アメリカ・コロラド州の州都「デンバー」はプロスポーツが盛ん!中でも一番人気があるのがアメリカンフットボールの【NFL】です。デンバーを代表するNFLのチーム名は【デンバー・ブロンコス】!今回は、そんなデンバー・ブロンコスのホームスタジアムである【Broncos Stadium at Mile High ブロンコススタジアム・アット・マイルハイ】での楽しみ方をご紹介します!
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デンバーはスポーツが盛ん!NFLのチームは【デンバー・ブロンコス】
コロラド州というと、ロッキー山脈に囲まれた自然豊かなイメージがありますが、その州都【デンバー】はとても過ごしやすく、“アメリカで住みたい都市” としても人気がある大都会です。
そんな都市には、アメリカンフットボール、アイスホッケー、野球、バスケットボールの、全米4大プロスポーツチームが勢ぞろい!中でも一番人気があるのが、アメリカンフットボールのプロリーグ【NFL】に所属している【デンバー・ブロンコス Denver Broncos】です。
【NFL】はアメリカでダントツ人気!!
日本ではアメリカのスポーツと言ったら、何かとメジャーリーグが話題に上がりますが、アメリカで一番人気のスポーツは、ダントツでアメリカン・フットボール!! 新聞社「ワシントン・ポスト」の世論調査によると、MLB(野球)やNBA(バスケ)の3倍以上も人気があるそうです。
そのアメフトの全米プロリーグが【NFL】。毎年2月に行われるシーズン最後の スーパーボウル は日本でもNHKなどで放送されますが、本場でのテレビ視聴率はなんと50%前後!
【デンバー・ブロンコス】は、そんなスーパーボウルで 3度も優勝 を制したチームで、ホームスタジアムの【ブロンコススタジアム・アット・マイルハイ Broncos Stadium at Mile High】で試合のある日は、スタジアムはもちろん、街中が大フィーバーに包まれます!
【ブロンコススタジアム・アット・マイルハイ】についてのミニ知識
【ブロンコススタジアム・アット・マイルハイ】は76,000人以上が収容できるほどなので、とにかく大きい!しかもNFLシーズン後半ともなれば気温もマイナスになる地域なのに、屋根はないオープンなスタジアムなんです。デンバーのダウンタウン近くにあるので、公共交通機関を利用してダウンタウンから行くことができます。
スタジアム名に付いている「at Mile High」の意味
デンバーは大都市でありながら、ロッキー山脈の麓ということで、標高がとても高く、その標高は約 1マイル = 1,609m!
だから、デンバー自体が「Mile High City」というニックネームで呼ばれます。そんな都市にあるスタジアムだから「at Mile high」なのですね。
こんな標高の高い = 酸素の薄い場所で常日頃練習しているチームなので、アウェイで来る選手たちにとっては「それだけで不利だ!」とも言われています。ゲームを観ていると、酸素吸入器を持ち込んでいるアウェイチームもよく見かけますヨ。
スタジアム名は、また変わるかも?!
ちなみに、筆者が訪れた当時は、「Sports Authority Field at Mile High」という名称だったのですが、この命名権を取得していた企業「Sports Authority スポーツオーソリティ」が、なんと倒産…。
というわけで、運営会社によって2018年に暫定名称として【Broncos Stadium at Mile High】と決まりました。名称に関しては、また命名権を獲得する企業によって変わる可能性がありますが、いずれにせよ、「at Mile high」が付くのは変わらないと思います。
今回は、そんなスタジアムでの楽しみ方をご紹介します。ただ観戦するだけではなく、その前後にもいろんな楽しみ方があるんですよ!
ブロンコススタジアム・アット・マイルハイの楽しみ方
まずはスタジアム周辺を散策
とても大きなスタジアムなので、ぐる〜り一周するだけでもけっこうな時間がかかります。また、プロショップで楽しんだり、選手の練習シーンも見たいなら、キックオフのせめて3時間くらい前には到着するのがオススメ!
スタジアムの南側に行くと、スタジアムの見た目も、スタジアムからの光景もなかなか素敵!スタジアムてっぺんには “暴れ馬”の白馬 が確認できます。そして、この南側の目の前には 7匹の暴れ馬 の銅像があります。
「7匹の暴れ馬」のワケ
7匹の暴れ馬 の意味は、チーム名になっている「Bronco ブロンコ = 暴れ馬」という意味だからです。
そしてなぜ「7匹」なのか?これはデンバー・ブロンコスが、2年連続でスーパーボウルを制覇した際に大活躍した当時の司令塔(クオーターバック)が「ジョン・エルウェイ」さんだったことに由来します。
NFLで殿堂入りし、デンバー・ブロンコスにおいて永久欠番にもなった彼のユニフォームのナンバーは #7 。だから7匹、なのですね。