桃園国際空港は台湾に訪れる多くの方が利用する空港のひとつです。機内食の出ない航空会社が増えていることから、空港で食事をしてから帰りたいという方も多くいらっしゃることでしょう。第1ターミナルフードコートには各国の名物が味わえるいろいろなレストランがありますが、せっかくなら最後に台湾らしいものを食べたいですよね。そんな時におすすめのお店が「海瑞摃丸」です。台湾の新竹という都市の名物である貢丸料理や焼きビーフンを、手頃な価格でいただくことができますよ。
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新竹地域の名物「貢丸」とは?
台湾の新北市にある「新竹」という地域では、「貢丸(ゴンワン)」と呼ばれる肉団子や、「米粉(ミーフェン)」と呼ばれるビーフンが有名です。「貢丸」とは豚のすり身団子のようなもので、弾力のあるプリプリとした食感が特徴です。お店によっては「摃丸」と表記されることもあります。
新竹には数多くの貢丸専門店がありますが、中でも「海瑞摃丸(Hai Rei Meatballs)」の貢丸は、至るところで名前を見かけるほど有名です。その専門店が空港のフードコートに出店しているため、入出国の際に気軽に味わうことができちゃうんです。
まずは、第1ターミナル地下1階のフードコートへ
桃園国際空港第一ターミナルのフードコート(美食広場)は地下1階にあります。チェックインカウンターでの手続きを終えたら、早速エスカレーターで地下へ向かいましょう。
フードコートは広々としており、テーブルや椅子も豊富にあります。いろいろなレストランやお土産ショップがずらりと並んでいるので、まずはぶらりと見学してみるのもおもしろいでしょう。パイナップルケーキやヌガーなど、定番のお土産を買えるお店もありますよ。
新竹名物を味わえる「海瑞摃丸」
フードコート内にあり、新竹名物を味わえる「海瑞摃丸」は、空港で最後に台湾らしいものを食べて帰りたいという時にぴったり。店の前に掲示されているメニュー写真を眺めてみると、「炒米粉(焼きビーフン)」や「摃丸湯麺(肉団子スープ麺)」、「摃丸湯(肉団子スープ)」と、おいしそうなメニューが並んでいます。
言葉が通じなくても注文しやすいように1~8までの番号がふられたセットメニューもあり、麺やスープ、野菜がセットになったメニューは、179元(日本円で約657円)からいただくことができるようになっています。どれも3~5品が1セットとなっており、食べごたえがありそうです。何人かでシェアしていただくのも良いですね。
単品ならこの組み合わせがおすすめ
名物グルメだけを味わってみたいな、という時は、単品での注文が良いでしょう。写真左は「摃丸湯」で45元(日本円で約165円)、写真右は「炒米粉(小)」で40元(日本円で約147円)です。スープと麺を一緒に注文して85元(日本円で約312円)というのは、空港という立地を考えると手頃な価格と言えるのではないでしょうか。
「摃丸湯」には大きな貢丸が3つも入っており、思ったより量が多いと感じるかもしれません。新竹の貢丸は、弾力があり肉の旨みがぎゅっと詰まっていておいしいですよ。「炒米粉」も味がしっかりついており食べる手が止まらなくなってしまいます。
おわりに
桃園国際空港第一ターミナルフードコートには各国のレストランがずらりと並びますが、やはり台湾に来たのなら台湾らしいメニューがおすすめ。新竹名物を一度に味わえる「海瑞貢丸」は、しっかりと食事をしたい時にも、軽く食事をしたい時にも、利用しやすいお店と言えるでしょう。
ぜひ、台湾旅行の最後の最後まで、台湾料理を堪能してくださいね。
※レートはすべて2017年3月現在
- 海瑞摃丸
- 台湾 / 台湾料理
- 住所:No. 9, Hangzhan S Rd, Dayuan District, Taoyuan City, 台湾地図で見る
- 電話:3-393-2798
- Web:http://www.taoyuan-airport.com/japanese/store2_1/1...
- 台湾桃園国際空港
- 台湾 / 駅・空港・ターミナル
- 住所:No. 9, Hangzhan S Rd, Dayuan District, Taoyuan City, 台湾地図で見る
- Web:http://www.taoyuan-airport.com/japanese