チェコといえば、ビールの消費量が世界一で、美味しいビールがたくさんある国として有名。そんなチェコですが、「チェコ料理」と聞いても、パッと思いつくような料理はあまり多くはありません。今回はプラハでチェコ料理を気軽に楽しめる、セルフ形式のカフェテリアのようなレストラン「ハヴェルスカー・コルナ」をご紹介します。
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ハヴェルスカー・コルナとは?
ハヴェルスカー・コルナは、プラハの旧市街広場から歩いてすぐのところにある、セルフサービス形式のいわば「チェコ版大衆食堂」の1つ。
プラハのみならず、チェコ全土でおなじみの味を取り揃え、提供するメニューの数は毎日ちょっとずつ変わりますが最低でも40種はあるのだとか。日替わりのメニューも25種はあり、常連客が毎日来ても飽きないようにしているそうです。
もちろん、チェコビールもあります!毎日お昼にもなると地元の人で行列ができるのだそう。
注文してみよう!
お店に入ったら伝票をもらおう!
お店に入るとすぐに小さなカウンターがあり、そこに店員さんがいるので、「伝票」をもらいます。この伝票を持って、お店の中を周り、カウンターで注文するごとに何をオーダーしたか、というのをその伝票に書いてもらう形式です。トレーを持っていざ、出発!
カウンターでオーダーしよう!
店内は「前菜」「サラダ」「メイン」「ドリンク」など、食べ物の種類ごとにカウンターが分かれています。
どれもガラス越しに見られるので、指差しオーダーでOK!
また、メニュー表は英語併記があるので、ご安心を。
少々日本人には驚きなのが、入り口入って一番すぐにあったのが「前菜」や「スープ」のカウンターではなく、デザートのカウンターだったということ。(しかも写真があるので、ちょっと誘惑に負けそうになります…!)
さすが大衆食堂、安い!
今回は、チェコ料理で一番有名な「グーラッシュ」と呼ばれる煮込み料理をオーダー。95チェココルナ(約500円)です。これにビール(40チェココルナ/約210円)をつけ、サラダもセットに。
サラダは重さによって値段が違ってきますが、写真の量くらいだとこちらも約40コルネ(約210円)。1,000円もせずにこの量を食べることができます。
お会計は食べる前ではなく食べた後!
お会計の仕方も日本とは違うのですが、食べる前に払うのではなく、食べた後に出口で払うというのがチェコ流。よって、お料理をいただいて「デザートも食べちゃおう!」という場合は追加でオーダーすることも可能です。先ほどの伝票を持っていくのを忘れずに!
ちなみに、デザートも39チェココルナ(約205円)から。ついつい手を伸ばしてしまいそうですね。