夏に旅するイメージが強い沖縄ですが、冬だからこそ楽しめる観光やグルメなどのとっておきプランがあります。記事を読み終わったら、すぐにこの冬の沖縄旅行を申し込みたくなるかも♪
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冬に沖縄旅行をするメリットは?
沖縄旅行のトップシーズンは夏ですが、冬は年末年始を除いて全体的に旅費の設定価格がリーズナブルになっていて、飛行機代・宿泊費・レンタカー代などが抑えられます。
観光客も夏ほど多くはないため観光地や道路もすいていますし、冬と言えども寒すぎないので観光にゆったりと時間をかけられますよ。
夏には台風の接近や上陸の心配がありますが、冬にはそのようなことがないことも嬉しいところです。
【1】ホエールウォッチング
沖縄でのホエールウォッチングのベストシーズンは12~4月頃。繁殖活動のためにやってくる野生のザトウクジラの姿を間近で見ることができるチャンス!船同士、無線でやり取りをしているために遭遇率はなんと98%とも言われていますが、どこにいるのか大海原を探す時にはワクワクします。
息継ぎのために海面に上がってきて背中にある噴気孔から海水を高く噴出する「ブロー(潮吹き)」、尾ひれを海面に打ち付ける「テールスラップ」、思いっきり海へダイブする「ブリーチ」などが見られたらラッキーですよね。大きな尾ひれが水面に出てきた時はシャッターチャンス!運が良ければ、赤ちゃんクジラを連れた親子のクジラに遭遇できるかも。
特に1階船首部分が水面と目線の高さが近いので迫力満点!船酔いしやすい人には不向きですが、そうでなければ風も気持ち良いですので、ぜひ冬の沖縄で体験してみては?
【2】桜
本土で桜と言えば4月のイメージですが、沖縄では早ければ1月から咲き始めます。本土の桜の種類とは違って濃いピンク色で、緋寒桜(ヒカンザクラ)と呼ばれます。沖縄の風景と相まって素晴らしく咲く美しい桜は、一度はご覧いただきたいです。桜まつりが開催されるところもあるので日程をチェックして参加してみてくださいね。
【3】グスク巡り
夏の炎天下では汗だくになるため長時間居られないかもしれませんが、冬の清々しい空気の中では、たっぷりと時間をかけて過ごすことができます。
美ら海水族館から車で約10分の場所にあるのが今帰仁村が誇る「今帰仁城跡」です。龍のように山麓を這う石積みが見事で、目の前に遠浅の水色と濃い青のコントラストが美しい海が広がっている世界遺産はこちらだけでは?!
「中城城跡」は首里城に次ぐ規模を誇り、城跡の中で一番保存状態がよく、琉球石灰岩の石垣の大部分が築城当時のまま。美しい石積みと6つの郭を持つ堂々たる姿は必見です。
他にも「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されている数々の文化財は、それぞれ雰囲気が異なり、どこも高台に建っているので眺めが良くパワーを感じられますですので、幾つかを制覇してみてくださいね。
- 今帰仁城跡
- 今帰仁村(国頭郡) / 遺跡・史跡 / 世界遺産
- 住所:沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101地図で見る
- 電話:0980-56-4400
- Web:https://www.nakijinjoseki-osi.jp/
- 中城城跡
- 北中城村(中頭郡) / 遺跡・史跡 / 世界遺産
- 住所:沖縄県中頭郡北中城村大城503地図で見る
- 電話:098-935-5719
- Web:http://www.nakagusuku-jo.jp/
【4】古宇利大橋
古宇利島は、沖縄で一番綺麗なビーチだと言われ、ドライブスポットとしても有名です。古宇利島に行くには、全長1,960mある無料の古宇利大橋を渡ります。エメラルドグリーンの海が広がる夏の美しさには叶わないかもしれませんが、冬になるとプランクトンが減少するために透明度を増すそう。そんな沖縄の海を車で走り抜けながら見るのは、最高のドライブです。冬は車の数が少ないので、長い道路を独り占めできるタイミングもあるかも。周囲が約8Kmほどの古宇利島に行くと、眺望抜群のお洒落なカフェや古宇利オーシャンタワーなど一休みするのにピッタリのスポットがありますよ。冬なら待ち時間が短く、時間を有効に使えること間違いなしです。
【5】ガンガラ―の谷
神秘的なガンガラーの谷は、冬場のアクティビティにオススメです。事前予約をし、亜熱帯の森の中を歩きます。夏は高温多湿ですが、冬ならちょうど良い気温でゆっくり過ごせます。ガイドの案内で本土では見られないような植物などを快適に見学できて、沖縄の歴史を知ることもできます。樹齢150年以上と言われる大主(うふしゅ)ガジュマルを見上げると迫力満点です!
