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おすすめワイナリーもご紹介!ワイン産地「シャーロッツビル」の3つの魅力【アメリカ・ヴァージニア州】

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2018年11月20日更新

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フランスのワイン名産地と気候が似ているという「シャーロッツビル」では、延々と広がる葡萄畑を眺めながら、ワインを片手にゆったり過ごせるワイナリーがいっぱい! ワシントン D.C.からも、車でたった2時間ほどで、ワイナリーツアーも豊富。少し足を伸ばして、プチ旅行にいかがでしょう?

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「シャーロッツビル」のあるヴァージニア州はワインの名産地

  • 写真:まき子

大都市のワシントンD.C.から西へ、たった1時間のドライブで、こんなにのどかな田舎に。ここはヴァージニア州。アパラチア山脈の一帯にあるのでとても自然豊かです。

そんなヴァージニア州は、実はワイン生産量は全米で5本の指に入るほど。アメリカのワインといったら世界的に有名なのはナパバレーなどのカリフォルニアワインですが、ヴァージニアワインもアメリカではとても注目されているんです。

そんなワイン名産地がなぜ日本で知られていないのかというと、ヴァージニアワインは輸出は行っておらず、ほとんどが地産地消だから。地元の愛飲者が圧倒的に多いんだそう。

それにも関わらず、シャーロッツビル には、ワインの評判を聞きつけて遠方からワイナリーに訪れる方がたくさんいます。それはなぜなのでしょう?その魅力を3方向からご紹介します!

魅力1:「シャーロッツビル」はフランスのワイン名産地に似た気候

【シャーロッツビル Charlottesville】は、全米で最も由緒ある大学の1つ「ヴァージニア大学」があり、ダウンタウンも拓けている大きな街なのですが、その周辺にはたくさんの葡萄畑があります。

  • 写真:まき子

その「葡萄」の特徴を見ていると、ヨーロッパに近いものがあります。というのも、ワインの生産地として、気候がフランスに似ているからだそう。例えば・・・

【赤ワインに使用される葡萄なら「ボルドー地方」の品種】
ボルドー品種の葡萄には「カベルネ・ソーヴィニヨン」「メルロー」などありますが、中でも「カベルネ・フラン Cabernet Franc」はシャーロッツビルでの生産に最も成功した葡萄の1つです。
【白ワインに使われる葡萄なら「ローヌ地方」の品種】
シャーロッツビルの白ワインでよく知られている葡萄「ヴィオニエ Viognier」は、北ローヌが発祥。シャルドネに劣らないフルボディな味を生み出します。

このように、葡萄の品種がフランス産のワインで使われるものと似ており、カリフォルニアワインとはちょっと路線の違うワインの産地なのです。ただしフランスと同じような葡萄を使っているからと言って、フランスと同じようなワインができるわけではありません。

「魅力2」でご紹介しますが、気候は同じでも土壌は違う。フランスと同じように葡萄の栽培をしても最初はうまくいかず失敗だらけだったそうです。


魅力2:「シャーロッツビル」がアメリカで一番最初にワイン造りを始めた!

「うちが一番古い!」と謳うワイナリーはたくさんありますが、“何が” 一番古いのか?その基準は様々。1876年創業の「ベリンジャー」は、かの有名なナパバレー最古のワイナリーと謳っていますし、1839年にワイン造りに成功したニューヨーク州の「ブラザーフッド」は、アメリカ最古のワイナリーと謳っています。

でも「シャーロッツビル」も “一番古い” と謳えることがあるんです。

それは、アメリカで一番最初に「ワイン造り」を始めた場所

“ワイン造りを始めた” = “ワインができた” のではありません。ワイン造りを始めるには、まず 葡萄の栽培 が必要。その葡萄の栽培を始めた一番最初の場所が、シャーロッツビルだったということです。

では、誰が始めたのか?!というところが気になりますね。

「トーマス・ジェファーソン」が葡萄栽培を始めた!

「トーマス・ジェファーソン」といえば、アメリカ独立宣言の起草者 であり、建国の父 の1人であり、第3代アメリカ大統領

彼は、シャーロッツビルに「Monticello モンティチェロ」と呼ばれる邸宅を構え、そこでは大農園、いわゆる プランテーション が行われていました。

とても聡明だったトーマス・ジェファーソンは、“ヴァージニアはワイン栽培に適している” と考え、1774年にワイン用の葡萄栽培を邸宅で始めたんだそう。これが、シャーロッツビルでワイン造りが始まるきっかけとなります。

でも先述したように、最初はうまくいきません。ヴァージニアの土壌に合う品種の改良を重ねに重ねていた最中に「南北戦争」が勃発、その後も「禁酒法」が制定されるなど、葡萄作り&ワイン造りは衰退していきました…。

が!1950年ごろに再び葡萄作りが復活!その10年後にはワイン造りも活性化し、今では280近くのワイナリー、360以上の葡萄栽培家がヴァージニアには存在しています。

なお、「Monticello モンティチェロ」の庭園には、今でもワイン用の葡萄畑が広がっています。邸宅も開放しているので、ワイナリーツアーと合わせて訪れてみてくださいね。

モンティチェロ
アメリカ / 建造物
住所:931 Thomas Jefferson Parkway Charlottesville, VA 22902地図で見る
Web:https://home.monticello.org

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※この記事は2018年11月19日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
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