小田原市

【神奈川】小田原でも海鮮乗っけ丼が食べられる!日本初の漁港の駅「TOTOCO 小田原」

取材・写真・文:

神奈川在住

2021年3月17日更新

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写真:絶景@日本

小田原の南は、相模湾に面した水産資源豊かな地域。小田原漁港(早川漁港)で水揚げされた鮮魚や、それらを使った水産加工品等を中心に取り扱う漁港交流促進施設として、日本初の漁港の駅が2019年11月22日にオープンしました。今回は、日本初の漁港の駅「TOTOCO 小田原」について紹介します。

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日本初の漁港の駅「TOTOCO 小田原」

  • 写真:絶景@日本

小田原が面している相模湾は、日本三大深湾の1つで水深が1,000m以上もあり、多種の魚を運んでくる黒潮の流れがある表層と、森から流れ出す栄養豊かな海水が流れている下層によって、水産資源の豊かな海(漁場)となっています。小田原ではその豊富な水産資源を利用して、かまぼこなどの水産加工品が多く作られています。

その小田原の誇る新鮮な魚や水産加工品と、小田原の観光や土産品のPRを合わせて情報発信する場として、日本初の漁港の駅「TOTOCO 小田原」が2019年11月22日にオープンしました。なお、TOTOCO(ととこ)は、「魚(とと)の宝庫」から「ととこ」と名付けられたそうです。施設は3階建てとなっており、お土産や食事を楽しむ事ができます。

*日本三大深湾とは、深い所で1,000m以上の水深があり、他には富山湾、駿河湾があります。

鮮魚・お土産コーナー(1階)

施設1階には、小田原漁港で水揚げされた海産物や地元農家が作った農産物、海鮮を使った珍味や調味料を始めとしたお土産コーナーがあります。

  • 写真:絶景@日本
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フードコート(2階)

施設2階は、大漁旗のある廊下を抜けるとフードコートがあり、海鮮丼や海鮮ラーメン、定食、デザートなどが楽しめます。席は屋外のテラス席もあり、相模湾を眺めながら食事を楽しむ事ができます。

2階には他に会議や市民活動などの用途に利用できる多目的室もあります。

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おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー(3階)

施設3階にあるお店では、丼ぶりのご飯に自分で好きなお刺身を好きなだけ乗せて作る、海鮮乗っけ丼を作る事ができます。

  • 写真:絶景@日本
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センスが試される!?海鮮乗っけ丼の作り方

海鮮乗っけ丼を作るには手順とルールがありますので、ご紹介します。

①ご飯の量を選ぶ

まずは、入店前にご飯の量を選びます。ご飯の量は、小(220g)、中(280g)、大(350g)の3種類で、白米または酢飯のどちらかを選べます。また、容器を丸型、角型のどちらかを選択できます。なお、料金は小(1,590円+税)、中(2,590円+税)、大(3,280円+税)で、支払いを先にします。

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②盛り付ける海鮮を選んで盛り付ける

会計後、選んだご飯の丼ぶりとフタがお盆と一緒に渡されますので、そのお盆に小皿に分けられた海鮮を選んで取っていきます。盛り付ける小皿はご飯小で10皿、中15皿、大20皿が目安となっているので、目安の小皿をお盆に乗せたら、盛り付けスペースで盛り付けます。

なお、海鮮の種類は約20種類あり、そのうち5種類は1人1皿のみとなっています。1人1皿と決められている5種類以外の海鮮については、何皿とってもOKです。

  • 写真:絶景@日本
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筆者が訪れた時は、写真の中で名前が赤字で書いてある桜海老、いくら、生本鮪、赤海老、石鯛の5種類が1人1皿限定の海鮮でした。筆者はご飯中(280g、2,590円+税)で、容器は角型を選択しましたが、目安の15皿とご飯に乗せた状態はコチラになります。

  • 写真:絶景@日本
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③フタをしてスタッフを呼ぶ

海鮮をのせ終ったらフタを閉めてスタッフを呼びます。スタッフの方がフタがしっかり閉まっている事を確認できたらOKです。フタを閉めてもまだ余裕がある場合は、海鮮を付け足してもOKです。フタがしっかり閉まりさえすれば、何度でも海鮮を付け足してもOKですので、盛り付け方や取る海鮮を工夫して沢山のせましょう。

筆者は海鮮を付け足して、フタをして、隙間に再び海鮮を付け足して、フタをしてという動作を繰り返し、最終的に24皿の海鮮を乗せる事に成功しました。下の写真は最終的に24皿の海鮮を乗せてフタを閉めた状態です。

  • 写真:絶景@日本

完成後、テラス席または離れの席に移動して食べるか、持ち帰る事も勿論できます。もし店内飲食するのであれば、おすすめの食べ方が、途中で魚介出汁を注いでいただく出汁茶漬け。海鮮丼とあわせて、是非お茶漬けも召し上がってみては如何でしょうか。

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※ 新型コロナ感染症による感染拡大が懸念される前は、ビュッフェ形式で食べ放題を行っていました。今後、コロナの状況によっては、食べ放題の再開も考えられるとの事です。乗っけ丼を目的に行かれる方は、事前に確認するようにして下さい。

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