知床五湖やオシンコシンの滝をはじめとする北海道・知床の観光スポットの中で、トリップノートの4万人の旅行好きトラベラー会員(2019年7月現在)が実際に行っている知床の人気観光地ランキングをご紹介します!
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1位:知床五湖
- 出典:tripnote.jp知床五湖の高架木道は全長約800m
知床八景のひとつに数えられる観光名所で、名前の通り、湿地帯に大小5つの湖沼が鑑賞できます。世界自然遺産に登録されたとおり、手つかずの森には野生の動植物がたくさん生息しており、自然の息づかいが感じられるスポットです。
五湖をまわる「地上遊歩道」も整備されていますが、ヒグマの活動期(5月上旬〜7月末頃)は個人での散策は許可されておらず、登録引率者が引率するツアーへの参加が必要です。一湖まで設置されている「高架木道」についてはいつでも自由に散策でき、展望台から雄大な景色を楽しむことができます。
- 知床五湖
- 斜里町(斜里郡) / 自然・景勝地 / 観光名所 / ハイキング / ツーリング / 湖 / 世界遺産
- 住所:北海道斜里町地図で見る
- Web:http://www.goko.go.jp/
2位:オシンコシンの滝
知床観光の定番スポットで、日本の滝百選であるとともに知床八景にも認定されている迫力ある滝です。落差50m幅30mの滝は白い簾のように岩肌を流れ落ちており、周りの木々の緑と空の青さとのコントラストが見事!真正面から見ると途中で2つに分岐していることから「双美の滝」とも言われています。
滝の美しさはもちろんのこと、オホーツク海や知床連山を見渡す、滝の上にある展望台からの眺めも絶景です。
- オシンコシンの滝
- 斜里町(斜里郡) / 自然・景勝地 / 滝 / 観光名所
- 住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ西地図で見る
- 電話:0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
- Web:https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10414.ht...
3位:知床峠
- 出典:tripnote.jp知床峠から望む羅臼岳
知床半島を横断する唯一の峠です。知床横断道路が整備されており、標高738mの地点にはパーキングも設けられています。パーキングの展望所からは知床連山最高峰の羅臼岳が間近に見えるほか、知床半島の樹海も一望できる、まさにおすすめの絶景スポット!
知床横断道路は冬季通行止めとなるため、初夏から秋口までのわずかな期間のみ通行可能です。
- 知床峠
- 羅臼町(目梨郡) / 自然・景勝地 / 夏のおすすめ観光スポット / ツーリング
- 住所:北海道目梨郡羅臼町地図で見る
- 電話:0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
- Web:https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10401.ht...
4位:裏摩周展望台
清里町と中標津(なかしべつ)町の町境にある展望台で、弟子屈町にある第一・第三展望台の反対側にあるため裏摩周と呼ばれています。
第一・第三展望台より標高が100mほど低い位置にあるため霧の発生が少なく、湖面をより近くに感じられます。また神の山の意味を持つ「カムイヌプリ(摩周岳)」をここから眺めることができます。第一・第三展望台からは勇壮な雰囲気に見えるカムイヌプリが、裏摩周から見るとこんもりとしたかわいらしい山に変わるところも見どころです。
- 出典:tripnote.jp
- 出典:tripnote.jp
裏摩周の背後には、日本百名山の一つ「斜里(しゃり)岳」の美しい姿も見ることができます。レストハウスは夏期のみ営業で、冬期は展望台入口ゲート自体が閉鎖されるのでご注意ください。
- 裏摩周展望台
- 清里町(斜里郡) / 展望・景観 / 展望台
- 住所:北海道斜里郡清里町清泉地図で見る
- 電話:0152-25-3601
- Web:https://www.town.kiyosato.hokkaido.jp/kankou/spot/...
