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5位:弁天沼
なんとも美しいスカイブルーが印象的な沼が「弁天沼」です。五色沼のなかで2番目の大きさを誇るこの沼は、日光をよく反射し、美しく光り輝いています。晴れた日には、遠く吾妻の山並みまで望むことができる、絶景スポットとしても知られています。また沼の周辺にはベンチが設置されているので、休憩がてら訪れるのもおすすめです。
6位:青沼
「青沼」は五色沼のなかで最も小さな沼ですが、沼の水底に緑のウカミカマゴケが繁っていることにより、最も青白色が光る沼と言われています。エメラルドグリーンともコバルトブルーとも言える、美しい色合いが人気の景観地です。
7位:赤沼
五色沼の一つ「赤沼」。他の沼と違って酸性が強く、錆色(赤色)がかった色合いだったことから「赤沼」と名付けられましたが、地震等の地殻変動の影響を受け、赤沼に流れ込む水系にアルカリ性の水が混じるようになり、ゆっくりと淡い緑色へと変化してきているそうです。緑色の沼の周囲を酸化鉄が付着した錆色の藻が縁どるという、少し不思議な景観を楽しむことができます。
8位:瑠璃沼
「瑠璃沼」は、五色沼のなかで最も神秘的と言われている沼です。沼にある成分珪酸アルミニウムとウカミカマゴケが影響して、美しい瑠璃色を生み出していると推測されています。水の透明度も、摩周湖並みの21mという素晴らしさ。沼の近くには写真撮影に適した木のステージが設置してあり、背景に磐梯山を望む、美しい景色を楽しむことができます。
9位:雄国沼
「雄国沼」は、福島県の裏磐梯にある湖沼です。猫魔山の火口跡にできた磐梯高原で最も古い湖沼で、沼のほとりにはミズバショウやニッコウキスゲ、ヒオウギアヤメなどの大群落が広がっていることから、「雄国沼湿原植物群落」として国の天然記念物にも指定されています。
湿原にある植物の数は280種にも及び、ニッコウキスゲや山肌のレンゲツツジが見事。花のベストシーズンとされる例年6月〜7月は、多くのハイキング客で賑わいます。
10位:柳沼
五色沼の一つ「柳沼」は、裏磐梯高原駅からすぐの所にある沼です。色鮮やかな鯉が生息していて、散策路からもみることができます。柳沼は紅葉の名所としても知られており、秋になるとカエデやウルシの赤が美しく沼を彩ります。
11位:小野川湖
「小野川湖」は日本百名水の一つである小野川の湧水が流れ込む湖です。周囲約10kmで、野鳥の飛来地としても知られています。湖周辺には小高い丘があり、日の出鑑賞スポットとして人気です。南岸の道路にはカラマツ林が広がり、秋になると黄金色に輝くカラマツと紺碧の湖が美しい景観を生み出しています。
12位:銅沼
五色沼の色の原点の一つと言われている「銅沼(あかぬま)」。磐梯山の北、裏磐梯側にある沼で、1888年の噴火によって形成された、標高1,120mにある火口湖です。湖底に沈む泥が水酸化鉄を含んで赤く見えることから、沼全体が赤い色に見えるそうです。NHKの番組『ブラタモリ』で銅沼が取り上げられたことから、こちらの沼を目指す登山ガイドツアーが人気となっています。
※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2019年10月時点)を元に算出しています。