シドニー注目の新スポット「ダーリング・スクエア」でグルメ散歩

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• 話題のニューオープンのエリア「ダーリング・スクエア」
• 【1】シドニーの新アイコニックビル「THE EXCHANGE（エクスチェンジ）」
•    建築家・隈研吾氏設計の「ダーリング・スクエア図書館」
•    話題のお店が並ぶフードコート「メイカーズ・ダズン」
•       人気レストランプロデュースのバル「ボケ・バイ・タパヴィーノ」
•       バー併設のボトルショップ「バケット・ボーイズ」
• 【2】老舗ジェラート屋さん「ジェラート・メッシーナ」
• 【3】フォトジェニックなフレンチ・カフェ「オーヴェル」
• 【4】クラフトビールが豊富な元水力発電所のパブ「パンプハウス」
• シドニーの新グルメスポット

話題のニューオープンのエリア「ダーリング・スクエア」

• 写真：Mayumi Iwasaki

いつも多くの観光客で賑わうシドニーの湾岸エリア「Darling Harbour（ダーリング・ハーバー）」の再開発プランとして新しくオープンした「Darling Square（ダーリング・スクエア）」。ダーリング・ハーバーとチャイナタウンがあるHay Market（ヘイ・マーケット）との間に位置しています。

• 写真：Mayumi Iwasaki

オフィスやレジデンスが入る高層ビルに囲まれたエリアに、20以上のカフェやレストラン、ビューティサロンやアパレルなどが軒を連ね、「ココに来ればなんでも揃う」がコンセプトだそう。2020年4月現在も、まだ一部の工事が続いています。

【1】シドニーの新アイコニックビル「THE EXCHANGE（エクスチェンジ）」

• 写真：Mayumi Iwasaki

ダーリング・スクエアの目玉プロジェクトが、東京オリンピックのスタジアム設計でも有名な日本人建築家・隈研吾氏が設計した木製のコミュニティセンター「The Exchange（エクスチェンジ）」です。木製スパイラルで囲まれた特徴的なファサードは、まるで「鳥の巣」のよう。高層ビルの狭間に佇む独特の存在感で、このエリアを象徴するアイコニックな存在となっています。

• 写真：Mayumi Iwasaki

細い木材が不規則に並んだスパイラルは、建物の裾に行くにつれて裏手の広場に伸びています。建物は6フロアで構成されていて、1Fにはフードコート、2Fにはレストラン、3〜4Fには図書館、その上には保育所、セミナーやワークショップに使えるイベントスペースなどが入っています。

建築家・隈研吾氏設計の「ダーリング・スクエア図書館」

• 写真：Mayumi Iwasaki

シドニーで建築的にも話題になったのが「Darling Square Library（ダーリング・スクエア図書館）」です。隈研吾イズムを感じる「エクスチェンジ」の個性的な木製スパイラルに沿って階段を上った3〜4Fにあります。

• 写真：Mayumi Iwasaki

大きなエントランスホールには、鮮やかなブルーの螺旋階段とカラフルな恐竜のインスタレーションが置かれてポップな印象です。図書館は2フロアで構成されていて、3Fにはコンピュータールームやワークショップスペース、4Fには読書エリアや子供向けのスペースが広がっています。

• 写真：Mayumi Iwasaki

建物を包む木製スパイラルは周辺の高層ビルからの視線や直射日光も遮ってくれるので、ガラスで覆われた空間ながら、柔らかで心地いい光が入る落ち着いた空間です。Wi-Fiも完備していて旅行者の利用もOKなので、建築好きは是非訪れてみてください。

話題のお店が並ぶフードコート「メイカーズ・ダズン」

• 写真：Mayumi Iwasaki

エクスチェンジの1Fにあるフードコート「Maker’s Dozen（メイカーズ・ダズン）」は、「dozen（ダズン）」という名の通り全部で12のレストランやカフェが軒を連ねます。そこまで大きくありませんが、店内には天井の高い大きな吹き抜けがあり狭いながらも開放的な空間です。

人気レストランプロデュースのバル「ボケ・バイ・タパヴィーノ」

• 写真：Mayumi Iwasaki

メインエントランスすぐ脇にあるのは、シティを中心に展開する人気スパニッシュ・レストラン「Tapavino（タパヴィーノ）」がプロデュースしたスパニッシュ・バル「BOQUE by Tapavino（ボケ・バイ・タパヴィーノ）」。バルセロナにある市場「ラ・ボケリア」にインスパイアされたお店で、手軽にバルセロナの郷土料理「パタタス・ブラヴァス」や生ハム、ピンチョスが楽しめます。

• 写真：Mayumi Iwasaki

シドニーならではのテラス席もしっかり完備しているので、天気が良い日は外でのんびりスパニッシュワインやサングリアを飲みながらのランチも気持ちいいです。

バー併設のボトルショップ「バケット・ボーイズ」

• 写真：Mayumi Iwasaki

吹き抜けの奥にあるのは、シドニーのインナーウェスト「Marrickville（マリックヴィル）にあるクラフトビール工場兼バー「Bucket Boys（バケット・ボーイズ）」のボトルショップ（酒屋さん）です。クラフトビールを中心に、オーストラリア産のインディペンデントなワイナリーから取り寄せたワインや、話題のクラフト・ラムなど様々なスピリッツも扱っています。

• 写真：Mayumi Iwasaki

バーカウンターもあり、20種類のビールをタップでオーダーすることもできます。ビールは季節ごとに入れ替わるそうなので、訪れる時期によって違うものが飲めるのも楽しみです。

• 写真：Mayumi Iwasaki

ボトルショップとしての面積は若干狭めですが、冷蔵庫にズラリと並ぶカラフルなビールは圧巻です。クラフトビールはラベルがオシャレなものが多いので、味がわからなくても記念にお土産にしたくなる可愛さ。オーストラリア旅行の記念にクラフトビールをお土産にするのもいいですね。