長崎県の県境に位置し、「美肌の湯」として有名な佐賀県の嬉野(うれしの)温泉。開湯してから1,300年以上の歴史ある温泉地で、日帰り温泉から名物・温泉湯豆腐を堪能できるお店まで見どころ満載!今回は嬉野温泉のおすすめスポットとお店をご紹介します。九州を代表する「美肌の湯」で身も心も癒やされませんか?
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日本三大美肌の湯のひとつ「嬉野温泉」とは?
島根県の斐乃上(ひのかみ)温泉、栃木県の喜連川(きつれがわ)温泉と並ぶ「日本三大美肌の湯」として有名な佐賀県・嬉野温泉。温泉の泉質はナトリウムが多く含まれる重曹泉で無臭で、ぬめりがあります。
この泉質が肌にまとわりつき、角質化した皮膚をしっとりなめらかにします。体の芯までしっかり温まれば肌がほぐれるのと同時に、みずみずしい美肌になるといわれています。現在30数軒の旅館が温泉街に立ち並んでおり、ツルっとした「美肌の湯」を堪能できます。
嬉野温泉まではどうやって行くの?
嬉野温泉まで直通で行くには福岡空港、または博多バスターミナルから高速バス「九州号」で行くのが便利。約1時間20分から50分でアクセスできます。ただし、温泉街へアクセスしやすい「嬉野バスセンター」へ行くバスは1日4往復のみとなっており、多くのバスが嬉野インターまで行かないので注意しましょう。
運賃:【博多バスターミナル、西鉄天神高速バスターミナル、福岡空港国際線ターミナル~嬉野インター・嬉野バスセンター】片道1,900円(小学生以下の方は950円)
電話番号:【フリーダイヤル】0120-489-939【携帯電話・PHP】092-734-2500 (九州高速バス予約センター ご予約・時間変更・キャンセル・空席状況に関するお問合せ)
お問い合わせ時間:8:00~19:00
URL:http://www.nishitetsu.ne.jp/kyushugo/
また電車を利用する場合は、博多駅から特急で武雄温泉駅まで行き、バスを乗り継いで約1時間30分でアクセスできます。さらに事前に予約が必要ですが、佐賀空港からリムジンタクシーに乗って約1時間程度で嬉野温泉の宿泊先まで行くこともできるので、事前にどのルートから行くか決めておきましょう。
運賃:【佐賀国際空港~嬉野温泉宿泊先】片道2,000円(小学生以下の方は1,000円)
電話番号:0954-23-6161(温泉タクシー)
※リムジンタクシーは乗合制で事前予約が必要です。(利用希望日の前日16時までに予約)
URL:https://sagaap-limousinetaxi.com/
【1】全国でも珍しい!温泉の蒸気による足蒸し湯が楽しめる「湯宿広場」
まずは温泉街の中心部にある「湯宿広場」で足湯と足蒸し湯に入りましょう。無料で利用できる温浴施設で屋根がついているので、雨や雪が降っていても濡れずに美肌の湯を楽しめます。バスの本数が少ないので、待ち合わせ時間を使って入ってみるのもおすすめです。
湯宿広場の見どころは温泉の蒸気で足元を温まる「足蒸し湯」。全国でも珍しく、嬉野温泉のほかに別府の鉄輪(かんなわ)温泉でしか楽しめない温泉です。蒸気が出る穴に両足を入れて、ひざに箱をかぶせて10分から15分程度蒸します。蒸気が逃げないように箱と足の間にバスタオルをかぶせると早く温まります。
- 湯宿広場
- 佐賀 / 足湯・手湯
- 住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2187-4地図で見る
- 電話:0954-42-0336(嬉野温泉観光協会)
- Web:http://spa-u.net/facility/2017/07/yushuku-hiroba.p...
【2】美肌の神様「白ナマズ」に会おう!「豊玉姫神社」
嬉野温泉は温泉だけでなく、美肌のご利益を得られるパワースポットがあります。竜宮城の乙姫様・豊玉姫(とよたまひめ)を祀る「豊玉姫神社」。温泉街の中心に位置しており、多くの女性が参拝に訪れています。
見どころは本堂から少し歩いたところにある「白なまず」。「素肌健康」や「しわ退散」などの願いを込めて、神社の参拝と同様に「二礼・二拍手・一礼」をした後、ひしゃくで水をかけて最後に一礼をします。白なまず様に優しくなでると美肌のご利益があると伝えられているので、ぜひ試してみましょう。
- 豊玉姫神社
- 佐賀 / 神社 / パワースポット / 穴場観光スポット
- 住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2231-2地図で見る
- 電話:0954-43-0680
- Web:http://toyotamahime.wixsite.com/bihada
【3】温泉湯どうふ発祥のお店「宗庵 よこ長」
嬉野温泉に来たら、温泉グルメを堪能しましょう。嬉野バスセンターから歩いて3分のところにある「宗庵 よこ長(そうあん よこちょう)」。嬉野温泉名物・温泉湯どうふが食べられるお店で週末を中心に多くの観光客で賑わっています。
「温泉湯どうふ」(税込550円)は嬉野産大豆100%を使った木綿豆腐に嬉野温泉のお湯を調理したものを使って煮込んだ一品。湯汁が白濁し、とろけるような食感を楽しめます。この他にも、4種類の具材とタレがついた「寄せ湯どうふ」やご飯と漬け物がついた「湯どうふ定食」(税込850円)なども食べられます。