初めて旅する県に行くと、何を食べたらいいか迷いますよね。この記事では初めての青森旅行(主に青森市、十和田市、弘前市、黒石市など地図上で見て青森の中央あたりに位置するエリア)でおすすめの食べ物を15種類ご紹介します。
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魚貝
【1】ヒメマス
十和田湖へ行ったら必ず食べたい魚です。昔、十和田湖には魚が生息していなかったのですが、当時鉱山に勤務していた和井内氏が養殖事業に乗り出したことをきっかけに、1905年くらいから「十和田湖ヒメマス」が定着しました。
身は柔らかく脂がたっぷりのっています。特にお刺身で食べると美味しいです。
【2】ニジマス
ヒメマスとよく似た名前で、見た目もそっくりな魚です。サケ科に属していて、身は薄ピンクオレンジです。
食感はヒメマスよりも弾力が強く感じられます。十和田湖観光をする際には、ニジマスとヒメマスの食べ比べをしてみるのも楽しい思い出になると思います。その際は「とちの茶屋」がおすすめです。
- とちの茶屋
- 青森 / 魚介・海鮮料理 / ランチ
- 住所:青森県十和田市大字奥瀬字十和田16十和田館地図で見る
- 電話:0176-75-2231
- Web:http://towadako.or.jp/enjoy/post249/
【3】青森ほたて
青森市と接している陸奥湾はホタテの生息に最適で、昔から好漁場として知られています。市内を歩いていると、ホタテ専門店がよく目に留まります。
味はクセがなく、引き締まった身がとても美味しいです。新鮮なホタテを食べられる機会は少ないと思いますので、ぜひお試し頂きたいです。
【4】イカのポンポン焼き
八戸市とその周辺の主に太平洋沿岸に伝わるイカを使った郷土料理です。イカ、ネギ、生姜、味噌等を炒めて作ります。
青森県特産のネギをふんだんに使います。内臓を抜いたイカの身にすべての具材を詰めて調理する方法が一般的のようです。
汁物
【5】せんべい汁
肉、魚、たっぷりの野菜などが入っただし汁に、お煎餅を添えて食べる郷土料理。お煎餅は小麦粉と塩で作られたシンプルなものです。見た目は南部せんべいに似ています。
お煎餅に味はほとんど付いていないので、ダシをよく吸うと旨味を感じられます。お土産屋さんや道の駅などでも、自宅で作れるせんべい汁用のお煎餅が販売されています。
【6】けの汁
大根、人参、山菜、凍り豆腐、油揚げなどをすべて細かく刻んで煮込んだ汁物です。味付けは味噌で行います。
一口サイズのダイス形にカットされたお野菜は食べやすく、ヘルシーです。定食屋さんで定食を注文すると、けの汁が付いてくることもあります。
【7】きりたんぽ鍋
つぶしたうるち米を棒に巻き付け焼き、それを取り外して鍋の具材として頂く郷土料理です。秋田県発祥ですが、青森県でも食します。
ご飯のつぶつぶした食感が楽しく、お餅に似ているようで異なる東北ならではの名物です。お宿のお食事で付いてくることも多いと思います。