1日目は高山の古い町並みや高山陣屋を散策し、夜は飛騨高山温泉に宿泊、2日目は宮川朝市、陣屋前朝市、飛騨民俗村・飛騨の里、高山祭屋台会館、飛騨大鍾乳洞をめぐる、飛騨高山1泊2日おすすめ観光モデルコースをご紹介します。
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1日目午後:「高山の古い町並み」を散策しよう
午前中のうちに飛騨高山まで移動してきたら、まずは「高山の古い町並み」を散策してみましょう。
高山の名の始まりは、金森長近が豊臣秀吉の命によって、飛騨を鎮定、領主となったことに遡ります。約15年かけて築き上げた城を高山城と名付け、武士や町人の居住地域として城下町にしました。
城下町の中心として発展した高山の上町、下町を「古い町並み」と呼んでおり、特に、上三乃町、上二乃町、上一乃町は「さんまち通り」と呼ばれ、高山の定番スポットとなっています。
- 飛騨高山さんまち通り
- 高山 / 町・ストリート / 観光名所 / 重要伝統的建造物群保存地区
- 住所:岐阜県高山市上三之町地図で見る
- 電話:0577-32-3333
「こって牛」の飛騨牛にぎり&「陣屋だんご店」の団子の食べ歩きも欠かせない!
高山の町並みを散策するときのお楽しみの一つが食べ歩き。なかでもおすすめのお店が、飛騨牛にぎりの超人気店「こって牛」や、飛騨高山名物のみたらしだんごの人気店「陣屋だんご店」です。
- 出典:tripnote.jp飛騨牛三種盛り(税込1,000円)
こって牛は飛騨牛料理認定店として、最高級である5等級の希少部位を使用した飛騨牛にぎりを提供しています。購入するとお皿代わりに「あおさ入り手焼きせんべい」にのせてくれるので、散策しながらでも気軽に味わえますよ。
- 出典:tripnote.jp
そして陣屋だんご店でいただける飛騨高山名物のみたらしだんごは、しょうゆ味で甘くないのが特徴。香ばしくもっちりとしたお団子は食べ歩きにもぴったりです。
- こって牛
- 高山 / 寿司 / ご当地グルメ・名物料理 / 食べ歩き / 飛騨牛
- 住所:岐阜県高山市上三之町34地図で見る
- 電話:0577-37-7733(咲くやこの花)
- Web:http://takayama-kotteushi.jp/
全国で唯一残る、江戸幕府時代の役所跡「高山陣屋」
町並み散策とあわせて訪れたい見どころが、飛騨地方が江戸幕府の直轄領になってから拠点となった役所跡「高山陣屋」。幕末には全国に60カ所あったといわれる役所の建物ですが、今でも残っているのは全国でここだけ。建物の入口前は絶好の記念写真撮影スポットです。
建物内では靴をぬいで部屋を見学でき、江戸時代の役人たちの仕事ぶりに思いをはせることができます。一年を通して歴史教室やイベントが開催されているので、事前にHPをチェックしてお出かけくださいね。
- 高山陣屋
- 高山 / 建造物 / 観光名所 / 歴史的建造物
- 住所:岐阜県高山市八軒町1-5地図で見る
- 電話:0577-32-0643
- Web:https://jinya.gifu.jp/
1日目夜:高山市内の「飛騨高山温泉」に宿泊しよう
高山陣屋の見学を終えたら、そろそろ1日目の宿へ。高山市内には複数の源泉が湧いており、「飛騨高山温泉」を引く宿が30軒前後あるほか、自家源泉の宿も8つあります。宿のタイプも旅館にホテル、民宿とバラエティに飛んでいるので、予算や希望に応じて選んでみてください。
2日目午前:日本三大朝市のひとつ「宮川朝市」&「陣屋前朝市」、野外博物館「飛騨民俗村・飛騨の里」へ
2日目の午前中は、まずは宮川沿いで開かれている人気の朝市「宮川朝市」と、高山陣屋前で開催されている「陣屋前朝市」へ。続いて昔ながらの飛騨の農村の暮らしが体験できる「飛騨民俗村・飛騨の里」を訪れてみましょう。
飛騨の名産品も揃う「宮川朝市」
高山市内を流れる宮川沿いで開かれる「宮川朝市」は、日本三大朝市のひとつ(諸説あり)。4月〜11月までは午前7時から正午、12月〜3月の間は午前8時から正午にかけて開催されます。
新鮮な野菜や果物、工芸品など、30以上の露店が立ち並んでおり、地元の方々とふれ合いながら気軽にグルメやショッピングを楽しめます。
主に取り扱っているのは、飛騨地方で有名な漬物「赤かぶ」やバジルペースト、飛騨りんごなど。地元でとれた野菜や果物、漬物、味噌など、お土産に最適な商品が手に入ります。
