写真：トラベルライター世界的にも有名な美術館であるオルセー美術館。パリを訪れたら外せないスポットですが、実際どの様な作品が見られるの？美術の知識がなくてもわざわざ行くべき？という方のために、オルセー美術館の基本情報とその魅力を紹介します。
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オルセー美術館とは
写真：トラベルライターオルセー美術館の外観。
パリにある19世紀の美術専門の美術館が「オルセー美術館」です。印象派やポスト印象派などの画家の作品が数多く展示されていることで有名です。パリには有名な美術館が複数ありますが、2月革命があった1848年から、第一次世界大戦が勃発した1914年までの作品を展示しているのがオルセー美術館、それ以前の作品はルーヴル美術館、以降の作品はポンピドゥー・センターとなっています。もちろん、例外はありますが、それぞれの館として以上の特徴があります。
駅を改装して作られた建物
- 写真：トラベルライター館内はアーチ状の天井が特徴です。開放感のある吹き抜けも圧巻。
オルセー美術館の大きな特徴がその美しい建物です。もともと1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設されたオルセー駅の鉄道駅舎兼ホテルであった建物を改装して、美術館となっています。
- 写真：トラベルライターシンボルの時計は裏側に行くことができます！
外観の立派な時計台が印象的で、中に入るとアーチ状の吹き抜けの空間が広がります。美術館にしては珍しく、非常に開放感がありゆったりとしています。ただ、決まった廊下と部屋があるというよりも階や部屋が少し入り組んでいる構造になっています。あてもなく歩くと迷ってしまうかもしれないので、入場時に館内地図を受け取ることをお勧めします（日本語の案内もあります）。
見ておくべき有名作品
- 写真：トラベルライター「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」は有名な作品のひとつ。
美術に詳しいわけではないけど、有名な絵画を生で見ておきたい！、スケジュールの関係であまり時間がとれない、という方のために、オルセー美術館で特に有名な作品をいくつか紹介します。
- 『落ち穂拾い』ジャン・フランソワ・ミレー作（展示：0階）
- 『オランピア』エドゥアール・マネ作（展示：0階）
- 『自画像』フィンセント・ファン・ゴッホ作（展示：2階）
- 『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』オーギュスト・ルノワール作（展示：5階）
- 『草上の昼食』エドゥアール・マネ作（展示：5階）
- 『日傘の女』クロード・モネ作（展示：5階）
もちろん、他にも見るべき作品は数えきれないほどありますが、これらの作品はどこかで聞いたことがある人、写真で見たことがある人がほとんどなのではないでしょうか。
館内は、0階、2階、3階、4階、5階の全5フロアで構成され、そのうち作品が展示されているのは、0階、2階、5階の3つのフロアにです。作者や作風ごとにエリアが区切れれています。
館内のレストランで食事も可能！
- 写真：トラベルライターカラフルな椅子が美術館らしいレストランです
オルセー美術館の館内には、レストラン（Restaurant du Musée d’Orsay）が1店舗、カフェ（Café CampanaとCafé de l’Ours）が2店舗あります。
レストランは美術館らしく、アーティスティックな椅子が特徴で明るい雰囲気です。Café Campanaは大時計の裏にあり、お洒落な雰囲気のカフェです。レストランでランチをしたり、カフェでお茶をするといった楽しみ方もできるのが、オルセー美術館の魅力でもあります。
- 写真：トラベルライター時計の裏側にあり内装もかわいらしい。
- ミュゼ・ドゥ・オルセー・レストラン
- パリ / 洋食・西洋料理
- 住所：1 Rue de la Légion d’Honneur,75007 Paris地図で見る
- 電話：145494703
- Web：http://www.musee-orsay.fr/fr/visite/services/resta...
- カフェ・カンパーナ
- パリ / カフェ・喫茶店
- 住所：1 Rue de la Légion d'Honneur, 75007 Paris地図で見る
- Web：https://www.musee-orsay.fr/en/visit/services/resta...
