あおや和紙工房は、大昔より因州和紙の一大生産地として栄えてきた鳥取県鳥取市の青谷町に建つ、和紙をテーマとしたミュージアムです。館内では和紙の伝統や歴史、現代や未来においての新しい可能性など、和紙についての様々な魅力が幅広く紹介されています。常設展示室以外にも、種類豊富な和紙製品が取り揃えられたミュージアムショップや、実際に和紙と触れ合えるコーナーなどもあり、子供から大人まで楽しめる施設になっています。今回は和紙がもつ様々な魅力について知ることができる、あおや和紙工房についてご紹介します。
この記事の目次表示
あおや和紙工房とは?
鳥取市青谷町は1300年頃より作られてきた因州和紙の一大生産地として栄え、現在でも紙漉く音は絶えることがなく、創意と工夫に凝った和紙が次々と誕生しています。
あおや和紙工房は、その因州和紙の長い歴史や伝統、和紙の現在や未来の可能性などについて展示しているミュージアムです。
常設展示以外にも、実際に和紙作りを体験(有料)できる工房や、年間を通して和紙にちなんだ様々なテーマの企画展やイベントが開催されます。
見て、触って、体験して、子供から大人までが和紙の魅力を存分に楽しむことができます。
施設紹介
常設展示室
常設展示室では伝統的な紙漉きの製法や、昭和初期頃まで使われていた道具などが展示されています。
他にも因州和紙の利用法や和紙を使用した製品・作品の展示など、様々な角度から和紙の魅力について知ることができます。
体験工房
体験工房では、実際に紙漉きを体験したり、和紙の加工にチャレンジすることができます。
更に、自分の漉いたその和紙でランプシェードを作ることもできます。貴重な体験の思い出と共にオリジナルの記念品もゲットしてみてはいかがでしょう?
■紙すき体験
ハガキサイズ200円/A4サイズ400円/A3サイズ500円
■紙すき+ランプづくり
LEDランプシェード(A3紙すき)1,000円
LEDランプシェード(A4紙すき)800円
スタンドランプ(A3紙すき)2,000円
工作コーナー
あおや和紙工房の本館内には、誰でも自由に和紙で遊べる無料の工作コーナーがあります。
和紙を使って封筒やポチ袋を作ることができ、大人も子供も一緒に楽しめるコーナーです。
自分で漉いた和紙を加工することもできるので、体験工房で漉いた和紙を使ってオリジナルの作品を作ってみるのもオススメです。
ミュージアムショップ
館内にはミュージアムショップがあり、和紙に関連した商品が種類豊富に販売されています。
いくら書いても筆先が傷まずに墨のかすれがなく書けることから「因州筆切れず」といわれ、全国の書道家に幅広く愛用されている因州和紙の書道半紙や、地元業者などで作られた因州和紙製品がズラリと並び、和紙好きも満足できる品揃えです。
その他にも、和紙の新しい魅力を発見させてくれるような、和紙を用いたアクセサリーや、ブックカバーやミニランプなどのあおや和紙工房オリジナル商品が数多くあります。
伝統的な和紙から、和紙の新しい可能性を感じさせる商品が販売されているので、お土産や記念品選びにはもちろん、仕事や趣味の使用目的でのお買い物にもオススメです。
併設のレストラン「Cafe Berry」
あおや和紙工房の本館のすぐ横には手作りにこだわられたオシャレなレストラン「Cafe Berry」も併設されています。
木の温もりあふれる広々とした店内には、大きな窓があり、青谷町の自然を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
地元の新鮮野菜をたっぷりと使用したお料理や、天日干しにこだわった青谷産のこしひかりのランチを楽しめます。
また、スイーツやドリンクメニューも充実しているので、小腹が減ったときや一休憩にもオススメです。
おわりに
和紙についての様々な魅力について知ることができるあおや和紙工房はいかがだったでしょうか?
展示物を見学して和紙について詳しく知ることができるのはもちろん、紙漉き体験や無料で和紙と触れ合える体験コーナーも充実しており、子供から大人まで幅広い世代の方が楽しめます。
鳥取県東部を訪れる際には、ぜひ立ち寄りスポットの候補の1つに仲間入りさせて下さいね!
- あおや和紙工房
- 鳥取 / 体験・アクティビティ / 女子旅 / 穴場観光スポット
- 住所:鳥取県鳥取市青谷町山根313地図で見る
- 電話:0857-86-6060
- Web:http://www.tbz.or.jp/aoya-washi/