ガンガラ―の谷入口にある「ケイブカフェ」では、鍾乳洞を眺めながらドリンクやフードを楽しみながらくつろぐことができます。なかなか出来ない体験ですので、良い思い出になりますよ。
- ガンガラーの谷
- 南城市 / 自然・景勝地 / パワースポット / 縁結びスポット / 洞窟
- 住所:沖縄県南城市玉城前川 202地図で見る
- 電話:098-948-4192(受付時間9:00~17:30)
- Web:http://www.gangala.com/
- ケイブカフェ
- 南城市 / カフェ・喫茶店 / 女子旅 / インスタ映え
- 住所:沖縄県南城市玉城前川202地図で見る
- 電話:098-948-4192
- Web:http://www.gangala.com/cave-cafe/
【6】美ら海水族館
トップシーズンは、人が多く訪れる定番の観光スポット「美ら海水族館」。冬は夏と比べて人が少ないので、時間をかけて館内を見て回ることができます。水槽の前でもゆっくりと魚を眺められますよ。
また、海洋博公園では11月中旬から12月末ぐらいまで毎年幻想的なイルミネーションが見られます!
ただし、冬季は夏季に比べて入館締め切りや閉館の時間が早まるので、ご確認をお忘れなく。
- 沖縄美ら海水族館
- 本部町(国頭郡) / 女子旅 / 水族館 / 遊び場
- 住所:沖縄県国頭郡本部町石川424地図で見る
- 電話:0980-48-3748
- Web:https://churaumi.okinawa/
【7】第一牧志公設市場
沖縄の食文化を満喫するならやはり、活気ある「第一牧志公設市場」へ。本土では見られない赤・青・黄色といったカラフルな魚や珍しい果物、チラガー(豚の顔)、テビチ(豚足)などが所狭しと並んでいます。きっと見たことのない食材やグルメに出会えますので、まずは食べてみるのはいかがでしょうか。市場を取り囲むようにある店舗も必見です。
1階をじっくりと見て回ったあとは、2階の食堂へ行って沖縄料理を楽しみましょう!お昼時には行列ができるお店もありますが、夏場ほど待たずに入店できますよ。
- 那覇市第一牧志公設市場
- 那覇市 / 市場・朝市 / 女子旅
- 住所:〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目10−1 那覇市第一牧志公設市場地図で見る
- 電話:098-867-6560
- Web:http://kousetsu-ichiba.com/
【8】美浜アメリカンビレッジ
米軍基地が近いため外国の方も多く訪れ、アメリカの雰囲気そのままの、特に若者に人気のスポットです。たくさんの商業施設が入っていて、食べる・買う・遊ぶ・泊まるなどが全部できます。夕方には隣接しているビーチから美しいサンセットが見られますし、観覧車がライトアップされますので、夕方以降に足をお運びいただくとロマンティックに過ごせますよ♡
- 美浜アメリカンビレッジ
- 北谷町(中頭郡) / 観光名所 / 女子旅 / ショッピングモール・デパート / テーマパーク
- 住所:沖縄県中頭郡北谷町美浜15−69地図で見る
- 電話:098-926-5678
- Web:https://www.okinawa-americanvillage.com/
【9】ホテルステイ
沖縄まで来たんだから、一日中観光やグルメに費やすぞ!という人が多いかと思いますが、旅行代金が安い冬だからこそ、ホテルをグレードアップしてみませんか?ロケーションやサービスが素晴らしいリゾートホテルに泊まって、ホテル内で至福の時を過ごすだなんて最高!普段はあまり使わないラウンジや、憧れのスパ、バーなどでのんびりして、ちょっと大人な沖縄旅行を楽しんでみましょう♪
【10】国際通り
那覇市の中心部に位置する「国際通り」は全長約1.6Kmあり、沖縄らしい魅力に溢れるスポット。ショッピングからグルメまで楽しめる無数の店舗が両サイドに軒を連ねていて夜遅くまで観光客が多く居ます。
夏場だと観光客で混雑し、商品をゆっくり吟味できなかったりお土産を買うために行列に並ぶこともありますが、冬場は比較的落ち着いているので、思う存分買い物を楽しむことができます。飲食店の待ち時間も短縮することができるので、効率よく回ることができます。裏通りにも雰囲気の良いお店がありますよ。
- 国際通り
- 那覇市 / 町・ストリート / 観光名所
- 住所:沖縄県那覇市牧志1地図で見る
- 電話:098-863-2755(受付時間:平日9時~17時)
- Web:https://naha-kokusaidori.okinawa/
おわりに
人が多くてうんざりしたり、計画していたことができなかったりする夏とは違い、冬ならではの素敵な過ごしかたを幾つかご紹介しましたが、いかがでしたか?
夏に旅したことのあるかたも、ご興味のあるプランがあったのではないでしょうか♡
季節問わず沖縄の魅力を探しに行ってみてくださいね♪