アメリカ
アメリカ観光
大都会も大自然も楽しめるエキサイティングな国

桜あふれる豪華な住宅街【KENWOOD】(ケンウッド・アメリカ)

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2019年2月26日更新

842view

お気に入り

桜の綺麗なアメリカの名所といえば「ワシントンD.C.」がとても有名ですが、近くにはもう一つ、桜の名所があるんです。それが【KENWOOD ケンウッド】。驚くことに、一軒に1本は桜を植えないと住めないという住宅街!一体全体どんな街なのでしょう?!

この記事の目次表示

ワシントンD.C.の桜といえば「日本」!

ワシントンD.C.では英語の「Cherry Blossom(桜)」より「SAKURA」という日本語が浸透しているくらい、春になると “桜と日本” に注目が集まります。というのも、殺風景なワシントンD.C.にソメイヨシノを贈り続けたのは他でもない、日本だからなんです。

初めてソメイヨシノを日本から贈ったのは、さかのぼること1800年ごろ。今ではすっかり「ワシントンD.C.の桜」として定着しており、アメリカで生まれた桜「akebono(アケボノ)」も見られます。

特に見応えがあるのは、Potomac River(ポトマック川)沿いにある「Tidal Basin(タイダルベイスン)」という入り江。

タイダルベイスン周辺には、スミソニアン、ジェファーソン記念館などなど多くの観光名所もあり、桜の季節になると多くの人が訪れます。

また、ワシントンD.C.を挙げて、約1ヶ月近くもの間(2019年は3月20日〜4月14日)、National Cherry Blossom Festivalが盛大に開催されるんですヨ。その一環で、日本にフォーカスしたSAKURA-MATSURI(桜祭り)も行われます。

タイダル・ベイスン
アメリカ / 自然・景勝地
住所:Tidal Basin地図で見る

そんなわけで、日本人に負けないくらいワシントンD.C.の人たちは桜が大好き!タイダルベイスンだけではなく、他にも桜は植えられているのですが、特にびっくりするほどキレイで見応えある場所が、今回、ご紹介する【KENWOOD ケンウッド】です。

【KENWOOD ケンウッド】とは?

日本でKENWOODというと、オーディオメーカーをまず最初にイメージしてしまいますが、この名前の街が実際にあります。場所はワシントンD.C.に隣接する メリーランド州ベセスダ にありますが、車やワシントンD.C.からたった20分ほどの距離です。

この街には特になんの観光名所もありません…が!とにかくすごい豪邸が並ぶ、いわゆる “高級住宅街” 。でもなぜ、高級住宅街が桜の名所なのでしょう?!


一軒に1本以上の桜を植えなければ住めない【KENWOOD ケンウッド】

ケンウッドには特別な条例があります。それは「一軒に1本以上の木を植えなければならない」というもの!さすが高級住宅街、お庭が広いからできることですね。

ケンウッドと桜の歴史は長〜い

ワシントンD.C.でようやく桜が花開いたのは1912年ですが、それから17年後の1929年にケンウッドで初めての桜が植えられたそうです。

というのも、この土地を買った土地開発業者が造園技師でもあり、彼が「庭に桜を植えよう」とアイデアを出したところ、見事に咲いたんだそう。それ以降も、この土地を買う住民は忠実にそれを守っており、今では 約3,000本の桜 が街を彩っています。

1929年からということは、もうすでに90年以上!長く住む方の話によると、この桜はもちろん日本から来た桜ではあるけれど、みんな桜が大好き。第二次世界大戦が1939年に勃発した時も、この桜たちを傷つけるようなことはなかった…という話を聞くと、感動してしまいますね。

とにかくすごい景観!豪華な桜たちや桜並木

今では3,000本以上、しかも樹齢も90年近くということで、通りには大きな桜のトンネルができるほど!筆者が行った時は少しだけ時期が早くて、5部咲きくらいだったでしょうか…満開の頃に行ったらもっと素晴らしい光景になると思います(その年にもよりますが4月上旬くらい)。

また、桜だけじゃない!豪邸とセットの光景がとても見応えあるんです。「どの家に住んでみようかなぁ〜」なんて話しながら散策を楽しんでみてくださいね(笑)。

それに、どの家も芝生が丁寧に手入れしてあり、花壇のお花もカラフル。だからこそ、緑や黄色などの “春の色” に桜のピンクもとても綺麗に映えます。

【KENWOOD ケンウッド】でお花見をするなら

お花見に行くなら早朝がオススメ!

近年では桜の時期になると、噂を聞きつけたたくさんの人がケンウッドの住宅街を訪れます。車で来る人も多く、道路が渋滞することも。と同時に警備のために警察も現れ、「駐車禁止!」と言われてしまいます。

なので筆者がオススメするのは、 行くなら早朝! 人が少なければ警察も居ませんし、桜もゆったり観られます。まだ太陽が上がらないと日陰は多いですが、それでも人が少ない光景は写真映えもしますヨ♪

お花見はマナーを守って!

