
千葉県・房総半島にある花と動物のテーマパーク「マザー牧場」。1年中いつ訪れても、四季折々の草花と可愛い動物たちのふれあいが待っていますが、実はおすすめの季節は春。どこまでも続く菜の花畑で春の香りを感じたり、生まれたての赤ちゃん羊に癒されたりと、1年のうちでも春だけに楽しめるイベントが目白押しです。もちろん、春の味覚も楽しめますよ。
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春旅におすすめ「マザー牧場」
マザー牧場は、250ヘクタールという緑あふれる広大な土地に、美しい草花、可愛い動物たちが生息する観光牧場。乳牛の乳しぼり体験や、羊の放牧など1年中楽しめるイベントが盛りだくさんですが、なんといってもベストシーズンは春!
毎年2月上旬から5月下旬までは「春フェス」と題し、春限定の様々なイベントが開催されています。今回はマザー牧場で「春限定」で出会える風景や動物、フードなどのおすすめを5つご紹介しましょう。
【1】春を感じる、美しい菜の花畑
大斜面に咲き乱れる350万本もの菜の花は、春のマザー牧場いちばんの見どころ。
畑の中には小道やベンチが整備されているので、柔らかな春の日差しを感じながら、ゆっくり散策できます。菜の花の甘い香りがほんのり漂い、心がほぐされていくのがわかるでしょう。
見渡す限り菜の花で黄色く染まる斜面は、絶好のフォトスポット。菜の花に囲まれる人物写真を撮ったり、青空とのコントラスト、3月中は梅との共演も楽しめます。
【2】キュートすぎて悶絶!生まれたての子羊
春のマザー牧場では、2月~3月に生まれた子羊を間近に見学できます。ふわふわの毛を揺らしながら「メェ~」と可愛い声で鳴き、おかあさん羊のおっぱいをねだる姿にメロメロ。いつまででも見ていられますよ。
4月までは小屋にいるあかちゃん羊も、5月になるとお母さんと一緒に放牧場に出ます。さらに6月からは子羊だけで放牧されるので、そちらも注目。
また「ふれあい写真館」では、あかちゃん羊と無料で写真が撮れるんです。ふわふわの子羊をなでて癒されたり、持参のカメラで写真を撮ってもらえば、旅の記念になること間違いなし!(2017年は2月25日~4月23日の期間限定)
【3】花より団子派?春の味覚狩り
マザー牧場内のビニールハウスでは、春の味覚「いちご」と「フルーツトマト」の収穫が体験できます。どちらも食べ放題ではなく、獲ったグラムごとの料金制なので、お土産として持ち帰ることも。
いちご
「立体型7段式水耕栽培」といって、壁にほぼ垂直にいちごが実っているので、こどもも大人も収穫が楽なのがポイント。いちごの種類は「紅ほっぺ」や「とちおとめ」で、その時の生育状況によって収穫できる種類が異なります。
練乳も用意されているので、収穫後その場で食べてもOK。陽をたくさん浴びたいちごは、とっても甘くて、ついついお土産用の分まで食べてしまいそうに。
いちごの生育状況によって午前中で収穫受付をストップすることも多いので、必ず体験したい方は午前中に向かうのがおすすめ。5月下旬までの期間限定です。
フルーツトマト
マザー牧場のフルーツトマトは、とにかく品種が多い!赤や黄色の品種「アイコ」はもちろん、日によってオレンジ色の「ピッコラカナリア」、黒色の「トスカーナバイオレット」などにも出会えます。
品種ごとに張り巡らされているトマトの枝から色づきの良いものを選び、ハサミで根元を切って収穫。
お味は「フルーツトマト」というだけあって、とっても甘くてみずみずしい!トマト嫌いの方にこそチャレンジしてほしい、美味しいトマトです。こちらも5月下旬まで。