だけでなく、装飾性も併せ持った美術品としての一面も備えている事がわかります。

  • 写真:絶景@日本
  • 写真:絶景@日本
  • 写真:絶景@日本

なお、SAMURAI館の開館時間などは以下のようになっていますが、常盤木門1階では9:30~16:00の時間で中学生以上500円、小学生以下300円で甲冑着付け体験ができますので(最終貸出しは15:30)、是非、そちらも利用してみては如何でしょうか。

【開館時間】及び【休館日】
天守閣の開館時間、休館日に順じます。

【入館料】
一般 200円、小・中学生 60円
*天守閣との2館共通券は一般 610円、小・中学生 220円
常盤木門SAMURAI館
小田原市 / 美術館
住所:小田原城址公園内本丸広場 常盤木門2階展示室地図で見る
Web:https://odawaracastle.com/castlepark/SAMURAI/

小田原城 NINJA館

かつて歴史見聞館だった所は近年「NINJA館」としてリニューアルされましたが、「NINJA館」は、北条氏に仕えた風魔忍者にスポットを当てた施設として、8つの忍術が体験できる体験ゾーンと敵の忍者に戦いを挑む実践ゾーンがある体験型施設です。

忍術の中には、体験ゾーンにあるからくり屋敷からヒントを探す事で得られる忍術もあるので、小さなお子さんも宝探しのように楽しむ事ができます。なお、「NINJA館」の開館時間、休館日はSAMURAI館同様に天守閣に順じ、入館料は一般300円、小・中学生100円です。

  • 写真:絶景@日本
  • 写真:絶景@日本忍術体験ゾーン
  • 写真:絶景@日本実践ゾーン
小田原城歴史見聞館/NINJA館
小田原市 / 博物館 / 雨の日観光
住所:神奈川県小田原市城内3番71号地図で見る
電話:0465-23-1373
Web:http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/odawarac...

平日は3館共通券がお得です!

今回ご紹介した、天守閣、SAMURAI館、NINJA館の3館に入館する場合、天守閣とSAMURAI館の2館共通券(一般620円)を利用しても920円しますが、平日の場合は3館共通券が一般800円、小・中学生300円とお得に利用できます。平日に行かれる方は是非、この3館共通券でお楽しみ下さい!

小田原城の御城印帳と2つの御城印

近年は、お城の御朱印と呼ばれる「御城印(ごじょういん)」を目にする機会が増えましたが、御城印は御朱印のように半紙(和紙)の中央に城名が書かれ、更に城主の家紋が朱印されているもので、お城によっては、「お城御朱印」、「登閣記念証」などと呼ばれています。

小田原城では、小田原城下の小田原城址公園が桜の名所100選に選定されている程、桜の名所になっている事と、小田原市の市花が梅であることから、桜と梅の花でデザインされた御城印帳(税込2,300円)が販売されています。

  • 写真:絶景@日本小田原城の御城印帳(表)
  • 写真:絶景@日本小田原城の御城印帳(裏)

御城印は御朱印と異なり、ほとんどが紙の書置きになっていることから、小田原城の御城印帳は蛇腹タイプの片側がポケットファイル式になっています。

小田原城の御城印は、小田原城の城名と北条氏の家紋が朱印されている北条版と、江戸時代に城主であった大久保氏の家紋である朱印と、歴代から崇敬された摩利支天の梵字があしらわれた江戸時代版の2種類(各300円)があります。

  • 写真:絶景@日本小田原城の御城印(北条版(右)と江戸時代版(左))

なお、この御城印帳の裏側はポケットファイルが付いてない半紙(和紙)ですので、先に紹介した記念のスタンプ等を押す事も可能です。

小田原城を彩る花たち

小田原城城下の城址公園区域では2月頃の梅に始まり、桜、藤、つつじ、花菖蒲、紫陽花、ハスと8月頃まで季節の花を楽しむ事ができます。花の時期にはライトアップなどのイベントが開催される事もありますので、こちらと合わせて小田原城にお出掛けするのもお勧めです。

  • 写真:絶景@日本小田原城址に咲く桜と学橋
  • 写真:絶景@日本
  • 写真:絶景@日本

楽しみ方色々な小田原城に足を運んでみては如何ですか?

小田原城では、数多くの美術品や写真などからその時代を感じるだけでなく、子供も大人も楽しめる忍者体験が出来たり、梅や桜などの季節の花を鑑賞するなど、色々な楽しみ方ができます。立地も小田原駅から徒歩10分程と近く、旅の記念に御城印を頂くこともできますので是非足を運んでみては如何ですか?

小田原城
小田原市 / 城 / 観光名所
住所:神奈川県小田原市城内6番1号地図で見る
電話:0465-23-1373
Web:http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/odawarac...

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それぞれの土地で美味しいものを食べ、
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そんな気持ちが記事から伝わり、
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