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タクシーの乗り方
シンガポールの場合「タクシーはタクシー乗り場で乗る」のが基本です。中心部の大通りで手を挙げてもタクシーは止まってくれません。大通りでは道路の端に黄色の二本線がかかれており、これは一時停車禁止という意味です。
ショッピングセンターやオフィスビルの入口にあるタクシースタンドの列に並んでタクシーを待ちましょう。
出典:commons.wikimedia.orgタクシースタンド / photo By mailer_diablo CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
出典:commons.wikimedia.orgタクシースタンド / photo By Calvin Teo CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
タクシーがきたら、自分でドアを開け(日本と違い自動ドアではありません)、ドライバーに行き先を伝えましょう。英語に自信がない人は、行き先の住所のメモを準備しておくといいかもしれません。ちなみに、車内は飲食・喫煙禁止です。
タクシーの屋根の上の表示には、いくつか種類があります。
出典:commons.wikimedia.orgTAXI (photo By SmrtBusesLuver CC BY-SA 4.0 from Wikimedia Commons)
出典:commons.wikimedia.orgSHIFT (photo by Terence Ong)
出典:commons.wikimedia.orgBUSY (photo by EurovisionNim CC BY-SA 4.0 from Wikimedia Commons)
- TAXI … 乗車可能
- Kallang … 表示されたエリア方面ならば乗車可能
- SHIFT … 運転手の勤務時間が終了間際のため方面によっては乗車可能
- HIRED … 乗車不可(他のお客さんが乗車中)
- ON CALL … 乗車不可(電話やアプリで予約されている状態)
- BUSY … 乗車不可(何らかの理由で乗車できない状態)
となっています。
タクシースタンドで待っていると、ときどき列に並んでいない人が、先にタクシーに乗ることがありますが、それは電話やアプリで呼び出されたタクシー(ON CALL)ということです。
なお、レストランなどで、近場にタクシースタンドがない場合は、店員さんにタクシーを呼んでもらうのが無難です(別途、タクシーに支払う予約料金がかかります)。
また、夕立など雨が降るとタクシースタンドが大行列になり、場合によっては乗るまでに1時間以上かかる場合もあります。そのような場合は早めに見切りを付けて電車やバスなど他の交通機関で移動することをオススメします。