シンガポールといえば多文化が共生している独特な雰囲気が有名。食べ物にしても文化の色が色濃く出ているものが沢山あります。今回ご紹介するのは英国統治下にあったという歴史の影響を受け、今でも多くの場所で味わえるアフタヌーン・ティー/ハイティー。その中でも5つ星ホテル「グッドウッドパークホテル」の中にあるラウンジ「レスプレッソ」で味わえるハイティーをご紹介します。
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グッドウッドパークホテルとは?
1929年創業のシンガポールでは老舗5つ星ホテルです。シンガポールのメインストリート「オーチャードロード」には面していませんが、それでも徒歩3分とアクセスも良く、且つ、大通の喧騒から離れているためとても静かな雰囲気です。
コロニアル調のこの建物は、国の文化財にも指定されているくらい大変貴重!歴史を感じさせます。
今回は、このホテルの中にあるラウンジ「レスプレッソ」のハイティーをご紹介します。
- グッドウッドパークホテル
- オーチャード / ホテル / 名門ホテル
- 料金(目安):-円〜60,157円
- 宿泊時間:14:00〜12:00
- 住所:22 Scotts Road,Singapore 228221地図で見る
- 電話:6737-7411
- Web:http://www.goodwoodparkhotel.com/
アフタヌーンティーとハイティーの違いは?
日本人の私たちが聴き馴染んでいるのは「アフタヌーンティー」。しかし、ここシンガポールには独自に発達したと言われている「ハイティー」があります。
アフタヌーンティー
アフタヌーンティーは簡単に言うと三段式トレイにスコーンをはじめとした焼き菓子やケーキ、サンドイッチが並べられているもの。元々は、イギリスの上流階級の「お茶会」だったそうです。
※上の写真は東京ディズニーリゾート「ディズニーランドホテル」内「ドリーマーズラウンジ」で提供されているアフタヌーンティーです。
ハイティー
ハイティーは、ビュッフェ形式でケーキや食事が出されるティータイムのこと。食事といってもサンドイッチをはじめ、お店によっては点心やカレーなども!元々は労働者階級で始まり、彼らが仕事から帰ってきてお腹が減っていたときに「軽い夕食」としてお腹を満たしたことが由来だそうです。
ただし、シンガポールではこの二つを大きく区別しているわけではなく、三段式のトレイでお菓子を提供されなおかつビュッフェ形式でお食事がいただけるところもあります。
レスプレッソに入店!
上記写真のホテル入り口からまっすぐ進んだところにあるラウンジ「レスプレッソ」がハイティーをいただける場所です。
レスプレッソは中庭のプールに面しており、天気のいい日は日差しでとても明るくなる、すてきなカフェです。
注意!ハイティーの提供時間は限られています
ハイティーは営業時間中ずっと提供されているわけではなく、時間が決まっています。月曜日から木曜日の午後2時から5時半、金曜日から日曜日と祝日は入れ替え制で12時から午後2時半と、午後3時から午後5時半に提供されます。観光客だけでなくローカルの方々にも人気なので是非事前の予約を!
まずは紅茶のオーダーを
席に案内されると、すぐにスタッフが飲み物のメニューを持ってきてくれます。たくさんの紅茶はダージリンやアッサムなどのおなじみのものから、珍しいフレーバーティーやハーブティーまで(シンガポール発の高級紅茶ブランド「TWG」を飲むことができます!)。
また、コーヒーもあります。紅茶はポットでの提供です(ポット1回でティーカップ2杯分くらいいただけました)。飲み物は2種類、種類を変えての注文が可能です。
筆者は1杯目は紅茶を、2杯目はカフェモカをオーダーしました。