「さきたま古墳公園」とその周辺にある人気名所「忍城址・行田市郷土博物館」「吉見百穴」「古代蓮の里」「グリコピア(工場見学)」を1日でめぐる観光モデルコースをご紹介!ランチも人気ご当地グルメをいただく、おすすめプランです。
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午前:ポッキーとプリッツの製造工程を見学できる「グリコピア・イースト」へ
- 出典:tripnote.jp
午前中はまず、北本市にあるグリコの工場見学施設「グリコピア・イースト」を訪れましょう。アテンダントの案内を元に、ポッキーとプリッツの製造工程を見学できる施設で、見学には事前予約が必要です。所要時間は70分、午前中は9:30〜、11:00〜の2回開催されています。
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まず創業者・江崎利一物語とカカオからチョコレートができるまでの映像を見てから、いよいよポッキーとプリッツの製造ラインを見学。そして製造ラインを見学した後は、スタジアムホールに移動してペアでクイズに挑戦します。
一通り見学が終わると、ホールにあるおもちゃ展示ミュージアムでグリコグループの歴史などを更に学びます。ミュージアムには1,500点ものグリコのおもちゃが展示されていて、子供は勿論、大人も自分たちの子供のころのおもちゃを見る事ができて楽しめます。
- グリコピア・イースト
- 埼玉 / 雨の日観光 / 工場見学
- 住所:埼玉県北本市中丸9丁目55番地地図で見る
- 電話:048-593-8811
- Web:https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/glicopia...
ランチ:「馬力屋」でご当地グルメ「川幅うどん」がおすすめ
- 出典:tripnote.jp
グリコピアでの工場見学を終えたら、ひとまずランチタイム。グリコピアがある北本市のお隣に位置する鴻巣市のご当地グルメ「川幅うどん」がおすすめです。
川幅うどんとは、その名の通りとっても幅が広いうどんのこと。鴻巣市を流れる荒川の川幅が日本一であることにちなみ、2009年に誕生したご当地グルメで、2015年には「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝した経験を持つ人気グルメです。
市内の複数の飲食店で川幅うどんを食べることができ、特に人気のお店が「馬力屋」。こちらでは熱々の鴨汁につけて食べる「川幅鴨汁うどん」として提供しています。口当たりが滑らかでモチモチの麺は、食べ応え十分!なおこちらはもともとお蕎麦屋さんなので、手打ちそばも人気です。
午後:古墳時代の遺跡が残る「吉見百穴」「さきたま古墳公園」、御三階櫓が再建された「忍城址・行田市郷土博物館」へ
馬力屋の川幅うどんでお腹を満たした後は、古墳時代後期の横穴墓群「吉見百穴」へ。続いて“埼玉”の地名が生まれた場所でもある「さきたま古墳公園」、かつて関東七名城に数えられた「忍城址・行田市郷土博物館」を訪れましょう。
そして蓮が咲く6月下旬~8月上旬に訪れたなら、ぜひ蓮の名所「古代蓮の里」にも足を運んでみて。
国の天然記念物・ヒカリゴケも見られる「吉見百穴」
「吉見百穴(よしみひゃくあな)」は、約1400年前の古墳時代後期の横穴墓群で、国の史跡に指定されています。
現在は219基が確認されていて、日本最大規模。横穴に沿って作られた通路を歩きながら、間近で見学をしたり、そのうちの数基は実際に内部に入ることもできます。
また、最下部の横穴には、幻想的な緑色の光を放つヒカリゴケが自生。国の天然記念物に指定されています。
日本最大の円墳を見学できる「さきたま古墳公園」
吉見百穴に続いて訪れる「さきたま古墳公園」は、行田市にある県営公園。「埼玉」という地名が生まれた場所でもあります。
園内には、日本で一番大きな円墳と言われる「丸墓山古墳」をはじめ、なんと9基の古墳が綺麗に保存されています。古墳のまわりは緑地化され、桜の名所としても知られているので、散策にもおすすめ。
また園内の「さきたま史跡の博物館」では、古墳からの出土品を見学できます。自分だけのオリジナルまがたまを作る体験も人気です。
- さきたま古墳公園
- 埼玉 / 公園 / 桜の名所 / 遺跡・史跡
- 住所:埼玉県行田市佐間地図で見る
- 電話:048-559-1111
- Web:http://www.sakitama-muse.spec.ed.jp/?page_id=109
行田市の歴史を伝える「忍城址・行田市郷土博物館」
さきたま古墳公園の次に訪れるのは、同じく行田市にある「忍城址・行田市郷土博物館」。忍城(おしじょう)は室町時代中期に築城された、関東七名城に数えられたお城です。
明治維新の後、廃藩置県によって廃城となり、土塁の一部のみ残して取り壊されてしまいましたが、1988年に本丸跡に御三階櫓を再建。現在は御三階櫓に隣接する行田市郷土博物館とともに、行田の歴史を伝える施設として活用されています。
- 忍城址・行田市郷土博物館
- 埼玉 / 城 / 雨の日観光 / 博物館 / 桜の名所 / ツーリング / 歴史博物館
- 住所:埼玉県行田市本丸17-23地図で見る
- 電話:048-554-5911
- Web:https://www.city.gyoda.lg.jp/soshiki/kyouikubu/kyo...
蓮のシーズンには「古代蓮の里」にも足を運んでみて
行田市の「市の花」であり、市指定天然記念物でもある、1400年~3000年前の原始的な形態をもつ「古代蓮」。その古代蓮をシンボルとした公園が「古代蓮の里」です。
園内には古代蓮池と世界の蓮園があり、6月下旬~8月上旬には42種12万株の花蓮を間近で見られます。ほかにも水生植物園、水鳥の池、牡丹園、桜が植えられているお花見広場、釣り堀などがあり、1年を通して様々な植物に親しむことができます。
また高さ50mの展望タワーから、7月から刈り取りの時期まで眺められる、世界ギネス記録をもつ田んぼアートも必見!
- 古代蓮の里
- 埼玉 / 公園 / 花畑
- 住所:埼玉県行田市大字小針2375番地1地図で見る
- 電話:048(559)0770
- Web:https://www.ikiiki-zaidan.or.jp/kodaihasu/
おまけ:『鬼平犯科帳』とコラボした「羽生パーキングエリア 上り」もおすすめ
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto by Syohei Arai CC BY-SA 4.0 from Wikimedia Commons
行田市内の観光を終えたあと、帰路に東北自動車道の上り線を利用する方に立ち寄りをおすすめしたいスポットが「羽生パーキングエリア 上り」。
池波正太郎氏の小説『鬼平犯科帳』とコラボし、“江戸”をテーマに造られている施設で、精巧に再現された江戸の町並みを歩けば、ここが高速上のPAとは思えない気分になります。
鬼平が贔屓(ひいき)にした蕎麦屋や、物語で重要な舞台となる軍鶏鍋屋(しゃもなべや)などが軒を連ね、物語さながらのメニューも楽しめるので、鬼平ファンはもちろん、ファンならずとも十分に楽しめるサービスエリアです。
敷地内では、週末になると大道芸や夕市などの催しが開かれる日もあります。なお一般道からの入場も可能なので、東北自動車道を利用しない方も時間があればぜひ立ち寄ってみて。
- 羽生パーキングエリア 上り 鬼平江戸処
- 埼玉 / 道の駅・サービスエリア / 雨の日観光 / おみやげ屋 / ツーリング
- 住所:埼玉県羽生市弥勒字五軒1686地図で見る
- 電話:048-566-1215