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【3】大正時代創業のそばの老舗「小松庵」
六義園・染井門の近くにある「小松庵(こまつあん)」。1922年(大正11年)創業のそばの老舗で、北海道産のそば粉を使ったそばをはじめ、季節の食材を使ったお酒と相性ピッタリな逸品を楽しめます。
おすすめの一品は、100%そば粉で仕上げた「生粉(きこ)打ち海老天せいろ」。風味が良く、そば本来の味わいを堪能できます。この他、お酒の相性にピッタリな「蕎麦味噌」(税込486円)や「そばサラダ」(税込810円)もおすすめ。
- 小松庵 総本家 駒込本店
- 巣鴨・大塚・駒込 / 和食
- 住所:東京都豊島区駒込1-43-16 アルナス駒込六義園 2F地図で見る
- 電話:03-3944-8385
- Web:http://tenpo.komatuan.com/shop/komagome/
【4】和洋折衷のバラの名庭園「旧古河庭園」
六義園とあわせて駒込を代表する観光スポット「旧古河庭園」。洋風庭園と日本庭園が配されたスポットで、元々は明治時代、外務大臣として不平等条約の改正に尽力した陸奥宗光(むつむねみつ)の邸宅。その後、宗光の次男が鉱山を運営する古河家の養子となったことから古河家の所有となりました。
現在庭園内にある洋館や洋風庭園は、鹿鳴館(ろくめいかん)やニコライ堂などを手掛けたイギリス人建築家のジョサイア・コンドルの設計によるもの。イギリス貴族の邸宅にならった洋館「大谷美術館」として一般公開をしていますが、館内の見学は往復はがきによる事前申込みが必要なので、ご注意を。
洋風庭園では、時期になると美しいバラの花が咲き誇ります。「カトリーヌ ドゥヌーブ」をはじめ、「イングリッド バーグマン」、「芳純」など、紅色やピンク色、黄色など、数十種類以上のバラを見ることができます。
また洋風庭園から階段を下りて少し歩くと、日本庭園が見えてきます。京都の庭師で、円山公園や南禅寺周辺の財界人の庭園を作庭した小川治兵衛(おがわじへえ)によるもので、秋には紅葉で彩られます。
日本庭園内には、井戸水を水源としている「大滝(おおたき)」や、水を使わず、枯山水を表現した「枯滝(かれたき)」もあります。駒込散策でひと休みしたい方におすすめの場所ですよ♪
- 旧古河庭園
- 巣鴨・大塚・駒込 / 庭園 / バラ園 / 歴史的建造物
- 住所:東京都北区西ケ原1−27−39地図で見る
- 電話:03-3910-0394(旧古河庭園サービスセンター)
- Web:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034....
【5】駒込駅から歩いてすぐ!自然食を楽しめるレストラン「ナーリッシュ」
最後にご紹介するのは、駒込駅南口から歩いてすぐのところにあるレストラン「ナーリッシュ」。環境や自然に配慮した“自然食”を提供するお店として、女性客を中心に支持を集めています。
おすすめは「ベジチキン南蛮」。メニューでチキンと書いていますが、肉や卵、乳を一切使っていません!なのに「チキン!?」「タルタル!?」と思う方もいらっしゃいますが、使っているのは「大豆ミート」と「自家製の豆乳たれ」。本場・宮崎のチキン南蛮に匹敵するくらい旨みと食感を味わえます。
またスイーツには、オーガニックカカオマスやカカオバター、さらに福井産の味噌の旨みをふんだんに使った「天然菌味噌ブラウニー」や「甘酒シャーベット」(税込626円)、さらに酒粕を使った「酒粕チーズケーキ」(税込842円)など、絶品で体に優しいメニューを味わえます。
- 自然野菜レストラン 駒込 ナーリッシュ
- 巣鴨・大塚・駒込 / その他レストラン
- 住所:東京都豊島区駒込1-37-8 コーポ市川2F地図で見る
- 電話:03-3944-8300
- Web:http://k-nourish.tokyo/
さいごに・・・
東京・駒込の六義園と合わせて行きたいおすすめ観光・グルメスポットについてご紹介しました。六義園だけでなく、歴史を学べるスポットから絶品グルメを味わえるお店など、1日かけて満喫できます。あわせて、隣駅にある巣鴨のとげぬき地蔵や、大塚にあるレトロな飲食店街に出かけるのもおすすめ。ぜひ、六義園とあわせて駒込駅周辺の散策を楽しんでみてくださいね♪