細い路地の階段に沿って建つ古い館に、赤提灯が灯るノスタルジックな風景が印象的な九份。ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の雰囲気が味わえると噂になってから、日本人も多く訪れる観光スポットです。そんな九份の絶景と楽しみ方をご紹介します!
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九份
九份(きゅうふん、ジォウフェン)は、台湾北部の新北市瑞芳区に位置する山あいの町です。昔は金鉱の町として栄えていましたが、現在はノスタルジックな風景が人気を呼び、台湾を代表する観光スポットとなっています。
日本統治時代に建てられた古い建物が残ることから、どこか懐かしい雰囲気が漂う町並みは日本人の琴線に触れ、人気を集めています。
九份の見どころ
赤提灯の連なる路地
町全体に赤提灯が釣られています。
九份に行くなら夕暮れ時がオススメ!暗くなると提灯に明りが灯りはじめます。昼間の雰囲気も良いですが、提灯が煌びやかに灯る景色は美しい!
九份の代表的な絶景ポイントは「阿妹茶酒館」の風景。坂の途中の小さなスペースが撮影のベストポイントです。
港町の夜景も絶景
賢崎路の石段を上へと階段を上り詰めると展望台に到着します。展望台からは下に広がる港町の夜景が鑑賞できます。
食べ歩きもオススメ
両側にずらりとお店が並ぶ基山街。お土産を買ったり、食べ歩きがオススメです。
芋圓
芋圓はタロイモなどで作ったカラフルなお団子がごろごろと入ったお汁粉です。カキ氷の入った冷たい物と温かい物を選択できます。さほど甘くなく、ほっとする味です。1杯35元(日本円で140円程度)なのでとても安い!「阿柑姨芋圓店」は人気店なので是非行ってみる価値あり!
イカ揚げ串
イカを丸ごとその場で揚げてくれます。1本100元(日本円で360円程度)。香ばしく、独特なスパイシーな味で美味!色んなお店で売っているのでお気に入りのお店を見つけてみて!
九份への行き方
台北からなら「台鐵台北車站」から電車に乗ります。特急の「自強号」が一番早く、35~40分(76元・日本円で275円程度)で 「瑞芳駅」に到着します。各駅停車の「区間車」でも約50分(49元・日本円で180円程度)で到着します。
「瑞芳駅」で降りたら、九份行きのバス「台北1062金瓜石」に乗車します。20分程度で 「九份老街」に到着します。
※日本円の表記は、2017年6月現在のレートによるものです。