五色沼や猪苗代湖、桧原湖などをはじめとする福島県の湖沼の中で、トリップノートの4万7千人の旅行好きトラベラー会員(2019年10月現在)が実際に行っている福島の湖沼ランキングをご紹介します!
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1位:五色沼
- 出典:tripnote.jp
天候や季節、見る角度によって、エメラルドグリーンやコバルトブルーへと色が変わる魅惑の「五色沼」。といってもひとつの沼ではなく、正式には「五色沼湖沼群」といい、毘沙門沼、みどろ沼、弁天沼、瑠璃沼、青沼、赤沼などいくつかの沼で構成されています。
それぞれの沼の間は「五色沼自然探勝路」という散策路が整備され、約3.6km・片道約80分ほどで沼めぐりが楽しめます。
- 五色沼
- 福島 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / パワースポット / インスタ映え / ツーリング
- 住所:福島県北塩原村五色沼地図で見る
- Web:https://www.urabandai-inf.com/?page_id=141
2位:猪苗代湖
- 出典:tripnote.jp青松浜に飛来する白鳥と磐梯山
福島県のほぼ中央に位置する、日本で4番目の大きさを誇る湖。面積は103.3平方km、深さは93.5mあります。別名を「天鏡湖」ともよばれる、美しい鏡のような湖面で、湖上から磐梯高原を楽しめる遊覧船が人気です。遊覧船は、亀の形をした「かめ丸」と白鳥の形をした「はくちょう丸」のユニークなふたつの船が運行しています。
また冬には芸術的なしぶき氷の絶景と、遠くシベリアから飛来した、たくさんの白鳥に出会えることでも知られます。
- 猪苗代湖
- 福島 / 自然・景勝地 / 観光名所 / パワースポット / 白鳥飛来地 / ツーリング
- 住所:猪苗代湖地図で見る
- Web:http://www.bandaisan.or.jp/
3位:毘沙門沼
「五色沼」のなかで最も大きな沼が「毘沙門沼」です。背景に荒々しい磐梯山の火口壁を望め、裏磐梯エリアを代表する景色を見ることができます。沼ではボートに乗ることもでき、水面から美しい景色を楽しむ観光客の方も多いです。
また、毘沙門沼には「幸せを招く鯉」が生息しています。お腹の部分に可愛らしいハートマークがある鯉で、その鯉を見た人には幸せが訪れるのだとか。また、この鯉に出会うと恋が成就するという伝説もあるそうです。ハートの鯉を探して、写真に収めてみてくださいね。
- 毘沙門沼
- 福島 / 自然・景勝地 / 女子旅 / ハイキング
- 住所:福島県耶麻郡北塩原村桧原 毘沙門沼 地図で見る
- 電話:(0241)32-2349(裏磐梯観光協会)
- Web:https://aizumonogatari.com/tour/6654.html
4位:桧原湖
「桧原湖」は裏磐梯に位置する、磐梯山の噴火によって生まれた湖です。南北18km、東西1kmの細長い形をしています。周囲約37km、最大水深約31mの湖では、遊覧船に乗って磐梯高原の風景を眺めることができるほか、四季を通してキャンプや釣り等のアウトドアを楽しむことができます。
5位:弁天沼
なんとも美しいスカイブルーが印象的な沼が「弁天沼」です。五色沼のなかで2番目の大きさを誇るこの沼は、日光をよく反射し、美しく光り輝いています。晴れた日には、遠く吾妻の山並みまで望むことができる、絶景スポットとしても知られています。また沼の周辺にはベンチが設置されているので、休憩がてら訪れるのもおすすめです。
6位:青沼
「青沼」は五色沼のなかで最も小さな沼ですが、沼の水底に緑のウカミカマゴケが繁っていることにより、最も青白色が光る沼と言われています。エメラルドグリーンともコバルトブルーとも言える、美しい色合いが人気の景観地です。
7位:赤沼
五色沼の一つ「赤沼」。他の沼と違って酸性が強く、錆色(赤色)がかった色合いだったことから「赤沼」と名付けられましたが、地震等の地殻変動の影響を受け、赤沼に流れ込む水系にアルカリ性の水が混じるようになり、ゆっくりと淡い緑色へと変化してきているそうです。緑色の沼の周囲を酸化鉄が付着した錆色の藻が縁どるという、少し不思議な景観を楽しむことができます。
8位:瑠璃沼
「瑠璃沼」は、五色沼のなかで最も神秘的と言われている沼です。沼にある成分珪酸アルミニウムとウカミカマゴケが影響して、美しい瑠璃色を生み出していると推測されています。水の透明度も、摩周湖並みの21mという素晴らしさ。沼の近くには写真撮影に適した木のステージが設置してあり、背景に磐梯山を望む、美しい景色を楽しむことができます。
9位:雄国沼
「雄国沼」は、福島県の裏磐梯にある湖沼です。猫魔山の火口跡にできた磐梯高原で最も古い湖沼で、沼のほとりにはミズバショウやニッコウキスゲ、ヒオウギアヤメなどの大群落が広がっていることから、「雄国沼湿原植物群落」として国の天然記念物にも指定されています。
湿原にある植物の数は280種にも及び、ニッコウキスゲや山肌のレンゲツツジが見事。花のベストシーズンとされる例年6月〜7月は、多くのハイキング客で賑わいます。
10位:柳沼
五色沼の一つ「柳沼」は、裏磐梯高原駅からすぐの所にある沼です。色鮮やかな鯉が生息していて、散策路からもみることができます。柳沼は紅葉の名所としても知られており、秋になるとカエデやウルシの赤が美しく沼を彩ります。
11位:小野川湖
「小野川湖」は日本百名水の一つである小野川の湧水が流れ込む湖です。周囲約10kmで、野鳥の飛来地としても知られています。湖周辺には小高い丘があり、日の出鑑賞スポットとして人気です。南岸の道路にはカラマツ林が広がり、秋になると黄金色に輝くカラマツと紺碧の湖が美しい景観を生み出しています。
12位:銅沼
五色沼の色の原点の一つと言われている「銅沼(あかぬま)」。磐梯山の北、裏磐梯側にある沼で、1888年の噴火によって形成された、標高1,120mにある火口湖です。湖底に沈む泥が水酸化鉄を含んで赤く見えることから、沼全体が赤い色に見えるそうです。NHKの番組『ブラタモリ』で銅沼が取り上げられたことから、こちらの沼を目指す登山ガイドツアーが人気となっています。
※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2019年10月時点)を元に算出しています。