5位:神の子池
神さまからの贈り物と称されている神の子(かみのこ)池。世界第2位の透明度を誇る摩周湖(神の湖)の伏流水が溜まってできたと言われています。池の周囲220m、水深5mの小さな池ですが、伏流水は12,000t/日も湧き出ており、水底まではっきりと見ることができます。
水質を守るため池の外周には木道が配されています。木道の上からでも、水底に沈んでいる倒木や、日本では北海道にしか生息していないオショロコマが泳ぐ姿を見ることができます。水温が年間を通して8℃前後と低いため、水の中でも倒木が腐ることなく化石のように悠久の時を超えているのだそうです。
- 神の子池
- 清里町(斜里郡) / 自然・景勝地 / パワースポット / ツーリング / インスタ映え / 観光名所
- 住所:北海道斜里郡清里町地図で見る
- 電話:0152 - 25 - 4111(きよさと観光協会)
- Web:http://www.kiyosatokankou.com/kaminokoike.html
6位:知床世界遺産センター
2009年4月に、「道の駅うとろ・シリエトク」の隣に開館。入館は無料で、充実した展示を見ることができます。ヒグマやエゾシカなど知床に住む動物の実物大の写真や、ヒグマの爪痕、知床の自然についての紹介を通し、この環境を守るためのルールやマナーを伝えています。また、野生動物の目撃情報などのリアルタイムの情報も提供。知床について詳しく学べますので、知床をめぐる際には一度は足を運んでおくことをおすすめします。
- 知床世界遺産センター
- 斜里町(斜里郡) / 博物館
- 住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ西186-10地図で見る
- 電話:0152-24-3255
- Web:http://shiretoko-whc.jp/whc/
7位:小清水原生花園
オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた、約8km、約275haの細長い砂丘全体が、天然の花畑になっています。砂丘からは斜里岳や知床連山なども見渡せ、北海道の原生花園のなかでもとくに人気です。一年を通して約200種類の花が咲きますが、ピークを迎えるのは6月から8月にかけて。約40種類の花が咲き乱れ、とくにクロユリがシーズンとなる6月から7月に多くの人が訪れます。5月から10月にはJR原生花園駅が臨時停車駅となります。
- 小清水原生花園
- 小清水町(斜里郡) / 花畑(6月) / 花畑(7月) / 花畑(8月)
- 住所:北海道斜里郡小清水町字浜小清水地図で見る
- 電話:0152-62-3217(小清水町観光協会)
- Web:http://www.town.koshimizu.hokkaido.jp/hotnews/deta...
8位:フレペの滝
知床自然センターから遊歩道を20分ほど、木々の間を抜け草原地帯を歩いていくと、垂直に切り立った約100mの断崖からオホーツク海に流れ落ちるフレペの滝に到着します。知床を代表する滝のひとつで、水量が少なく、しとしとと流れ落ちる様子から「乙女の涙」とも呼ばれています。途中の草原地帯では、エゾジカの群れがよく目撃されます。
- フレペの滝
- 斜里町(斜里郡) / 自然・景勝地 / パワースポット / 滝 / ハイキング / 世界遺産
- 住所:北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩宇別地図で見る
- 電話:0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
- Web:http://www.shiretoko.asia/furepe.html
9位:知床連山
最高峰の羅臼岳(日本百名山)を筆頭に、知床別岳、硫黄山など1,500m超えの山々が連なる知床連山。羅臼町と斜里町を分断するように、半島の中央を貫く格好で鎮座しており、その雄姿は知床のあらゆる角度から眺める事ができます。
10位:知床岬
北海道の東端に飛び出した知床岬。その先端には一体何があるのだろう…と疑問に思うところですが、実はそこへは上陸できず、岬までの道路も開通していません。ですので、知床岬は原則的にクルーズ船から見ることになります。
知床ウトロの観光船乗り場から運行しているクルーズ船は小型で、比較的岸に接近できるので運が良ければヒグマが歩いている様子などを見ることができますよ。野生のヒグマを安全に観察できるのは珍しい体験ですので、コンパクトな望遠鏡を持って行っても良いかもしれません。
- 出典:tripnote.jp
また、知床岬にはケイマフリという独特な鳥が住んでいたり、数々の神秘的な滝が見られたりと見どころは盛りだくさん。知床へ行くならマストの観光スポットです。
※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2019年7月時点)を元に算出しています。