エストニア・タリンの人気観光地「タリン旧市街地」。世界遺産に登録されている、中世の面影が残る美しい街です。そんなタリン旧市街地のおすすめ観光スポットをご紹介!ヘルシンキからのアクセスも良く、フィンランドからの小旅行にもぴったりですよ。
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タリン旧市街地について
今でも美しい中世の面影が残る、タリン旧市街地。1997年に、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。エストニアは1991年までソ連の領土だったため、タリン旧市街地の建物にもロシアの面影を見ることができます。
タリン旧市街地は街の規模が小さいため、ほとんどのスポットは歩いてまわることができ、観光しやすいのも嬉しい。見どころがたくさんある中で、今回はヨーロッパらしい建物・風景を楽しめる、5つのおすすめ名所をご紹介します。
1.ふとっちょマルガレータ
旧市街の入り口に建つ、ユニークな形の建物。「ふとっちょマルガレータ」という親しみやすい名前がついていますが、昔は城塞・牢獄として使われていました。その牢獄で食事を作っていたのがマルガレータというおかみさんで、囚人たちからも慕われていたんだそう。
現在は海洋博物館になっていて、見学することができます。愛称の通り、ぽっちゃりとした佇まいが愛らしいですね。
- ふとっちょマルガレータ(海洋博物館)
- エストニア / 建造物
- 住所:Pikk 70, Tallinn Estonia地図で見る
- 電話:641−1408
- Web:http://meremuuseum.ee/
2.アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
エストニアがロシア帝国の一部であった時代に建てられた、ロシア正教会です。エストニアはロシアの隣に位置しており、かつて帝政ロシアの支配を受けていました。
この大聖堂は、旧市街地の南にあるトームペア丘に建っており、柔らかいタリンの街並みの中で独特の存在感を放っています。中での写真撮影がNGなのですが、内装がまた豪華で息をのむほど美しいのです。
- アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
- エストニア / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Lossi plats 10, Tallinn 10130地図で見る
3.トームペア城
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の向かい側にある、淡いピンク色がかわいらしい建物。デンマークの軍隊によって建てられたお城ですが、その後支配者が変わる度に改築されました。現在は国会議事堂として使われています。
- トームペア城(国会議事堂)
- エストニア / 建造物 / 城・宮殿
- 住所:Lossi plats 1a, Tallinn Estonia地図で見る
4.市庁舎広場
「ラエコヤ広場」とも呼ばれる市民の憩いの場で、タリンの街の中心にあります。かわいらしい建物に囲まれていて、街ののんびりした雰囲気を味わうことができます。
広場の隅では、小さな屋台のようなお店がやっていることも。
- 市庁舎広場/ラエコヤ広場
- エストニア / 観光名所
- 住所:Raekoja plats 1, Tallinn Estonia地図で見る
5.コフトゥ通り展望台
旧市街地内は石畳の坂道が多いのですが、コフトゥ通り展望台は更に坂を上ったところにあります。たくさん歩くので少し疲れてしまいそうですが、この景色を見たらそんな疲れも忘れてしまうような、茶色い屋根が愛らしい、絵葉書のような景色が目の前に広がっています。
遠くには、少し近代的な街が垣間見えるのも印象的。タリンには、このコフトゥ通り展望台の他にも、パックトリ展望台やオレフ教会など、美しい街を見渡せるポイントがあります。ぜひそれぞれを堪能してみて。
- コフトウッツァ展望台
- エストニア / 展望・景観
- 住所:Kohtu Tallin, Tallin Estonia地図で見る
- Web:https://www.visittallinn.ee/eng/visitor/see-do/sig...
おわりに
タリンは英語が通じる上に比較的治安がよく、フィンランドの首都・ヘルシンキからフェリーで約2時間というアクセスなので、フィンランドからの小旅行にもおすすめ。
ヨーロッパ周遊旅行に、フィンランドからの日帰り旅行に、タリン旧市街地の観光を取り入れてみてはいかがでしょうか。