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体の芯に響く大歓声!「NFL」をスタジアムで観よう!@インディアナポリス

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2017年9月28日更新

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写真:まき子

旅先の国で盛んなスポーツを「一度は生で観戦したい!」と思ったことはありませんか?アメリカなら人気NO.1の「NFL」がオススメ!スタジアムの臨場感ある雰囲気は、どのリーグよりも痺れます!でもチケットをどうやって買ったら良いのか…ルールはわからないし…などハードルは高そう?!いえいえそんなことありません♪ 今回はアクセスしやすい「インディアナポリス・コルツ」のスタジアムに焦点を当てて、チケットの買い方、ゲームが始まるまでの楽しみ方、またゲームが始まってからの応援ポイントなどをご紹介します!

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アメリカンフットボールのプロリーグ【NFL】はアメリカでダントツ人気!!

日本では野球のMLBやバスケのNBAの話題はよく耳にしますが、アメリカで一番人気のプロスポーツリーグは、アメリカンフットボールの【NFL】!2017年のワシントン・ポストの世論調査によると、MLBやNBAの3倍以上も人気があるそうです。

クライマックスの スーパーボウル は、日本でもNHKなどで放送されますが、本場でのテレビ視聴率はなんと50%前後!

それほどアメリカのみんなが熱狂している【NFL】なので、家やスポーツバーで観戦しても盛り上がりますが、やはりスタジアムの雰囲気は格別!しかもスタジアムに行けば、ただ観戦するだけではなく、それ以外の楽しさもいっぱいあります。

観たいチームが「ホーム」で試合するゲームを見に行こう!

ここで一つ注意点が。日本のプロ野球やJリーグでも “ホーム・アウェイ” はありますが、NFLにおいては断然ホームがオススメです。なぜなら、アメリカでは地元愛が強く、NFLに限ったことではなくホームチームのファンの数が圧倒的に多いからです。

しかも「アウェイの席はここのエリア」とは決まっておらず、どのチームのファンでも自由に席を選ぶことができる…すなわち、アウェイで行く場合、前後左右ホームのファンに囲まれて肩身の狭い思いをすることになりかねません。

もちろんそれでも応援したいファンは遠慮なくアウェイで来ますが、初心者であればホーム観戦の方が安心して居られると思います。

車がなくてもOK!歩いていける「インディアナポリス・コルツ」のスタジアム

現在、NFLの加盟チームは36チームありますが、都市によってはスタジアムへの行き方が分かりにくかったり不便な場所であったりします。

例えばニューヨーク州。2つのチームがありますが、実際にスタジアムがあるのはニュージャージー州で、マンハッタンのど真ん中にスタジアムがあるワケではありません。また、サンフランシスコにもチームはありますが、スタジアムのある場所はサンタクララという、サンフランシスコから南へ70kmも離れた場所です。

そんな中、行きやすいスタジアムももちろんあります。その1つが今回紹介する イリノイ州 インディアナポリス市 にある 【コルツ】というチーム。スタジアム名は 【ルーカスオイル・スタジアム】 です。

  • 写真:まき子

インディアナポリスは州都でもあり、ビジネス街、ショッピングモール、博物館、公園など観光するにも十分楽しい街なのですが、そんな街のど真ん中にスタジアムがあるので、とってもアクセスが便利!

  • 写真:まき子

周囲にはホテルやレストランもたくさんあるので、移動のためにレンタカーやタクシーを使う必要もまずないと思います。

スタジアム開場前から楽しいこと盛りだくさん!

NFLのスタジアムに、ただゲームを観に行くだけではもったいない!スタジアムがオープンするのはキックオフの約2時間前ですが、2時間以上前に来て、オープン前にスタジアム周辺で楽しんじゃいましょう。

まずはプロショップでお買い物♪

  • 写真:まき子

ほとんどのスタジアムにはプロショップが併設されていて、ジャージはもちろん、キッズの可愛いグッズ、レディースのおしゃれな服、かっこいいスタジャン、アクセサリー、面白い応援グッズ、テーブルウェア、文房具などかなり豊富なグッズが手に入ります。「こんな物まで売ってるの?!」と、物色しているだけでもなかなか楽しいですヨ♪

ファンを楽しませるイベント施設は “さすがアメリカ!”

