東京一とも言われ、毎年大人気の目黒川沿いの桜。世代も国籍も超え、多くの花見客で賑わいます。今回は、川沿いのお花見と合わせて楽しめる場所、春に限らず真冬でも、お花見が楽しめる東京・中目黒の「郷さくら美術館」をご紹介します。
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目黒川沿いのお花見は大人気
目黒川の桜は、各種の見に行きたい桜の名所やお花見スポットランキングなどで常に上位に入ります。ここの桜は、目黒川沿い両側4kmにわたり、約800本のソメイヨシノが続き、大勢の花見客でにぎわいます。例年、3月下旬から開花し、4月上旬までお花見が楽しめます。
シーズン中、目黒川の天神橋から宝来橋までの約700メートルの区間は、日没~21:00までライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な風景が見られると人気です。
目黒川は新緑も素敵
目黒川沿いは、新緑の季節なども、お散歩に最適な場所です。川沿いには、おしゃれなショップやカフェも点在し、冬にはイルミネーションも楽しめるので季節を問わず楽しめるスポットです。
- 目黒川みんなのイルミネーション
- 恵比寿・代官山・中目黒 / イベント・祭り / 冬のおすすめ観光スポット
- 住所:〒141-0022 東京都品川区東五反田2丁目9−11地図で見る
- 電話:03-5330-7675
- Web:http://www.minna-no-illumi.com/
中目黒で立ち寄りたい郷さくら美術館
桜を見ると、どうしてこうも心震わせてしまうのでしょう。長い冬を越え、春の訪れを肌で感じられるところや、満開時の息をのむような美しさの中に、潔いまでに散りゆく儚さを秘めているからでしょうか。日本人がお花見をするようになったのは、平安時代とも奈良時代とも伝えられています。
最近では海外からの観光客が、お花見を目当てに来日することも珍しくなくなりました。国籍も超え、人々の心をとらえて離さない桜の魅力は、数々ありますが、桜の魅力をまた違った視点から楽しむことができる美術館が、今回ご紹介する郷さくら美術館です。外観はシックですが、館内は絵画の桜が満開という素敵な空間が広がります。
1年を通してお花見ができる場所
- 出典:satosakura.jp郷さくら美術館提供
満開の桜の作品だけを展示する「桜百景」は、全国の桜の名所や、名木を描いた作品を中心に展示されています。「本物より本物らしく描く」といわれる日本画家・中島千波氏や、花鳥画の名手として名高い齋藤満栄氏など、圧巻の絵画が並びます。
また例年、桜の開花時期と合わせて開催される郷さくら美術館主催の桜花賞展では、気鋭の現代日本画家たちによって描かれた桜の絵が、コンペティション形式で展示されます。これほどまでに、人の視点とは違うものかと感動してしまうほど、多種多様な桜の絵に新鮮な驚きを感じることでしょう。
- 出典:satosakura.jp郷さくら美術館提供
他にも、季節ごとに特別展が開催されますので、お出かけの際は公式HPをご確認ください。
郷さくら美術館の概要
アクセス
東急東横線、東京メトロ日比谷線 中目黒駅より徒歩5分
入館料
- 一般:800円
- 大学生・高校生:300円
- 中学生以下:無料
開館時間
10:00 ~ 17:00(最終入館17:30)
休館日
- 月曜日(祝日/振替休日の場合は翌日・又は直後の平日)
- 年末年始、展示替え期間
- 郷さくら美術館
- 恵比寿・代官山・中目黒 / 美術館
- 住所:東京都目黒区上目黒1-7-13地図で見る
- 電話:03-3496-1771
- Web:https://www.satosakura.jp/