またグルメスポットも充実しており、ここで朝ごはんを食べるのもおすすめ。このうち、コマコーヒーでは、本格的なエスプレッソコーヒーを提供しており、カップをかたどったクッキーに猫や犬のラテアートを描いた「クッキーカップ エスプレッソ」は、写真映えしそうな点で人気を集めています。
- 宮川朝市
- 高山 / 市場・朝市
- 住所:岐阜県高山市下三之町地図で見る
- 電話:0577-32-3333
- Web:http://www.asaichi.net/
地元の方との会話も楽しい「陣屋前朝市」
飛騨高山の高山陣屋前で、毎日6時ごろ〜12時ごろまで開催(季節により異なる)されている「陣屋前朝市」。新鮮な野菜や果物、漬物、お餅、雑貨などが並び、飛騨弁で話しかけてくれる地元の方との会話も楽しみながら買い物ができますよ。
- 陣屋前朝市
- 高山 / 市場・朝市
- 住所:岐阜県高山市八軒町1-5地図で見る
- 電話:0577-32-3333
- Web:http://www.jinya-asaichi.jp/
合掌造りの古民家が並ぶ「飛騨民俗村・飛騨の里」
朝市のはしごを楽しんだ後は、飛騨高山の中心から少し離れた場所に広がる、野外博物館「飛騨民俗村・飛騨の里」へ。江戸時代に建てられた合掌造りの古民家などを移築・復元した施設で、昔ながらの飛騨の農村の暮らしが体験できます。
さるぼぼ作りや小糸焼きの絵付けなどの工芸体験のほか、季節ごとにイベントも開催。とくに10月中旬から11月上旬にかけての紅葉ライトアップや、12月下旬の冬のライトアップが人気です。
- 飛騨民俗村・飛騨の里
- 高山 / 博物館 / 紅葉 / 歴史博物館
- 住所:岐阜県高山市上岡本町1-590地図で見る
- 電話:0577-34-4711
- Web:http://www.hidanosato-tpo.jp/
2日目ランチ:「麺屋しらかわ」で高山ラーメンがおすすめ
- 出典:tripnote.jp
飛騨の里での体験を楽しんだ後は、そろそろランチタイム。高山ラーメンの人気店「麺屋しらかわ」がおすすめです。
麺屋しらかわのラーメンは、10時間煮込むという鶏ガラや野菜、魚介をベースにしたコクのあるスープに、特製の細いちぢれ麵が特徴です。濃いめのスープにブラックペッパーがキリリと効いた味わいにファンが多く、お昼時には長い列ができることも。
- 麺屋しらかわ
- 高山 / ラーメン / ご当地グルメ・名物料理 / 高山ラーメン
- 住所:岐阜県高山市相生町56-2地図で見る
- 電話:(0577)77-9289
- Web:http://j47.jp/shirakawa/
2日目午後:高山祭について学べる「高山祭屋台会館」&日本一高地にある「飛騨大鍾乳洞」へ
麺屋しらかわのラーメンでお腹を満たした後は、全国的に有名な高山祭を紹介する「高山祭屋台会館」へ。続いて標高900mの高さにある「飛騨大鍾乳洞」を訪れてみましょう。
祭屋台を見学できる「高山祭屋台会館」
毎年春と秋に開催される全国的に有名な高山祭。春は日枝神社、秋は桜山八幡宮で執り行われる例祭です。
高山祭屋台会館では秋の八幡祭で実際に使われる屋台を年間3回入れ替えて展示するほか、映像や展示物、巫女さんによるガイドで高山祭を知ることができます。祭屋台の精巧な細工を間近で見られるのは貴重な体験ですよ。
- 高山祭屋台会館
- 高山 / 博物館 / 雨の日観光 / 世界遺産
- 住所:岐阜県高山市桜町178地図で見る
- 電話:0577-32-5100
- Web:http://www.hidahachimangu.jp/yataikaikan/welcome.h...
鍾乳石の色彩の美しさで知られる「飛騨大鍾乳洞」
- 出典:tripnote.jp
高山祭屋台会館に続いて訪れる「飛騨大鍾乳洞」は、日本全国に約80あると言われる観光鍾乳洞のなかでも、標高900mと日本一高い場所にあります。全長は800mにおよび、洞内は平均気温が12度と夏でもひんやりと感じられます。
ヘリクタイトという珍しい曲がり鍾乳石は、国内の観光鍾乳洞のなかでも最も多く見ることができます。また鍾乳石の色彩の美しさでも知られています。
冬季限定で見られる「氷の渓谷」も飛騨大鍾乳洞の見どころの一つ。期間限定でライトアップも行われ、カラフルにライトアップされた「氷の渓谷」を楽しめます。
- 飛騨大鍾乳洞
- 高山 / 鍾乳洞 / 一人旅
- 住所:岐阜県高山市丹生川町日面1147地図で見る
- 電話:0577-79-2211
- Web:http://www.syonyudo.com/