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【横浜】高級列車の気分を数百円で味わえる「ザ・ロイヤルカフェ横浜」

取材・写真・文:

神奈川在住
訪問エリア:47都道府県

2020年1月9日更新

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写真:えいぶゆう/TossyPhoto

横浜駅と伊豆急下田駅間を運行している列車「THE ROYAL EXPRESS」は、最低でも乗車に25,000円かかる高級列車。そんな列車の雰囲気を数百円で楽しめるカフェが横浜にあるんです。

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伊豆観光列車「THE ROYAL EXPRESS」とのコラボカフェ

伊豆観光列車「THE ROYAL EXPRESS」をご存じでしょうか? 横浜駅と伊豆急下田駅間を運行している列車「THE ROYAL EXPRESS」は、2018年にイギリスの新聞『デイリー・テレグラフ(The Daily Telegraph)』に、「アジアで最も美しい鉄道トップ10」に選出された、それはそれは外装も内装も高貴な雰囲気の列車なのです。

  • THE ROYAL EXPRESS

当然、お値段も高貴で、最低でも約3時間で大人1人25,000円。最高に満喫するなら大人1人200,000円と、なかなかの金額。ちょっと雰囲気を味わうだけでも25,000円かかってしまうのですが、実は横浜に数百円で「THE ROYAL EXPRESS」の気分を味わえる場所があります。それが「THE ROYAL EXPRESS」とのコラボカフェ「ザ・ロイヤルカフェ横浜」なんです!

しかもちょっとだけ、 わかりにくい場所にあるので、カフェ激戦区横浜において、比較的空いている穴場カフェでもあります。横浜駅の南北連絡通路にあるので、そこを利用する人でもない限りあまり存在が知られていない、そんな立地なのです。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoザ・ロイヤルカフェ横浜のある横浜駅の南北連絡通路

だから横浜でのゆったりとした休想にとってもお勧め!ちなみに本家の「THE ROYAL EXPRESS」ではドレスコードがあり、男性は襟付きシャツ、女性は襟付きシャツ or ワンピースとなっているので、ちょっと身構えてしまいますが、「ザ・ロイヤルカフェ横浜」はもちろん普段着で利用することができます。

エントランス

エントランスに敷かれているロイヤルブルーのマットには、特徴的なロゴが。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoエントランス

こちらは ROYAL の「R」に、水資源が豊かな伊豆半島にちなみ、水滴を加えたデザインとなっています。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoロイヤルブルーのマット

ちなみに、カフェはこのロイヤルブルーとゴールドを基調とした内装になっています。伊豆半島の海の「碧」と高原の「青」、そして高貴さを感じさせるロイヤルブルーと、華やかなアクセントとなるゴールドが採用されています。

内装

「THE ROYAL EXPRESS」のコンセプトは「美しさ、煌めく旅。」で、水戸岡鋭治氏による洗練された美を感じられる内装が特徴です。

  • THE ROYAL EXPRESS車内

著名デザイナー水戸岡氏はこれまで数々の車両デザインを手掛け、列車に日本と西洋の美と、機能を取り入れるのに定評があります。 例えばJR九州の「或る列車」。

  • 或る列車

こちらは格子が内装に多く使われています。

  • 或る列車 車内

「或る列車」と「THE ROYAL EXPRESS」の内装にいくつか共通点が見られます。というのも「THE ROYAL EXPRESS」は「或る列車」の列車デザインで培った技術をつぎこんだ内装になっているからです。「THE ROYAL EXPRESS」でも随所に格子がアクセントとして使われています。こんな枠な格子とともに、車窓から風景を楽しめるって素敵ですよね。

  • THE ROYAL EXPRESS車内

それではカフェはどうでしょう?カフェの入口に設置されているパーティションも上品な格子です。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto入口に設置されているパーティション
  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto格子パーティション

人目に付く窓際の席には、天然木の格子があります。外からの視線を遮るという機能を持ちながら、日本の伝統的なデザインと技法がふんだんに使われています。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto窓際の席

イスも比較してみましょう。こちらは「THE ROYAL EXPRESS」の座席の様子。

  • THE ROYAL EXPRESSの座席

カフェはこのデザインにロイヤルブルーの布地をあしらったデザインとなっています。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoカフェのソファ席

非常に居心地のよい空間で、落ち着いた大人の空間という雰囲気ですね。ちなみにカフェだけのリラックス席もありますよ。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoリラックス席

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この記事を書いたトラベルライター

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