忘れてはいけないのは、ここは「住宅街」ということ。勝手にお庭に入ったり、花壇や桜を荒らす行為などは絶対にやめてくださいね。

また、通りには誰でも座れるベンチや、小さな公園もありますが、アルコールを飲んではいけません!日本では「お花見」という名目の元、お酒やお弁当を持ち込んでどんちゃん騒ぎが始まりますが、アメリカでは公共の場でアルコールを飲むのは法律で禁止されているので、みんなが純粋に桜を見て楽しんでいます。

地下鉄 and レンタサイクルで行く方法

車が無いという方は、ワシントンD.C.中心地と繋がっている地下鉄「Metro」とレンタサイクルで行く方法があります。

Metroは「Red Line」の「Bethesda」で降ります。そこから徒歩10分ほどの場所にある「Big Wheel Bikes」という自転車屋さんで自転車をレンタルできます。金額などはいろんなプランがあるのでホームページをご確認ください。自転車屋さんからKENWOODまでは10分かかりません。

なお、「Bethesda」からKENWOODまで歩くと30分ほどかかります。

Big Wheel Bikes
アメリカ / レンタサイクル・レンタカー
住所:6917 Arlington Rd, Bethesda, MD 20814 アメリカ合衆国地図で見る
Web:http://www.bigwheelbikes.com/

最後に・・・

20年ほど前はそんな有名な桜の名所ではなかったのですが、ここ近年はとにかくたくさんの観光客が訪れるようになりました。閑静な住宅街が観光地になって住民の皆さんは抵抗はないのかな…?と思うかもしれませんが、お庭がとても綺麗にしてあるのを見ると、そんな観光客も容認してしまうくらい、心の広い方たちが住んでいるんだろうな、とも思います。

ワシントンD.C.の桜も素敵ですが、ケンウッドも一見の価値はあります。とても立派な桜をぜひ楽しんでくださいね。

ケンウッド
アメリカ / 町・ストリート
住所:ケンウッド, アメリカ合衆国 〒20815 メリーランド州 ベセスダ地図で見る

アメリカの旅行予約はこちら

アメリカのパッケージツアーを探す

アメリカのホテルを探す

アメリカの航空券を探す

アメリカの現地アクティビティを探す

アメリカのWi-Fiレンタルを探す

アメリカのレンタカーを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※この記事は2019年2月23日に公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事

【アメリカ】LAに行ったらここ‼︎定番スポット13選‼︎

一度は行ってみたいアメリカ・ロサンゼルス(Los Angeles)、通称「LA」!地名は有名だけれども、実をいうとどんな観光スポットがあるかは良くわからない・・...

【アメリカ】誰でも訪問可能!アップル本社のApple Park Visitor Center

使いやすさとデザイン性を重視した製品に定評のあるアップル社。カリフォルニア州にある本社キャンパス(通称Apple Park)のビジターセンターも近未来的でありな...


【海外】女子ひとり旅におすすめ旅行先6か国と過ごし方!迷ったらココ!

女子一人でも安心・満喫できるおすすめの国(都市)をご紹介!気になる治安面を考慮し、街の可愛さはもちろんのこと、周りやすさや物価の安さ、食事のおいしさなどを総合し...

【ロサンゼルス空港】シーン別‼長時間トランジットのオススメの過ごし方

ロサンゼルス空港(通称:LAX)は、ターミナルが9つもあるメガ空港。そんなLAXは、国内線・国際線共に、乗り継ぎで利用する方が多いスポットです。方面によっては長...


NY・国連でしか買えないアスターチョコレート&雑貨土産7選!

国連本部内部にはギフトショップがあり、お土産が買えるのをご存知ですか?ニューヨーク土産として人気のアスターチョコレート(Astor Chocolate)の国連仕...

この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/makiko0213ha

シカゴに行ったらコレを食べよう!歴史と共にある4つの個性派グルメ

アメリカ本場でステーキといったらニューヨーク?いえいえ実は、アメリカ人の間では「肉といったらシカゴ!」と言われているそうです。その他にもシカゴには、シカゴピザや...

車で行こう!子連れで楽しもう!【ユニバーサル・スタジオ・ジャパン】

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下 USJ)に子連れで車で楽しく行きませんか?!子供用のたくさんの荷物も車ならラクラク♪ 駐車場情報や入場時の混雑具合、また...


グランドサークルを効率よく巡る!一生に一度は見たい6ヶ所の大自然

日本にはない地球規模の大自然を一度にたくさん楽しめるのが、アメリカ合衆国のユタ州、アリゾナ州、コロラド州、ニューメキシコ州の4州にまたがる【グランドサークル】と...

ワシントンDCは政治の街だけじゃない!【ナショナルモール】の魅力

ワシントンDCの街の光景は、日本でもニュースや映画などでよく目にするので、馴染みがあるかもしれません。しかし、1つ1つ実際に見ると、その威厳ある佇まいや規模の大...


【アメリカ】野生の動物を観るのも醍醐味!「イエローストーン国立公園」

“世界で一番最初にできた国立公園”としても有名で、日本でもよく耳にする「イエローストーン国立公園」は間欠泉やプールといった大自然も素晴らしいですが、そこで生きる...

トラベルライターアワード受賞結果発表トラベルライターインタビュー Vol.2 bluemoonさん

【トラベルライターインタビューVol.2】NY記事50本超え!人気記事を多数生み出しているbluemoonさんの執筆のコツとは?