  • 写真:まき子

全てのチームスタジアムでやっているわけではないのですが「ルーカスオイル・スタジアム」では地元や有名なロックバンドが演奏する簡易ステージが建てられ、ファンがスタジアムに入るまでテンションを盛り上げてくれます。

  • 写真:まき子

飲食できるブースもとっても充実しています。テレビは複数設置されていて、大人気の番組「NFL Network」や、早い時間帯に行われている他のチームの試合も流れているので、そんな番組を見ながら多くの人がキックオフ前からすでにビールなどを飲んで盛り上がっています。

  • 写真:まき子

アメリカでは観光地のあちこちにある ペニープレス (ペニー硬貨をプレスして加工する機械のこと)で1セント(=ペニー)コインを記念品にしてみるのもいかがでしょう♪

いよいよスタジアムOPEN! キックオフまでの2時間をトコトン楽しもう!

前述の通り、ほとんどのスタジアムはキックオフの2時間前に開場します。スタジアムの外でのイベントもそうですが「キックオフの時間に来ればいいや〜」なんてのはもったいない!キックオフまでの2時間もトコトン楽しまなきゃ損です!

「ルーカスオイル・スタジアム」とは?!

ルーカスオイル・スタジアム についてもここで少しご紹介しておきましょう。

ルーカスオイル にピンと来た方は、世界3大レースの1つと言われるカーレースの 「インディ500」 を知っているのではないでしょうか?

5月のインディアナポリス市内はこの「インディ500」に湧きあがります。そのレースのスポンサーの1つでもあるルーカスオイル社が2008年当時 $121,000,000 (約121億円)で20年の命名権を争奪!これはスタジアムを建てた費用ではありません、名前をつけるためだけに121億…すごい規模です。

ルーカスオイル・スタジアムの収容人数は 63,000人 。この数はNFLスタジアムとしては一般的です。

ちなみに日本で収容人数最大と言われる「日産スタジアム」の定員は72,000人。そんな規模のスタジアムが国内に36個、加えてカレッジフットボールのスタジアムもあちこちにあると思うとアメリカの広さを実感してしまいます。

  • 写真:まき子

スタジアムの入口は各所にありますが、正面から入ると、こんなステージが。ここでもロックバンドが生演奏していて気分を盛り上げてくれます。

  • 写真:まき子

さすが「ルーカスオイル」、インディ500にまつわる展示物も。まるで博物館みたいです。

  • 写真:まき子

中はとにかく広い上に、ショップがあったり飲食店や、クラフトビールサーバーもあったり。飲食店はレストランから、ファーストフード系の小さな売店まで色々あります。

悪天候の時は天井が閉じるスタジアム

  • 写真:まき子

ルーカスオイル・スタジアムの面白いところは、その建築構造にもあります。

スポーツ観戦と言ったら「青空の下で!」というのが一番気持ちが良いのですが、NFLは大雨が降っても大吹雪になっても、ハリケーンや雷など命の危険のない天候の場合は開催されます。レギュラーシーズンは9月〜1月末なので、11月にもなれば夜のゲーム時は相当寒くなることも。

そんなこともあり、最近ではルーカスオイル・スタジアムのように天井付きのスタジアムもちらほらと見られるようになりました。

  • 写真:まき子

しかもルーカスオイル・スタジアムは、天気の良い日は天井が空くので、「青空の下」気分も味わえます。

飲み物、食べ物は早めにGet!

  • 写真:まき子

ゲームが始まってから気分を盛り上げる要素の一つは、スタジアムならではのビール&ジャンクフード!キックオフ少し前になると売店も混雑するので、そうなる前に買い出しに行くのをお勧めします。

面白おかしい格好のファンを探せ!

  • 写真:まき子

スタジアム内を物色していると、必ずといって良いほど出くわすのは、かなり熱狂的な出で立ちのファン。NFLのスタジアムでは珍しい光景ではありませんが、やっぱり面白くてついつい見てしまいます。彼らも「見られること」を意識しているので、気さくに手を振ったりしてくれます。

  • 写真:まき子

その中でも一際目出つ人は、そのスタジアムの名物ファンでもあったりします。見かけて気になったら気軽に声をかけて、一緒に写真を撮らせてもらえば良い思い出になるかも。

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/makiko0213ha

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