【鳥取・船上山】ド迫力！絶壁の突端 「千丈のぞき」でスリルと絶景を堪能しよう！

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• 「千丈のぞき」がある船上山とは？
• 「千丈のぞき」へと続く道がある船上山山頂へ！
• 船上山山頂から約5分！迫力満点の「千丈のぞき」へ
• おわりに

「千丈のぞき」がある船上山とは？

琴浦町の観光スポットとしても知られている「船上山」は、大山火山の噴火でできた外輪の山の一部で、標高は約615mあります。

• 写真：SaoRi

尾根筋は勝田ヶ山、甲ヶ山、矢筈ヶ山、伯耆大山と続いており、船上山はその北に位置する先端部となります。

溶岩が冷え固まったことでできた見事な断崖絶壁が数キロに渡って続き、かつては天然の要塞として後醍醐天皇が船上山合戦を繰り広げ勝利し、「建武の新政」の礎となった大変歴史ある山でもあります。

• 写真：SaoRi

また、平安時代の初期頃には山岳仏教が栄え、大山、美徳（三徳）山と並んで「伯耆三嶺」と呼ばれ、修験道の霊場でもあったそうです。

今回ご紹介する迫力満点の「千丈のぞき」へと続く道は、この船上山の山頂にあります。

まずは山頂を目指して歩きだしましょう！

「千丈のぞき」へと続く道がある船上山山頂へ！

船上山山頂までの道のりは特に危険なところもなく、登山初心者の方でもハイキング気分で気軽に登ることができます。

• 写真：SaoRi

登山コースはいくつかありますが、船上山登山口展望駐車場前にある「東坂登山道」からは約40分で山頂まで登れます。

• 写真：SaoRi
• 写真：SaoRi

歩きやすい道ではありますが、赤土が露出しているため滑りやすかったり、無造作に岩がゴロゴロとしていたりと、少し足場が悪いところもあります。

• 写真：SaoRi
• 写真：SaoRi

屏風岩を横に、西坂登山道分岐や横手道分岐を過ぎて登り続けていくと、両脇を藪に囲まれた道に出ます。

• 写真：SaoRi

• 写真：SaoRi
• 写真：SaoRi

この道をまっすぐに進んでいくと、ほどなくして船上山山頂に到着です。

• 写真：SaoRi
• 写真：SaoRi

山頂部は開けており、行宮ノ碑やお手洗い付きの休憩舎もあります。

• 写真：SaoRi
• 写真：SaoRi

ただ周囲が木々に囲まれていて、この地点からは残念ながら絶景や屏風岩を見ることはできません。

目指す「千丈のぞき」は更にここから5分ほど急な坂道を下った先にあります。

• 写真：SaoRi

ここからは足場が悪く危険なところもありますが、ド迫力の絶景を楽しめるので、細心の注意をはらって進んでいきましょう！

船上山山頂から約5分！迫力満点の「千丈のぞき」へ

千丈のぞきへと続く道は、笹薮に囲まれた道を下っていきます。

• 写真：SaoRi

5分程の道のりですが、最初は足元が見づらい笹薮、次は足の置き場に困る岩場となり、近い距離にも関わらず、思いのほか時間がかかります。

• 写真：SaoRi
• 写真：SaoRi

そんな道を歩み進めていくと、急に視界が開け、屏風岩の先端が目の前に現れます。

• 写真：SaoRi

この地点でもかなり見晴らしが良く迫力があるのですが、千丈のぞきと言われる場所はこの更に先にあります。

脇から下におり、岩伝いに進んでいくと、

• 写真：SaoRi

スリルと絶景を満喫できる「千丈のぞき」に到着です。

• 写真：SaoRi

ずっと先まで続く断崖絶壁と、雌滝、雄滝といわれる2つの滝も見えます。

• 写真：SaoRi

その他、麓の船上山ダムが見えたり、落ちたら終わりとも思える真下の眺めもよく見えます。

• 写真：SaoRi
• 写真：SaoRi

ふきあげてくる風が心地よく、とても爽快です！

• 写真：SaoRi

岩の先端にはロープが備え付けられており、更に下にもロープが用意してあったので、もっと下っていくこともできるのでしょうが、ロープの使い方が判らない方や初心者の方はやめておいた方が無難です。

• 写真：SaoRi
• 写真：SaoRi

この地点からでも十分に絶景やスリルを味わえるので、迫力ある景色を楽しみたい方はぜひ山頂から千丈のぞきまで足をのばしてみて下さいね！

• 写真：SaoRi360度カメラで撮影した「千丈のぞき」の様子

おわりに

勇ましい屏風岩を見ながらハイキング気分で登れる「船上山」、そしてその先にある絶景とスリルを楽しめる「千丈のぞき」はいかがだったでしょうか？

• 写真：SaoRi

片道40分ほどの道のりなので本格的な登山とは違い、観光やドライブの途中に気軽に楽しむことができます。

景色がいいのはもちろんのこと、自然が美しく、空気もとても美味しいところなので、ぜひ登ってみて下さいね！